メールの返信内容を提案してくれるChromeの拡張機能「EasyEmail」
- カテゴリー:
- TOOL

増え続ける受信メールに返信するのに少し手助けがほしい場合、メールの内容に沿った返信を自動で生成してくれるEasyEmailがおすすめです。
今のところ、EasyEmailはGmailにのみ対応しています(Outlookには今年の後半に対応します)。EasyEmailを使うには、インストールして、受信トレイのメールを「読む」許可をしましょう。
すると、あなたのメールの書き方を学習して、返信内容を提案してくれます。EasyEmailが自分のメールを読んで学習するのが気になる人は、暗号化したメールのデータを「Amazon Web Servers」に保管し、そこから抜き出して学習させることもできます。
Googleの「Smart Reply」機能はどうなのか?
Googleの「Smart Reply」機能が、iOSとAndroidのアプリや、Googleの受信トレイを使っている時しか使えないのに対して、EasyEmailの一番の利点は、ブラウザ上で返信を書いてくれるところでしょう。
EasyEmailは、文章を書き始めると、以前入力したものを元にこれから入力するであろうものをポップアップで提案をしてくれるので、予測変換機能に似ています(だからEasyEmailはメールの返信を読んで学習する訳です)。実際に使ってみたところ、「What」と入力し始めたら、その後で私が言いたいことを正確に予測しました。
また、EasyEmailが提案する返信は、Googleの「Smart Reply」機能よりも長く、内容も変化に富んでいます。EasyEmailのリストを編集して、自分がよく使う返信を入れたり、まったく使わない返信を除外したりすることもできます。
プラスのアイコンをクリックするだけで、提案する文章を追加することができ、よくある返信集をつくることもできます。この機能のお陰で、EasyEmailは単語登録ツールのようにもなり、予めよく使う文章や挨拶などを保存することができます。
受信トレイで提案された返信を消したい場合は、提案された文章の横にある「×」をクリックするだけです。
※EasyEmailは、現在英語のみに対応しています。
Image: Orkan Alat/Flickr
Source: EasyEmail
Patrick Lucas Austin - Lifehacker US[原文]
訳:的野裕子