GitLab、CI/CD機能にGitHubやBitBucketなど外部のリポジトリが設定可能に。GitLab 10.6リリース
ソースコード管理ツールのGitLabは、新バージョンとして公開された「GitLab 10.6」で、CI/CD機能(継続的インテグレーション/継続的デリバリ機能)と連係するソースコードリポジトリとしてGitHubやBitBucketなど、GitLab以外のGitリポジトリを設定可能となる新機能を含む「GitLab 10.6」を発表しました。
GitLabはソースコードリポジトリの機能に加えて、ソースコードが変更されたタイミングで自動的にテスト、ビルド、デプロイを実行するCI/CD機能を搭載しています。
これまでこのCI/CD機能はGitLabのソースコードリポジトリにのみ連係するようになっていましたが、新バージョンのGitLab 10.6からはGitHub.comやオンプレミスのGitHub Enterprise、BitBucketなど、Git互換のソースコードリポジトリにも対応することが発表されました。
このCI/CD機能のGitHub対応は、GitLabとGitHubの双方向ミラーリング、コードの変更に対するWebhookの即時対応、CI/CD状態のGitHubへの即時反映などから構成されています。
GitLab CD/CD for GitHubの機能は、GitLab.comのユーザーには来年3月までの1年間無料で提供され、その後は有償サービスになる予定とのことです。
カテゴリ DevOps / アジャイル開発
タグ DevOps , GitLab
あわせてお読みください
- 「Jenkins X」発表。Git/Docker/Kubernetesに特化したことでCI/CD環境の構築運用を自動化
- Java 10が本日付で正式リリース。ローカル変数の型推論、ガベージコレクタが入れ替え可能、不揮発性メモリ対応など。Java 9は早くもサポート期間終了
- Stack Overflowが2018年の調査結果を発表。一番使われている言語はJavaScript、一番好きな言語はRustに
- Google Cloud上のサービスををDDoS攻撃から守る新機能「Cloud Armor」公開。XSSやSQLインジェクションも防御可能
- ネットワークスイッチをプログラマブルでgRPC対応にする「Stratum」をONFが発表。ホワイトボックススイッチのリファレンス実装に、Googleがオープンソース提供
前の記事
飲食領域でのテクノロジーによる革新(Food Tech Start-Ups) −AIIT起業塾#11−[PR]