復職して思ったことですが、中途で入ってくる銀行業界出身者が多いなという印象がありました。
僕の印象としては、銀行業界はメババンクを中心に、安定していて高給料というイメージでした。
そんな中、実は昨日、中途(銀行業界出身者)の方とお昼一緒にさせて頂くことになり、今の銀行業界のお話を聞き、思うことをまとめてみました。
今やっていることを将来もやるのかと考えた時、機械化(AI化も含む)によって私達の役割はかなり変わってくるだろうと思った。業界的にも、年功序列が当たり前で、対して能力の無いのに役職がついている上司にはなりたくないと思っていた。入社したてよりも、機械化が社内でも進み、私達の仕事も少しづつ楽になっていったけど、やりがいが感じなくなり、機械と同じ仕事をしていた自分が嫌になった。安定していて給料はそれなり良かった。もっと機械がしないような人間らしい仕事をしたい。と考え決断した。 中途入社者Kさん
就活の時は銀行は人気で、こぞって応募していた学生が多かった印象です。
僕の友達もメガバンクに入社していたりと喜んでいました。いま彼女らはこの状況にどう思っているのでしょうか。。。SNSでは結構はちゃけてクラブにいってきた等の投稿をしていました笑 元気みたいです笑。
また2019年の転職も始まり、メガバンクを中心に就活生から大きな支持を集めています。大手に入りたい。有名なところがいい。給料が良いところで働きたいという気持ちが強いのでしょうか。
みずほフィナンシャルグループ(FG)は1万9000人、
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は9500人、
三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)は4000人――。
3メガバンクは2017年末、相次いで人員や業務量の削減目標をまとめた。3社合計で3万2500人の大リストラである。この数字が新聞を賑わし、銀行業界が「構造不況業種」に転落したことを告げていた。
あまりいい話じゃないですよね。労働不足といわれる時代にこんだけリストラを進める業界もあまりないじゃないでしょうか。何故か考えてみます。
①「マイナス金利」説
最も多い分析は、日銀によるマイナス金利政策の長期化や人口減などで、国内の銀行業務が構造不況の色合いが濃くなってきたことが引き金になっているという視点。
②AI変革」説
もう1つが、AIやフィンテックと呼ばれる金融技術の進化によって、銀行業務そのものが消滅しつつあるという説。特に資金決済など、従来、銀行が担ってきた業務が急速に新しい仕組みに置き換わりつつあることが、大きな影響を生んでいるというものです。
③「仮想通貨」説
3つの目の視点が、ブロックチェーン技術を使ったビットコインなどの仮想通貨の進展。これが広がれば、伝統的な銀行は致命的なダメージを受けることになります。
結構銀行も苦しい状況ですね。3C・4P・5Fを書き出してみたら、結構いいイメージが沸かないです。これからどのような日本社会になるかは以前記事にしました。こちらはいろんな方にシェア頂いた記事です。
これらの変化が起こるときに、「どのような人材であれば活躍できるのか」を自分なりの視点で想像してみることです。有識者の方たちが言っている話は1つの答えであって正解では無いと思います。個々が考える社会と自分のあり方について考える時なのかも知れません。
僕も考えています。一緒に考えましょう!