『三ツ星カラーズ』の結衣ちゃんを見習って、タンポポを食べてみる。


 みなさま、こんにちは。
 お勤め品で購入したもやし(19円)の消費期限が6日間過ぎていることに気がついて、


 がさがさ……(袋を開ける音)

 

 ごそごそ……(もやしを手に取る音)

 

 くんくん……(もやしの匂いを確認する音)

 

 

 ………………………。

 

 

 行けるッ!!

 


 そんなヒダマルです。

※自分用のチャーハンに使いました。家族にはこんなもん出しませんよっ!?

 

 

結衣ちゃんのリーダーシップ。

 妄執的なまでの書き込みを見せる背景により、上野ブームを(ヒダマルの中に)巻き起こしたアニメ『三ツ星カラーズ』
 三人の女子小学生が「カラーズ」として活動し、上野の平和を守る様子が描かれております。


 その第六話「弱点さがし会ぎ」の中で、三人は、公園の雑草、どれが食べれるか確かめ作戦を決行しました。「食べられる野草」の本を片手に、公園内の食べられる雑草を探したのです。

 

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 しかして。
 タンポポを発見し、お鍋で煮たまでは良いものの、そのビジュアルと匂いにかなり引くことになります。

 メンバーの一人・さっちゃんは「じゃんけんで負けた人が食べよう……」と提案しましたが、リーダーの結衣ちゃんは、

 

「もう罰ゲームになってるじゃん……。たくさんある雑草の中でも、食べれるのは少しなんだよ? くさいけど、きっとおいしいよ!」

『三ツ星カラーズ』 第六話「弱点さがし会ぎ」 - ヒダマルのアニメ日記。

 

 と、初志貫徹の道を選び取ったのでした。

 

 てなわけで、ヒダマルはこう考えました。

「よし、食べよう」

「結衣ちゃんのリーダーシップと、カラーズのチャレンジ精神を見習って、タンポポを食べよう」


 こいつが頑張るべき課題はぜったい他にあるはずですが、本人も感付いてはいるので大目に見てやってください。

 

 

 

タンポポ狩り。 

 さて、昨夜の記事でも言及した公園にやってきました。

 

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 昼に撮ったら、こんなに綺麗。桜っていいですね。

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 しかし今日の狙いは桜ではないので、ヒダマルは下を見て歩きます。タンポポはいねぇがー。


 おお、いっぱいある。採り放題です。

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 白いタンポポが多いですね。まぁ黄色と大差はないと思うので、採っちゃいましょう。ぶちぶち。

 


 やっぱり黄色も欲しいので、探すことしばし。

 ありました。ぶちっ。

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調理してみる。

 じゃ~ん。
 収穫の結果です。

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 ……ええ。

 言いたいことは分かります。分かりますとも。

 ヒダマルもね、ここらで現実と向き合いましたよね。


「これ、食うの?」


 って。

 

 

 ……………………………………………………………。

 


 いやいやいやっ、初志貫徹だっ!
 ヒダマルも結衣ちゃんみたいなリーダーシップを手に入れるんだっ!

 

 

 

 という訳で、アニメでやっていた調理法を再現してみました。
 レシピは、こちら。

1、洗う。
2、煮る。

 縄文時代でももうちょっと工夫した料理してましたよね、たぶん。

 

 そんな、石器時代レベルの一品が、こちら。

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 お湯の中に、タンポポたちが浮いています。

 ええ、浮いています。

 

 ……じゃんけんで負けた人が食べません?

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実・食!!

 逃げちゃダメだ。

 逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ……ッ!


 食べますッ!

 ヒダマルが食べますッ!!


 ぱくっ!

 

 

 ………もぐ。

 

 

 


 ん?

 

 

 


 ……もぐ、もぐ。

 

 

 

 お?

 これ、意外といけ

 

 にっっっがッ!!??

 


 めっっちゃ苦いッ!?

 いや、苦いというより、これは……、えぐいッ!?


 うへぇぁー……。

「えー」ってしたいいぃぃ……。

 

 

足掻いてみる。

 ……ッ、

 想像以上の不味さだった……。
 なんとなく「春菊」みたいな風味を想像してたんですけど、見通しが甘かったみたいです。そりゃカラーズのテンションも下がる。

 やっぱ、何の味付けもしないとこうなるか……!


 しかぁしッ!!


 カラーズの三人が犯した過ちは、ずばり「そのまま食べた」ことにあるっ!


 ヒダマルはその点、大人ですからね。物事には色々とアプローチの方法がある事を知っています。

 この場合は、コレだ。

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 ポン酢ッ!!

 ザ・お鍋の友。茹でた野菜との相性は抜群ですよ……!
 コイツなら、タンポポの苦えぐい風味を打ち消してくれるに違いありません。百人力ですとも、ええ。

 

 

 では、再び実食。

 今度はポン酢に浸して、ぱくっ。

 

 もぐ、

 

 まっずいッ!!!!

 

 即まずいッ!!

 全然中和してくれてないッ!!

 仕事しろよポン酢ッ!?
(グサァッ)←ヒダマルの心にブーメランが刺さった音

 

 

 

続・足掻いてみる。

 和はダメだ。

 タンポポは洋食向きの食材なんだ、きっとそうだ。

 ということで、こちら。

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 あらまぁ、かわいらしい。

 彩はまずまずになりましたね。ナポリタンのつもりだったんですけど、ケチャップが少なかったかな。この後もうちょっと足しました。

 


 このナポリタンもどきなら(くるくる)、ちょっとはマシになってるにちがいな(ぱくっ)

 


 うん、まっずい…………

 

 苦いよぉ、えぐいよぉ…………

 

 

 

まとめ。

 結論:想像してた以上の不味さでした。

 こう、肩甲骨の辺りから首筋にかけてゾワゾワッてなるレベルの不味さ。

 普段我々が食べているお野菜がどんだけ美味しいか痛感できますよ。農家さんに感謝です。もうトマトが嫌いとか言いません。ごめんなさい。

 特に、花の付け根の、「がく」? って呼ぶんでしたっけ、あの部分が激マズです。

 

 ニンジンやピーマンが苦手って人も「ふん、タンポポに比べれば貴様など……」ってなること請け合いですよ。そのくらいの修行。

 

 

 あ、そうだ。
 もしも「こうしたら美味しく食べられるかもよ?」というアイデアがあったりすれば、よければ教えてください。

 お金とテクニックが許す限りは実行したいと思いますので。

 

 あ、それと。
 今回のヒダマルの行為は、完全に自己責任です。
 同じく、この記事を読んだり、『三ツ星カラーズ』を観てタンポポを食べようと思った方も、自己責任でお願いします。(いないと思いますが)

「タンポポ食べて体調崩した! おのれヒダマル、どうしてくれる!」ってなっても困りますので……

 

 あー、まずかった。

 ごちそうさまでした。