ノーベル化学賞・根岸さん「寒がって混乱した様子」
ノーベル化学賞・根岸さん「寒がって混乱した様子」
3 Lines Summary
- ・中西部イリノイ州の路上で警察が保護。妻は死亡
- ・根岸さんは『とても寒い』と言っていた
- ・保護した男性は、根岸さんを自分の車に乗せて体を温め、落ち着くのを待った
ノーベル化学賞を受賞した、アメリカ・パデュー大学特別教授の根岸英一さんが13日早朝、中西部イリノイ州の路上で警察に保護され、根岸さんの妻が死亡しているのが見つかった。
警察が周辺を調べたところ、根岸さんの車の車輪が溝にはまった状態で見つかり、近くでは妻のすみれさんの遺体が発見された。
根岸さんの車が見つかった現場の周囲は、街灯が少なく、真っ暗で、民家は周りにほとんど見当たらなかった。
根岸さんを保護した男性によると、根岸さんは、『とても寒い』と言っていたという。
体を温め、落ち着くのを待った
この男性は、根岸さんを自分の車に乗せて体を温め、根岸さんが落ち着くのを待って、その後、幹線道路から外れたゴミ埋め立て地で車とすみれさんを見つけたという。
根岸さんは、道で歩いているところを発見されたが、妻・すみれさんと車は、そこからおよそ600メートル離れたゴミ埋め立て地の敷地内で見つかったという。
警察は、根岸夫妻がどのような経緯でここに入ったのか、くわしい経緯を調べている。