好評です!
ほぼ日のアプリあります。

logo_1101

2018-03-24

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・ブイヨンのことで、たくさんのお花やお菓子やことば、
 いただいてしまって、たくさん感謝しています。
 みんなの送ってくれたことばや写真を見ていて、
 どんどん時間が経っているのに気づきます。

・一日経って、二日経って、
 変わったことと変わらないことがあるのでしょうね。
 じぶんには、まだよくわかりません。
 家のなかを歩くとき、無意識に、
 足元に寄ってくるブイヨンを踏んだりしないように、
 気をつけて歩いていることに気づきます。
 あと、ヨーグルトを食べるとき、気づかれないように、
 そっと容器に入れ、そっとはちみつをかけたりしてます。
 これは、まだ、しばらく続きそうです。

・一晩だけ、家に「ご遺体」を安置していたのですが、
 こころのどこかで「ずっといてもいいんだけどな」
 ということを思っていました。
 幽霊で現れるものなら、ぜひお願いしたい気持ちです。
 絶対に仲よく遊べるはずです、前よりも元気そうに。

・2015年9月22日の『気まぐれカメら』。
 犬は、もう「猟犬」も引退したので、
 仕事というものがありません。
 だから、家族を見守ったり、家族に安らぎをあたえたり、
 わりとぼんやりしたことをしてます。
 これは、なかなかいいものです。
 <『ブイヨンの気持ち(実感)』より>
 その後、テレビのなかのどうぶつに吠えるという
 「まちがった番犬」の仕事も引退していました。

・ぼくも、これまで、いろんなことばをいただきましたが、
 こんなにたくさん「ありがとう」を言われたことは、
 なかったと思います。
 ブイヨンは、すごいやつです、ぼくはうれしいです。 

・ブイヨンの行ったところには、ぼくの好きな人や、
 たくさんの先輩どうぶつがいるらしいんです。
 だからたのしそうで、みんな行っちゃうのかと思うと、
 つい、おれも、とか言いそうになって苦笑します。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
こころのダメージのはずなのに、からだのほうがつらいね。


ここ1週間のほぼ日を見る コンテンツ一覧を見る