リモートワーカーが、旅行中でも仕事を効率的にこなす方法
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在宅ワーク(リモートワーク)の一番の利点は、実際に「在宅」でなくてもできるところです。カフェでも、近所のバーでも、大陸の反対側にいても仕事ができます。
先週水曜にニューヨークからここカリフォルニアに飛んできた私は、太陽を浴びてリラックスしながら仕事もする、という2週間のゆる旅の最中です。インターネットというすばらしいものがあるおかげで、そして綿密な計画と、少しばかりの意志力によって、休暇を楽しみながら、ライティングの仕事を普段通りにこなすことができています。
日常の生活リズムを(だいたい)維持する
休暇中くらい「夜更かしする」「朝寝坊する」「好きなだけ知らない土地を探検する」「ビーチでのんびりする」など、いつもの生活スケジュールから抜け出したいですよね。でも、旅行の最中も仕事を続けて収入を止めないようにしているのなら、その部分をちょっと我慢し、旅先でも、在宅ワーカーに必要な自己管理術を実践する必要があります。
そのコツの1つは、家にいるときとほぼ同じ生活リズムを維持することです。普段の生活で、朝起きたらまず仕事という人は、休暇中もそうするのです。私はここへ来てからも、毎朝起きたら数時間を執筆に費やし、外出やビデオゲームをする時間を、ハイキングや観光に充てています。
行く場所やすることがもっと多い旅ならば、仕事の量を減らし、大事な仕事だけに絞る必要があるでしょう。1月にフロリダの家族を訪ねたときはそうでした。朝のルーティンは削りましたが、いくつかの大事な仕事をやり遂げる時間だけは確保するようにしました。
短時間ずつ仕事をする
旅行中は、なんだかんだで普段どおりの作業時間を完全確保するのはやはり無理です。 会おうと思った昔の友達がランチしかつき合えないとか、どうしても参加したいツアーが朝出発など、なかなか思い通りにはいきません。でも大丈夫。できなかった分をカバーする方法はあります。
経験上、短時間ずつ細切れで仕事をするのが、一番いいように思います。アクティビティの合間に30~40分のスキマ時間ができたとき、その時間をTwitter やInstagramで無駄にせず、仕事に充てましょう。私は先週水曜の移動中、飛行機の搭乗前の待ち時間にブログを書き上げてしまいました。
移動中のネット接続はメッセージアプリで
大半の在宅ワーカーは、インターネットがなければまったく仕事ができないのではないでしょうか。しかし、移動中もインターネット接続が可能なアプリやプログラムがあります。
鍵となるのはSlack(または、同僚や仕事先が使っているその他のチャットサービス)の利用です。通常なら、休暇中は携帯から消すことをおすすめする私ですが、旅行中も仕事をするつもりなら、Slack は最高の相棒となるでしょう。わざわざコンピューターを開かなくても、届いた要望に、携帯からサッと返事ができるからです。
また、Google Driveも作業の管理にとても便利です。Googleドキュメントで仕事をすれば、自分のパソコンが使えないときでもアクセスできますし、各案件の納期など、スケジュール管理にはGoogleスプレッドシートが使えます。
なかなか仕事をする気になれない人は、Googleカレンダーのリマインダー機能を使って作業時間を確保しましょう。自分に通知をして、しばし休暇気分から抜け出し、ある程度の仕事を済ませたら、また旅行に戻ればいいのです。
Image: Lifehacker US
Jacob Kleinman - Lifehacker US[原文]
訳:和田美樹