エムケイタクシー運転手 泥酔21歳女性客を性的暴行の衝撃
日刊ゲンダイDIGITAL / 2018年3月24日 15時10分
写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ
泥酔した女性客をラブホテルに連れ込み、性的暴行を加えたとして、京都府警は22日、エムケイタクシー運転手の高木厚志容疑者(44=京都市)を準強制性交の疑いで逮捕した。
高木容疑者は先月25日午後10時ごろ、京都・河原町の繁華街でアルバイト女性(21)を乗車させた。女性は友人2人と飲んでいて、女性のことを心配した友人女性が一緒に乗り込もうとしたところ、高木容疑者は「自宅の住所が分かればちゃんと送り届けるから」と言って、女性1人を乗せたまま、車で30分ほど離れた西京区のラブホテルに向かった。
「高木容疑者は制服姿で、まともに歩けない女性を抱きかかえ、部屋に入った。ベロベロに酔って意識不明で抵抗できない女性の下着を脱がし、性行為に及んだのです。ホテルにいたのは約2時間。意識が戻った女性は再び高木容疑者が運転するタクシーに乗り、先ほどまで一緒にいた友人に『タクシーの運転手にレイプされた』とラインした。友人がいる木屋町の飲食店の近くでタクシーを降りたそうです」(捜査事情通)
友人がエムケイに乗っていたことを覚えていて、高木容疑者の名前が浮上。ラブホテル近くのコインパーキングと、ラブホテル内の防犯カメラには、高木容疑者が女性を抱えるようにして歩いている姿がバッチリ写っていた。
高木容疑者は調べに対し、「女の子が求めてきたので、応じただけ」と容疑を否認。女性は「合意はなく、意識がない中での行為だった」と話しているという。
「女性は意識が飛んだり、戻ったりするような状態だったそうです。ふと気づいたら下半身が裸にされていたので、レイプされたと思ったようです。ラブホテルは高木容疑者の自宅の近くで、タクシー運転手ですから土地勘もある。最初からそこに行こうと考えていたのかもしれません」(前出の捜査事情通)
エムケイといえば、低料金と礼儀正しい接客態度がウリの会社。その運転手が「レイプ犯」だととなれば、女性客は乗車をためらうだろう。ただでさえ、エムケイタクシーは創業者の息子で「東京エムケイ」の元社長が昨年12月、別のタクシー会社の運転手に乗車拒否されたと勘違いし、暴行を加え、傷害容疑で逮捕されている。元社長の暴行事件での逮捕は2回目だった。
それからわずか3カ月。さらなるイメージダウンは必至だ。
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