2012/07/20(Fri)
成長期
私の若い男観察は、いつもは大抵、肉体的に完成された若い男であることが多い。いや、基本的には贅沢は言わないつもりだし、じゃあ自分は人様に見せられるような裸かと言うと、それはもう滅相も無いと言ったところだ。
だいたい孫ほども歳の離れた青年や少年達をヒッソリと視姦するのだから、虚しいことには変わりはない。それでもまず心に誓っていることは、相手の迷惑になることや、ましてや未成年に手を出して犯罪に手を染めるつもりなどない。ただ、申し訳ないが君たちの美しいカラダで、この老人の老いた目を楽しませていただいている。そういう毎日だ。
この年頃の少年が一人でとは思えない。家族で来ているのだろうか?できるだけ目立たない位置に座りカラダを洗っている。まるで一目を避けるように、大人との距離を取るかのように。そのカラダは、まさに少年のカラダから大人へと変化していく初齢の段階のようで青臭くも美しい。太さを増し始めたであろう二の腕や肩が、男性の片鱗を見せている。無駄な肉など微塵もなく、むしろ胸のあたりはまだまだ頼りないカラダ付きだ。少年は髪を洗い、長い手足を洗い、ぎこちなく股間と尻を洗う。カラダに付いた泡をシャワーで流し、少年は最後に水で顔を洗った。幼い顔立ちは本当に子供そのものだ。
私は、こんな少年にさえ目を奪われる自分に困惑した。彼を性の対象として見ている自分に。何度も他に視線を写す。が、少年の動き1つ1つに目を戻してしまう。少年は座ったままタオルを腰に巻きスクっと立った。
スラリと長く伸びた足。男性独特の筋肉ではなく、それは同年代の女性も同じような真っすぐに近い伸びだ。胸の蕾は薄い色で凹凸もないように見えるほど未発達だ。腰に巻いたタオルは肌に密着し、ウッスラと股に生えたペニスのカタチを浮かべ、色に染まっている。なんとか少年の腰を覆い隠してはいるがちょっとした動きでパラリと取れてしまうだろう。そしてそれを期待している自分がいる。なんという罪深い男だ。。。
周りの大人がみんな堂々と性器を曝け出して歩く姿は、少年にはとても真似出来ない様なのだろう。遠い自分にもそんな時期があったことをかすかに思い出す。
私の推測通りなのか、少年はタオルを巻いたままシャンプーや洗面具の手入れをし、なかなかその秘部を晒さない。少年はペニスをプランとタオル越しに揺らし、多くの人がいる方に背を向けて立っている。
父らしき男の声「ミツキ。先に行ってるぞ。」
少年は声のする方へ一瞬向き、軽く浅くうなづいた。
私は悟った。少年は大人達にと言うよりも、父親にその姿を見られたくないのだろうと。成長した自分の姿を。そして少年は父親が風呂を出た事を確信し、それを待っていたかのように腰に巻いたタオルを取り、ギュっと絞った。
真っすぐ伸びた二本の足の間に、まさに成長の途中であろうペニスと恥毛が。それはペニスだけが早熟してしまったような姿で、私はどこかくすぐったい感じになった。
私にもあんな時期があったのだろうか?改めて思い出す。カラダの変化が日々顕著な時期。1秒1秒成長しているカラダ。この少年が今後どう変化いていくのか?カラダだけでなく心も大人になった彼は、どんな風になっているのだろう。親でもない私が考えてもしょうがない。ただ彼は今、最も美しい時期を生きている。