「こんな車内で過ごしていたなんて、ゾッとした」藤島知子さんがハンディクリーナーの実力検証
(Dyson on web CG)
2018.03.24 Sat posted at 15:48 JST
(CNN) イタリアの造船所で豪華クルーズ船を真っ二つに切断し、その間に事前に造った船体を組み込んで全長を約15メートル伸ばす珍しい工事が実施されている。
客船企業「シルバーシー」(本社・モナコ)がイタリア・パレルモのフィンカンティエリ造船所で進めている改修工事で、客船「シルバースピリット」(3万6009トン)の全長は195・8メートルから210・7メートルになる。
新たな船体部分の挿入は「軍隊のような正確」な手順で既に終え、他の船体との結合作業が慎重に実行されている。この後に航行に備えた準備段階に入る。同社は豪華クルーズ船がこの種の工事を受けるのは初めての例と説明している。
改修工事には500人余の熟練労働者が駆り出され、使った資材は鋼鉄が約846トン、ケーブル類が約11万メートル分や配管類が8000メートル分など。工費は1億米ドル(約105億円)と見積もられている。
新たな船体挿入で収容能力は約12%拡大する。船内の共有部分などが広がり、施設も改善される。新たなレストラン8店を設け、屋外座席の拡大、甲板上のプール拡張にスイート部屋を34室加える予定。スパや無料のジム施設なども新たに誕生する。
CNN.co.jpのメールマガジンの
お申し込みはこちらから