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レジェンド 作者:神無月 紅

秋に向けて

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1680/1680

1680話

「ん? レイ? 何でまたこんな時間に? 来るのは夕方くらいだって言ってなかったか?」

 ガランカにやってきたレイにそう声を掛けてきたのは、パストラだった。
 これから漁にでも出ようとしているのが、銛を手にして砂浜に向かおうとしている様子だった。
 それは、恐らくレイが魚を獲れば全て買い取るといった約束ををしたからだろうというのは、それを頼んだ本人だけにレイにもすぐに分かった。
 パストラが不思議そう聞いてくるのに、レイは若干面倒臭そうに頷く。

「ああ、そのつもりだったんけどな。俺が捕まえた海賊の件でギルムの領主のダスカー様にちょっと頼まれたんだよ」
「……領主様と直接話せるのか。凄いな」

 領主直接話せるということには驚いても、どうやってレイがダスカーと話したのかということについては興味がないのか、パストラはそんな風に言ってくる。
 もっとも、このような田舎の村に住んでいれば、マジックアイテムを見る機会もそう多くはないのだから、それも当然なのかもしれないが。

「それで、奴隷商人に用があるんだけど、どこにいるか分かるか?」
「ああ、奴隷商人なら警備兵の人達と同じ家に住んでるから、多分そこに行けばいるんじゃないか? ……ほら、向こうに見える建物だ」

 パストラの指さした方を見るレイだったが、そこには同じような家が幾つも並んでいる。
 勿論、細かい場所は違うのだろうが……それも近くまで行かなければ分からない程度の違いだ。
 どこだ? と、もっと正確な家の位置を聞こうとしたレイだったが、砂浜の方からパストラの名前を呼ぶ声を聞けば、それ以上時間を取らせる訳にもいかない。

「分かった。取りあえずあの辺の家だな。なら、近くまで行って聞いてみる。パストラは漁に行ってくれ。出来るだけ多くの魚を獲ってきてくれよ」
「任せておけ。レイが食い切れない程に魚を獲ってきてやるよ」

 そう言い、パストラは自信に満ちた笑みを浮かべて去っていく。

(実は漁に自信があったりするのか? まぁ、漁村にいるんだし、漁が苦手な訳がないか)

 漁で獲れた魚は、多ければ多い程にレイにとっては嬉しい。
 つまり、パストラが頑張るのは、レイにとって大きな利益となるのだ。
 そんなパストラの背中を応援してから、レイは警備兵や奴隷商人が使っている家に向かう。
 家が何軒か集まっている場所で、レイが予想した通りどの家に警備兵達がいるのか分からなかったのだが……

「おや、レイさん?」

 タイミング良く、一件の家から警備兵が姿を現し、レイの姿を見て驚きを露わにする。
 これから海賊達から話を聞こうと思って家の外に出れば、そこに海賊を捕まえた最大の殊勲者がそこにいたのだから、驚くなという方が無理だろう。

「どうしたんですか? 次に来るのは今日の夕方だと聞いてましたが」
「ああ、ちょっとギルムの領主から頼まれてな。俺が捕まえて奴隷にされた海賊達を纏めて買い取りたいらしい。だから、それを奴隷商人に頼みにきたんだよ」
「……海賊達を、ギルムで?」

 レイの言葉に、警備兵は不思議そうな表情を浮かべる。
 警備兵として、男はギルムがどのような場所にあるのか知っていた。
 近くに海はなく、大きな船を移動させるような大河の類もギルムの近くには存在しない。
 そんなギルムの……それも領主という立場にある者が、何故海賊の奴隷を欲しがるのか。
 大きな疑問を抱くも、自分の立場でそのようなことは気にしない方がいいと判断し、それ以上は詮索せず、別のことを口にする。

「リローズなら家の中にいますよ。呼んできましょうか?」
「そうしてくれると、こっちも助かる」

 リローズというのが奴隷商人の名前だったなと思い出しながら、レイは警備兵に頼む。
 すると、すぐに警備兵は家の中に入ろうとして……

「それには及びませんよ。話は家の中まで聞こえてましたから」

 奴隷商人……リローズが、そう言いながら家の中から姿を現す。

「あの奴隷を買いたいというお話でしたね。こちらはそれで全然構いませんが、奴隷を運ぶにも無料という訳じゃありませんよ?」

 リローズの言葉は、決してレイから……ギルムからぼったくろうとしているのではなく、間違いのない事実だ。
 レイが日本にいた時ですら、荷物を運ぶ時には送料が必要となるのだ。
 当然このエルジィンにおいても、奴隷という荷物を届けるのが無料という訳ではない。
 いや、ギルムから直接運ぶ者がやってくるのであれば、リローズにとって懐が痛むことはないだろう。
 だが、今のギルムはただでさえ人手が足りないのだから、ここまで人をやるような余裕はない。
 もしくはレイに運ぶのを頼むということもあるが……海賊の人数を考えれば、何度も往復する必要があるし、何よりレイとしては、我が儘だと分かってはいるが、海賊をセト籠の中に入れるような真似はしたくなかった。

(それに、ダスカー様もその辺を俺に頼まなかったし)

 ダスカーにとっても、レイという存在は……そしてレイの仲間達は、非常に頼りになる者達だ。
 ギルムの増築工事において、レイ達が果たす役割は非常に大きい。
 そのような者達を奴隷の運搬に使うというのは、非常に勿体ないという思いがあったのだろう。
 もっとも、ダスカーの正直な気持ちとしては今回のバカンスから戻ってくる時に、多少でもいいから連れて来て欲しかったのだが。

「分かっている。ここからギルムまで移動するだけでも、危険は色々とあるしな」

 街道を進んでも、モンスターが絶対に出て来ないという訳ではない。
 ましてや、盗賊の類はどこにでも存在しており、いつ遭遇するのかは運に大きく左右されるだろう。
 それでもサブルスタ周辺の盗賊は、レイ達によって現在はほぼ壊滅状態になっているので、少し前までよりは幾らか安全に移動出来るようになっているのだが。
 だが、盗賊達にとってサブルスタ周辺が絶好の稼ぎ場だというのは変わない以上、そう遠くないうちに再び盗賊が集まってくるのは間違いない。
 用心深い盗賊達は警戒するだろうが、楽に金を稼ぐことだけを目的にしているような盗賊達は、そんな警戒をするような頭はない。
 そうしない為には、定期的にサブルスタの周辺の盗賊を倒し続けるようにしなければいけないのだが……それが実行出来るかどうかは、難しいだろう。
 最悪の場合は、以前のようにギルムから盗賊の討伐依頼を受けた冒険者が出張ることになる可能性も否定出来ない。
 もっとも、そのようなことになればサブルスタのギルドや警備兵といった者達の面子はこれ以上ない程に潰れることになるのだが。
 何しろ、自分の住んでいる街の近くにいる盗賊達を討伐すら出来ないと、そう指摘されているも同然なのだから。

「その辺はどうするんですか?」
「護衛を雇って移動してくれ。当然ながら、その護衛を雇うのに使った費用……そして奴隷を運ぶのに掛かった費用は、全てダスカー様の方で支払うらしい」
「……本気ですか?」

 リローズが唖然とした視線をレイに向ける。
 幾らかの旅費は支払って貰えるかもしれないと思ってはいたが、それでもどんなによくても半分程度。残りは実費で支払う必要があるのでは? と、そうリローズは思っていたのだ。
 だが、旅費の全てをダスカーが支払ってくれると言われ、信じられない程の厚遇に驚くなという方が無理だった。
 寧ろ、リローズはそこまでして自分のところにいる奴隷を欲しがるダスカーに疑問を抱く。
 単純に奴隷がが欲しいだけだというのであれば、それこそギルムにも奴隷商人はいるのだ。
 なのに、何故わざわざ自分に? と疑問を感じるも、それで思いつくことは一つしかない。

(奴隷が海賊である必要がある?)

 そう、それだけだった。
 まさかギルムの領主ともあろう者が、自分に何らかの用事があるとは思えない。
 そうなると考えられるのは、やはり奴隷にした海賊に用事があるということだった。
 勿論リローズも、自分が奴隷にした海賊達が善良――あくまでも非道な海賊達に比べればだが――なのだというのは知っている。
 それでも、善良と言うだけであれば他に幾らでもそのような奴隷はいる。
 犯罪奴隷と呼ばれる類の奴隷ではなく、借金奴隷と呼ばれる奴隷達ともなれば、それこそ性格的に問題のない奴隷はかなりの数になる筈だった。

(そうなると、やっぱり……ギルムがどうにかして船乗りを必要としていると考えるべきでしょうが……いえ、私がここでいらないことを考える必要はありませんか)

 知らないことが気になるのは事実だったが、好奇心でいらないことに首を突っ込んで、その結果死んだという者はリローズの知り合いにも何人かいる。
 そのようなことにならない為には、きちんと距離を保った付き合いをすることだ。

(それに、他人の金でギルムまで行けるのであれば、それこそこれは大きな商機となるのは間違いありませんしね)

 辺境にあるギルムに行くには、通常なら相応に腕の立つ冒険者を雇う必要がある。
 そして腕の立つ冒険者というのは、当然のように雇う時の報酬が高額だ。
 その報酬をギルムの領主が持つのだから、余程のポカをしない限りは無事ギルムに到着することは出来る筈だった。
 ギルムに到着すれば、辺境ならではの商品は幾らでもある。
 それを持って来て売り払えば、それこそ一財産……いや、もっと多くの金額を稼ぐことが可能になるだろう。
 頭の中で素早く計算したリローズは、やがてレイの言葉に頷きを返す。

「分かりました。その話、お引き受けしましょう。色々と話を聞きたいところはあるのですが、その辺は聞かない方がいいでしょうね」
「だろうな。そうした方が賢明だと思う」

 レイの知っているダスカーであれば、色々と探りを入れられても特に気にするようなことはないだろう。
 だが、それはあくまでもそうだろうという予想であって、実際にダスカーがどのような手を打つのかは分からないのだ。
 それこそレイの予想が外れ、リローズが探りを入れたことを不愉快に思って物騒な手を打ってくるという可能性も、皆無という訳ではない。

「移動する際の費用については分かりましたが、奴隷の値段についてはどうしましょう?」
「……正直なところ、それを俺に聞かれてもな。俺は盗賊とかを奴隷商人に売ったりすることはあるけど、奴隷を買ったりしたことはないしな」

 別に奴隷を嫌っているという訳ではなく、レイの場合は純粋に奴隷がいなくてもどうとでもなるだけの実力があったのだ。
 また、実力以外にも多くのマジックアイテムを持っており、奴隷を必要としなかったというのが大きい。
 それだけに、奴隷が具体的にどれくらいの値段で売られているのかといったことは、全く分からなかった。

「ふーむ。そうなると、実際にギルムに行ってからその辺りを調べる必要がありますな。もっとも、色々と厚遇されているのを思えば、それなりに割引をする必要はあるかと思いますが」
「だろうな。そもそも、あの連中を買い取る時も、大分安く買い取ったんだろ? なら、安く売ってくれると助かるな」
「いえいえ、こちらも商売ですから。多少ならともかく、本格的に安売りする訳にもいかいません」

 奴隷商人としてそのような真似は決して出来ないと、そう告げてくるリローズ。
 レイは少し考え……これ以上は何を言っても無意味だろうと、値段の交渉についてはダスカーが……正確にはダスカーの部下の専門家が行うだろうと判断し、それ以上は口を出すことは止めた。

「値段についても、俺はこれ以上何も言わないよ。それで、いつギルムに出発する?」
「そうですね。ジュビスに戻ってから色々と準備をして……二十日、いえ、もしかしたらもう少し遅くなるかもしれません」

 二十日という数字に何か言い掛けたレイだったが、セトやセト籠という移動手段がなく、馬車で移動しなければならないと考えれば、それでも早い方かと思い直す。
 実際、この村からジュビスまでの移動に掛かる時間や、それから準備をする時間を考えれば、二十日というのは寧ろ早いとすら言える。
 それに海賊達が必要になるのは、地上船を建造する施設が出来てからの話になる。
 そうである以上、急いでギルムまで運んでもやるべき仕事がないということになるだろう。
 増築工事中のギルムであれば、実際には幾つも仕事があるのは間違いない。
 だが、それでも……いや、だからこそと言うべきか、海賊達が本当の意味で本領を発揮出来るのは随分と先の筈だ。

「そうか。まぁ、そこまで急いでいるって訳じゃなかったから、向こうに到着するまでの速さじゃなくて、安全性を重視した方がいいと思うぞ」

 結局、レイはリローズにそれだけを忠告するのだった。

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