23日午後6時5分頃、富山県射水市小島の県道を歩いていた、近くの保育園児久保大和やまとちゃん(5)が、前から来た県内の高校3年の女子生徒(18)の軽乗用車にはねられた。

 大和ちゃんは頭などを強く打ち、約1時間半後に搬送先の病院で死亡が確認された。生徒と、同乗していた友人の女子高校生(18)にけがはなかった。

 射水署の発表によると、運転していた女子生徒は高校卒業を控えた今月中旬に免許を取得したばかりで、家族の車に乗っていた。大和ちゃんは保育園から帰る途中で、当時は1人だったという。現場は大和ちゃんの自宅から約50メートル離れた片側1車線の直線道路。当時は薄暗かったという。