SWITCHインタビュー 達人達(たち)「緒方恵美×西野亮廣」[字][再] 2018.03.24
あれ?どこだろう。
何かとお騒がせな時の人である。
漫才コンビキングコングのツッコミ担当。
見本があるからそれを写したらええねん。
じゃあその見本を丸写ししたらええって事?丸写ししたらあかんやろ!何で丸写ししたらあかんねん。
目黒太郎さんになってまうからや〜!西野はほかにも複数の顔がある。
例えば絵本作家。
0.03ミリのボールペンで描く絵は海外で個展を開くほどの評価を得ている。
2016年に発売した絵本「えんとつ町のプペル」は33万部を売り上げる大ヒット。
西野のもとにイラストレーターやアートディレクターなど33人のクリエーターが集まり圧倒的なクオリティーの絵本を生み出した。
更にビジネス書まで執筆しベストセラーに。
芸人の枠を軽々と飛び越えていく。
そんな西野に会いたいと対談を望んだ人物とは…。
そんなできっこないよ!こんなの乗れる訳ないよ!「新世紀エヴァンゲリオン」の主人公碇シンジの声を演じたこの人。
アニメファンからカリスマ的人気を誇る声優だ。
苛酷な状況に葛藤する思春期の少年のナイーブな心を表現し若者たちの共感を呼んだ。
逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ…。
やります!僕が乗ります!ほかにも数々の人気作に出演。
女性ながら少年や美青年の役も演じる緒方は声優の新たな地平を開いたと評価されている。
安心しろ。
オレより弱いから。
オレはお前を殺さない…。
声優ブームと呼ばれた時代の中心人物としてチャレンジを重ねる緒方。
「ときめきを君に」活動のフィールドはアニメにとどまらず歌手としてステージにも立つ。
・「君のことをもっと」声優デビューから25年がたちベテランとなった今でも視線は常に前を向いている。
・「LetmetakeyouHigher!LADY!!」最前線で戦い続ける西野と緒方。
2人の目にはどんな新しいエンターテインメントが見えているのか?ずっと私25年間攻めできたんで。
攻めなんですね。
はいはい確かに。
「あれ?」って思って。
みんなが楽しく。
みんなが楽しいっていう…。
もうそれに尽きますね。
初対面の2人。
出会いはいささか緊張した雰囲気から始まった。
あっあそこかな?あっおはようございます!あっおはようございます。
西野です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ここは緒方さんの仕事先ですか?そうです。
私の…経営してる訳ではもちろんないんですけど。
ここは緒方がよく仕事をするスタジオ。
声優の仕事を西野に知ってもらおうと招待した。
あっこういう事か。
これでここに出るんですね絵が。
すごい。
ここでとってるんだ。
はい。
そういう事ですか。
ほかの方もいらっしゃるんですか?はい。
いっぱいいます。
そうですね。
マジっすか?はい。
ここでは放送中のアニメ「カードキャプターさくら」の収録が行われている。
アニメで緒方は2つの役を演じている。
カギはその杖にあるのかもしれない。
クールなカードの守護者月と優しい大学生月城雪兎。
あれお話終わったのかな?この2役を一度の収録で演じ分ける。
「あっさくらちゃん。
おはよ。
どうしたの?こんな早くに」。
「変わるね」。
「何の魔力も感じない。
カギは?」。
…とかいう感じですね。
は〜!すごい。
初めて見させて頂きました。
ありがとうございます。
は〜。
実は2人には意外な共通点がある。
西野は絵本「えんとつ町のプペル」の制作や宣伝の資金をインターネット上で支援を募るクラウドファンディングで集めた。
一方緒方もCDの制作資金を国内外のクラウドファンディングを使って集めた経験を持つ。
2人はSNSでも交流があったようで…。
初めましてではあるんですけど1回Twitterか何かでやり取りさせて頂きましたよね?頂きました。
あれ何の時でしたっけ?プペル展を無料公開するっていうクラウドファンディングが私のタイムライン上に流れてきて知り合いがリツイートしてたんで。
それを拝見し。
まず最初に…それでえっと支援というか…させて頂いた。
パトロンにして頂いた。
そうですそうです!パトロンです。
いや〜ありがたい…。
本当おかげさまです。
いえいえ。
そっかそこでやり取りさせて頂いた…。
緒方はほかの声優と比べ喉にある声帯が長いという。
そのため男性役の低い声を自然に演じる事ができる。
僕には願いがあります。
絶対に変えられない願いが。
もし真剣に戦わないのなら死ぬのはあなたです。
一方では少女の声も。
表現力の幅広さを示した。
この国の人たちが不幸になることをわかっているのに自分だけ幸せになるなんてできない…。
これちょっとおかしいんですけどこれをやってるんです。
このお姫様を。
…と青年将校と2役をやっていて。
柚そこのつづらを外に出しておくれ。
はい。
そして瞬時に違うキャラクターに成りきる。
「帰っておいで」って言って…。
「帰っておいで」「なんだ」っていうふうに1人で。
どうやってやるんですか?2回に分けてとるんですか?切り替えて…。
すごいお仕事だったな〜。
ごっちゃなんないですか?つまり途中ありましたけど話し相手も自分っていうのがあったじゃないですか。
あれは2回に分けてとるんじゃないんですね。
物理的にセリフがかぶっちゃってるところっていうのは…。
話しかけてるところを例えばかぶせて言うとかそういう物理的にかぶってる時は別にとりますけど順番に普通にやる時は大体普通に…。
うわ〜。
ごっちゃなんないですか?「あれ?こっちの声ちゃうぞ」みたいな。
なんないですね。
ならないですか?うわ〜すごいな。
結構じゃあそういう事ってあるんですか?声優さんは。
私は割と何か…何て言うんですかね。
たおやかな金髪のお姫様と青年将校とかそういう…なので二重人格的な感じでとか。
だから多分…あるんですか?演じ分けっていうのは。
どうやって演じているっていうのは…。
私たちは…そうすると何て言うんですかね…例えばその想像の問題ですけど例えばお姫様の役とかやらなきゃならない時とかに…自分がこうスッて立っていれば…。
むしろ立ち方とか所作とかそういう事の方をちゃんとやってあとは…何かこうもらっているという事は受けるという事だから自分から突っ込んでいくとかっていうよりは…12歳なら…「どのくらいだったかな?どういう事で遊んでたかな?」とか…今ちょっと変わったと思うんですけどちょっと声が高くなってきたんです。
それが声が高くなってきて何かやってくれると…あ〜面白い!…っていうしゃべり方になる。
想像するというかもう作っちゃうんですね。
そうすると何か…もうだから姿勢とかだけでも声も変わってくるんですね。
変わる変わる。
なんで…脳からの指令で動かしてだけど出るのはここだけっていう…。
体も動かされるんですね。
そうそうそう。
かわいいっぽい声とかっていうのは多分ちょっと器用な人だったらすぐに出せるしかっこよさっぽい声とか。
だけどそれって中身がないチャラいやつみたいな感じで本当にみんなが好きだと思うようなかっこいい人とか本当にすごくすてきでかわいい子とかっていうのは心が伴ってないとやっぱそうなんないじゃないですか。
私がっていう事じゃないけどそういう…は〜なるほど!山が動きよる。
エヴァンゲリオンだ!緒方の評価を不動のものにした…当時のスター声優が一堂に会したこの作品。
彼らの会話劇に注目。
作戦スタートです。
シンジ君。
日本中のエネルギーあなたに預けるわ。
がんばってね。
はい!目標に高エネルギー反応!なんですって!321。
発射!綾波!ごめんなさい。
こういうときどんな顔すればいいのかわからないの。
笑えばいいと思うよ。
声優さんの中でやっぱチームワークって大事なんですか?例えば…信頼関係で結構進む事って大きい。
大きいっていうかほぼほぼ信頼関係でしかないですけど。
やっぱ声優さんたちも…私は変わると思います。
空気感はやっぱり出ると思うし。
でもお芝居単体で言えば我々の仕事は極論全員が別どりであってもまあ完成する事は完成するんですよね。
あとちゃんと顔合わせてるドラマとかのお芝居じゃないので向こう向いてしゃべっているんだけど…うわ〜!そこは職人技といえば職人技ですけど。
そういうちゃんとこっちを意識して役としてやってるんだけど…「頼むぞ」みたいな。
はいはい。
例えば「ありがとう西野さん。
これからもよろしくね」みたいなセリフが…。
つまんねえセリフだけど。
例えばそういうようなセリフがあったとして。
それをこっち側向いて「ありがとう西野さん。
これからもよろしくね」って止めるとプツッて切れちゃうけど「ありがとう西野さん。
これからもよろしくね」って言うと投げられた感じがするじゃないですか。
その投げる気持ちとか語尾が収まらなかろうが何だろうが…そういうのを大事にする。
じゃあやっぱチームワーク超大事じゃないですか。
そうですね。
は〜面白い!例えば「エヴァンゲリオン」とかの出てる人たちはみんなそういうとこはすごいガンガン来る人たちばっかりなんでだから多分会話が面白くなってて掛け合いが。
そういうのはあると思います。
は〜なるほど!大事ですねじゃあ信頼関係は。
そうですね。
そこが大事。
チーム感は。
うまそうですねチームつなぐの。
どうか分からないですけど。
端の方で緊張してる超新人の子とか多いから別に簡単なんですよそういう皆さんに…それだけ。
でもいい!その言い方がいいですね。
「食え」って。
「私たちはちょっと…」って言うと「太らせたい訳?私たちを」って。
「食べな」って言って配るとかそういう事でもちょっと何か…常にお菓子を配ってる訳じゃないですけどそういう…。
子どもの頃から演じる事が大好きだったという緒方。
反対する両親を押し切り高校卒業後ミュージカル俳優の道へ進んだが腰を痛めその道が断たれる。
それでも演じる場所を求めたどりついたのが声優。
オーディションで人気漫画「幽☆遊☆白書」の蔵馬役を射止め華々しいデビューを飾った。
オレがやろう。
蔵馬!敵の正体がわからない以上全員で行くのは危険だ。
青年の声を違和感なく出すためジムに通い肉体改造までしたという。
匂いさ。
薔薇の香りで洗われたこの部屋でお前の妖気はひどく匂う。
一番最初に自分がデビューしたのが「幽☆遊☆白書」っていう作品なんですけど。
その「幽☆遊☆白書」と次にやったのが「セーラームーン」っていう作品で。
90年代ですごい人気になって。
あ〜なるほど。
「幽☆遊☆白書」がデビューだったんですか。
じゃあそれがいきなりバンっていったんですか?そう。
いやでも私最初…舞台で…宝塚とかじゃないんですけど普通の舞台なんですけど…だからやれると思ってたんですよ。
だからなめてたの最初。
最初思ってたの。
いいですねなめて入ってんの。
そうそう最初ね。
最初なめてたんですよ。
だから簡単じゃないかと思って入ったんですけど…舞台だと例えばミュージカルとかだったら1か月ぐらいお稽古してその役を入れて上がる訳なんだけど。
それをこんな初見で…。
ひどいとすぐ直前で台本もらうのでその直前でもらったのを初見で読んでできる訳がないから。
本読みみたいな仕事だろと思っていたらそうじゃなくて…という事に気付いた時に戦慄が走って…やべえと思ってですね。
そこから「精進をしなくては」。
そういうところからスタートしたので。
緒方がデビューしたのは第3次声優ブームが起きた1990年代。
声優がアイドル並みの注目を集めた。
その人気はグラビア雑誌まで創刊されるほど。
緒方も度々表紙やグラビアページを飾った。
更にラジオパーソナリティや歌手など声優が表舞台に立つ機会が一気に増えた。
そのブームの中心にいた緒方。
しかし戸惑いがあったという。
は〜なるほど。
それまでの先輩たちはアニメと洋画と我々外画って言ってるんですけど外画と…今でこそ別に声優さんが写真集を出すとかってもう別に今普通じゃないですか。
普通です。
当時はそんな事はなかったからそれに対しての先輩方のやっかみもあっただろうし何で声優が写真集グラビアなんかやるんだっていう声もあったんですか?もう27歳なんですけどみたいな事を言って。
全然そんな顔でもないんですけどって言ってるんですけどそういう需要があってそうなっていったその最初の整備のところだったんでいろんな事を「お願いしますお願いします」っていう事を。
は〜なるほど。
スタートからそんなむちゃくちゃなスタートだったんですね。
そうそうそうですね。
ブームの渦に巻き込まれた緒方を支えたもの。
それは音楽だった。
緒方はデビュー以来25年歌手として歌い続けている。
音楽で食べるつもりはなかったので…自分が作りたい音楽を作るというよりはこういう声の歌が聴きたいんじゃないのかなとかこういうストーリー性があるものが聴きたいんじゃないかなとか最初の頃はそう思ってたのでずっと歌も…でも途中で疲れちゃって。
あっそれが?音楽までそれをやってしまうというのが。
もうそれはやめたってしちゃったんですよ。
でレコード会社の社長がですね…曲も詞も作って。
そのバンドメンバーと私だけで…30代半ばから始めて。
面白い。
それからそういう経験をしていろんな事をやっているうちに自分の中のやっぱりやりたい音楽っていうのがここしかもうないっていうぶれないものが決まったので。
だから自分が本当に音楽屋としてちゃんとやり始めたのはそれ以降なので。
自分のやりたい事やるってバッて決めた時に多分離れていった人っていうか離れていったお客さんいたでしょ。
最初それをや〜めたという段階で離れた人がいるし。
でもやっぱり…その時はまだ小さなライブハウスだったのが今だんだん大きくなってきて。
泣いちゃう。
自分の音楽を見つけた緒方。
プロデュースや作詞も手がけ始めている。
自分の言葉で観客を元気にする事が何よりの喜びだ。
自分の話して申し訳ないんですけどえ〜っと25の時に…「やった〜やった〜」と思って…。
そん時に「あれ?」と思って俺これやりたかったっけな?っていう仕事が何個かあったんですよ中には。
でこれ駄目だと思ってこれ確かに…あ〜何かもうすごいよく分かります。
で相方呼んでマネージャー呼んで吉本の偉い人みんな呼んで…お〜。
そっからです。
25〜26ぐらいの時に…チケット手売りして…。
その時に入ったお客さんの分だけみんなで山分けして…。
そうですそうです。
つい先月ぐらいまでは…僕気ぃ付いたら25〜26の時の自分ってホームセンターに行って安い美術セットとも呼べないような中古のやつを買ってみんなで運んで立て込んで…それをちょっと思い出しました。
やっぱやってよかったっていう。
分かります。
そうですね。
それがでも音楽だって事ですよね。
そうですね。
自分にとっては。
はあ〜!面白いっすね。
じゃあ…そうですね。
だから何か今は両輪あってよかったなと思うしやらせてもらえて本当によかったなと。
なるほど〜。
多分役者だけだったら今頃多分やめてたと思いますね。
なるほど。
確かに。
泣けちゃう!自分も大変だったじゃないですか。
アハハハハ!泣けちゃう。
今世界中でファンを獲得している日本のアニメ。
だが緒方は危機を感じている。
海外への流通ルートが少ない上日本製の商品は関税や送料で価格が高くなる。
そのため海外では安い海賊版のアニメや違法アップロードが横行しているのだ。
世界中のファンに正しい形で日本のアニメを届けたい。
去年緒方は支援を求めるウェブサイトを立ち上げた。
海外のジャパニメーション…日本のアニメーションでありゲームだったりそういうファンの皆様に可能であれば正規の品をなるべく手に入れて頂きたいという事を訴えたい。
緒方はクラウドファンディングを活用して国内と海外で支援を呼びかけた。
その思いに賛同したファンから3,000万円近い資金が集まった。
そして完成したアニメソングのCDなどをリターンと呼ばれる支援のお返しとして世界中に届けたのだ。
すごくなかったですか?すごいニュースになってましたね。
あのクラウドファンディングは。
業界のためにって言うとちょっとおこがましいですけど…まずこうクールジャパンっていうふうに言って下さっていてあの〜盛り上げて下さってはいるんですけれども…どうやったら届けられるだろうかという事をずっと考えていたんですけどあれ?これ海外のクラウドファンディングでパトロンになって頂いた支援という事であれば関税も何も関係なく送れるのではないかと。
リターンでね。
リターンをCDにするっていう事で。
はいはいはいはい。
そういうふうにすればいろいろ国同士の間で問題になっているいろんな手続きとか関税とかそういうのもなしに支援のリターンだから送りますって言えば全世界で同時に渡せるのではないかという事に思い当たった。
僕あの〜実はクラウドファンディングって結構やってるのでもう5年ぐらいやっているのでその苦労も分かるんですけど緒方さんのクラウドファンディングってすごい集まったじゃないですか。
何か…これこんなに集まるんだろうかって思ってすごいドキドキし始めて慣れてないし。
でいろんな事を考えたんです。
25周年でこのままクラウドファンディングをや〜めたって言えば普通にレコード会社が出してくれるって言ってるんだから出して普通に発売できるけれども大してお金集められなくって流れて「あいつ何なの?」っていうふうに言われるんじゃないかとか…。
言われる事はいいんですけどその企画が流れるって事なんでクラウドファンディング失敗したからやっぱり御社で出させて下さいって言えないじゃないですか。
言えないのでっていう事は25周年のアルバムがなくなるっていう事で…大勝負でしたね。
そうです。
だからすごい怖くてどうしようって思って途中で何か胃炎になって血ぃ吐いてやばいこれってずっと思ってたんですけどマネージャーも初めてだから2人でどうする?どうする?みたいな。
最後まで迷ったんだけどもうこれやるしかないねって。
でやってみたら何かいろんな人が協力して下さって結果的に90分で目標額が達成して…。
僕それはニュースで見ましたね。
え〜っと90分で達成したのもそうですけど…。
あれ全部…リターンが全部完売したんです。
なので無事にリターンという形でいろんなところにお届けする事ができて。
じゃあやっぱすごい…この間のクラウドファンディングっていうのは…まあそうですね…なんとかとりあえず成功したんでよかったなって思いますけど。
何かそういうのって若手の…超若手のやつがもう勢いでやっちゃいそうな感じじゃないですか。
そういう挑戦って。
25年やられているとちょっと守りに入りそうな感じなのに。
攻めなんですね。
それは後輩からするとうれしいですね。
動かないと…止まるとそこで多分終わるでしょ。
やっぱりいろんなこと変わっていくこととか怖がらないでいかないと駄目だよっていうようなことを歌の歌詞に書くためにも自分もやんなきゃいけないなとか。
アハハ…そういうことになっちゃうかな。
後半は舞台をSWITCH。
YO!YO!YO!YO!YO!はい!こんにちはキングコングです!イェイイェイカモン!イェイイェイ!漫才コンビキングコングのツッコミ担当西野亮廣。
西野亮廣の自己紹介ハートは純粋。
ロマンチスト。
ピアノも弾けるぞ。
ピアニスト。
結局西野は…。
ナルシスト!やかましいわ!テンポのよいしゃべりで活躍するかたわらさまざまなアイデアを世に出し話題を呼んでいる。
間違えた!ジャジャジャ何でやねん。
(2人)ジャジャジャツッコミからジャジャジャリンボーダンス!西野の新しいアイデアで生まれた場所があると聞き緒方は都内の雑居ビルへ向かった。
呼び鈴がないですけど。
(ノック)失礼しま〜す。
すみません。
アハハ…。
おっスナックキャンディ!スナックなんですよ。
仕事場でも何でもないんですけど。
いやめちゃめちゃかっこいいじゃないですか。
ここは西野が共同オーナーを務める会員制のスナック。
会費で運営しみんなで作り上げる場所がコンセプト。
ちょっとしたところにも西野オリジナルのアイデアが…。
ビールとかも…こうやって入れたりしたくない。
あっあれですね。
これもしたくないので。
したくない?セルフって事ですか?本当だ。
そういうふうにしてハハハ…。
普通…あれは内側に向いてるけどお客さんにやれと。
なるほど。
そういうやつです。
なぜスナックをやろうとしたんですか?とかとか。
そうです。
やっぱ昔は本当お客さん黙ってこうやって見てるだけだったんですけどやっぱ今はお客さん参加したいし何なら…参加したいどころか作り手側に回りたい。
でそれって一体何なんだろうって考えた時にそういえばスナックってそれに近いよねって話になって。
近い?スナック作る予定では決してなかったんですけどエンタメの未来って…スナック的な感じだよねっていうお客さんが参加できる方がいいよねっていう事でその話が盛り上がって実際にスナック作っちゃったんですけど。
まあそういう事ですね。
絵本のキャラクタープペルとルビッチが見守る店内。
後半はそんなスナックで西野に迫る。
はいあっお疲れさまで〜す。
お疲れさまです。
むっちゃラッキーですね飲みながらいいんですって。
スナックですもん。
フフフ…。
私は「プペル」しか読んだ事がなくて今ちょっとテンションが上がってるんですけど。
これが一番最初でこの時は…1本で1本で。
すごい!この時に絵を描き始めたので…。
えっ。
いやそうなんですよだから…。
それまでは描いた事ないんですか。
描いた事ないんですよ。
うそ!で…そうですそうです。
最初下手なんですよこの時。
いや下手じゃないでしょ!全然下手じゃないですよ!それで描いてるうちにだんだん何か描き方が何となく分かってきて描いてるうちに最後の方ちょっとずつうまくなってますね。
すごいな!これちなみに…このくらいの絵を例えば…この絵だとしてこの絵をどのぐらいの時間で描くんですか?あ〜。
1ページ大体…この時はまだ早かったんですよ。
この時はいっても60時間70時間ぐらいあれば1ページ描けたんですけどこうなったらこれもう1ページ100時間ぐらいかかるようになって。
そりゃそうですよね全然だって細かさが違うもん。
こっちはすごい時間がかかるようになっちゃって。
西野の絵本は1冊の完成までに数年かかるという。
気の遠くなるような作業を重ね3冊の絵本を出版した。
ところが4冊目の絵本「えんとつ町のプペル」ではその作り方をがらりと変える。
この絵本はハロウィンの夜に生まれたゴミ人間プペルと煙突掃除屋の少年ルビッチの物語。
たった一人になっても信念を貫けと伝えるストーリーは西野の生き方がベースになっているという。
デジタル技術を駆使したイラストの美しさで33万部を超える大ヒット。
近く映画化も控えている。
この絵本では西野がまずラフ画を描く。
そしてなんと33人ものイラストレーターたちと仕上げていくという手法をとった。
例えば絵を一つとっても空を描く仕事とキャラクターをデザインする仕事と色を塗る仕事っていうのは微妙に業務内容が違うのであれば空のプロフェッショナルキャラクターのプロフェッショナル色塗りのプロフェッショナル集まってみんなで…じゃあ一回その超分業制っていうもので一回挑戦してみようっていうので。
とはいえやっぱりご自身で40人ぐらいの人をまとめて作るのにはやっぱり苦労はあったんじゃないんですか?一人で…一人で同じ画面を作るより。
確かに確かに…。
え〜っと…もう言ってったら本当切りがないぐらいの苦労なんですけどいいとこまで作業が進んでいたんですけど…僕が。
一回ちょっとやめようって言って。
(笑い声)あの…そういう人ね。
もう本当に申し訳ないですけど…それを白紙にするというのはなぜ白紙と思ったんですか?それを捨てるという…。
「えんとつ町のプペル」っていう絵本がハロウィンのお話なんですね。
5年ぐらい前から作っていたんですけどちょうど…ここ3年ぐらいでハロウィン…日本のハロウィンってすごい盛り上がってるじゃないですか。
クリスマスイブよりも盛り上がっていて。
ブアッてこう盛り上がって…で見た時にもう渋谷にハロウィンの時って100万人とか来るっていう事になっていてその翌日はゴミが大量に出るっていうもう社会問題になっていてそれ見た時に「あれ?」と思って。
僕描いてるの今ハロウィンの物語だし主人公ゴミ人間だしで日本人だしちょっと待てと思って。
このジャパニーズハロウィンこれまんまもらえるんじゃないかと思ったんですよ。
何なら…そこで街を全部白紙にして一応えんとつ町っていう設定は一緒なんですけど。
そうですそうです…。
センター街だ!初めて知ったよ。
そうですそうです。
どこだっけ?これですこれです。
センター街入り口です。
そうですそうです。
確かに!あっ確かに。
映画にいても面白いですね。
映画の方にDJポリスいるの。
あっ面白いですね。
それか。
今アイデアが。
面白い確かに。
33人での絵本制作。
その資金を西野はクラウドファンディングで募り支援額は1,000万円を超えた。
支援のお礼に完成した絵本一冊一冊に直接サインをして届けたという。
更に宣伝のために再びクラウドファンディングで資金を集め無料の絵本展を開催。
絵本の制作から絵本展開催までに集まった支援者は1万人に迫る。
絵本展は今も日本各地で開催されファンを増やしている。
そのほかにもちょっと裏テーマとか面白い…西野が動く度に日本中に支援者が増え続けている。
面白くしたいっすよね何か。
みんなが関心持つようにしたいですよね。
ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
実は集まったお金には僕は全然興味がなくて…つまり僕と緒方さんで2人で一生懸命本を作ったとしたら最低2冊売れると思うんですね。
僕と緒方さんが絶対1冊ずつ買うんで。
クラウドファンディングをやった理由っていうのは資金調達のツールとして使った訳ではなくて共犯者作りのツールとして作った…使ったって事ですね。
つまり1万人で作りたかったって事ですね僕は。
クラウドファンディングと一口で言ってもやっぱりすごく有名な方でも失敗されるとかいう方もいらっしゃる訳じゃないですか。
そのクラウドファンディング自体っていうか。
それに対してアプローチして資金が集められたというのはどうしてだと思いますか?同じような企画でも100万円集まってる方と1円も集まってない方がいらっしゃったりだとか。
有名な方でも全然集まらないっていう方…場合が結構ある。
ここにはちゃんと理由と原因があるんだろうなっていう事を分析していって…していった結果クラウドファンディングで勝とうと思ったらつまりお金を集めようと思ったら踏まえておかなきゃいけないポイント…クラウドファンディングとは一体何かっていうと…両替機。
つまりそのお金を集める装置でなくてあなたの信用をお金に両替しますよっていう両替機ですね。
なのでクラウドファンディングに挑戦する上で持っておかなきゃいけないものは信用ですね。
信用を持ってなきゃいけない。
そっから考えていった時に多分緒方さんがクラウドファンディングをやられた時にアドバイスして下さった方がいらっしゃったと思うんですよ。
その方絶対に緒方さんは不安だったかもしれないですけどその方は絶対にいけるって言ったはずなんですよ。
はい言ってました。
緒方さんは信用があるからって。
圧倒的に信用があって…。
う〜んうん…。
それはやっぱあれだと思います。
結論…あ〜まあそれはそうですね。
うそをつかない。
うそってやっぱり感情でついてる訳ではなくて環境によってつかされてる事が多いと思うんですね。
つまり僕たちあんまりうそをつきたくないんだけどうそをつかざるをえない状況に追いやられた時にうそをつくと思うんですけどであればうそをつかざるをえない状況に身を投じちゃ駄目だなっていうところからデザインしていってじゃあこの番組出ちゃうとうそついちゃうなという番組には出ないし。
ほう。
だから最初にあった作業って…おお!とにかくうそをつかなきゃいけないような仕事も全部断って。
例えばグルメ番組でおいしくないものが出てきた時にタレントはそれ食べておいしいって言わなきゃいけないんですよね。
まずいって言っちゃうと仕事が減るし好感度が下がるし。
まずいって言ったんですか?昔。
いやいや…。
そういう事もあったかもしれないです。
正直な人だ…。
おいしいって言わなきゃいけないんです。
仕事上。
まずいものをおいしいって言い続けてそれでテレビ出続けるっていう事はどういう事かっていうと…みんなが知っている人にはなれる。
つまり…世の中で人気タレントって紹介されてる人のほとんどは認知タレントですね。
みんなが知ってるっていう人です。
人気タレントっていうのは…。
テレビにたくさん出てる…。
人気タレントって緒方さんみたいな方ですね。
えっ?その信用があるって事です。
発信したらちゃんと反応があってクラウドファンディングしたらああいう結果が出てっていう信用がある人ですね。
まずそれで言うとクラウドファンディングで勝とうと思うんであればやっぱうそはついちゃ駄目っていう。
なるほど。
途中をたどるところがいろいろ難しいけど何となくは分かりました。
うそをついちゃ駄目です。
西野はほかにもクラウドファンディングやSNSを駆使しさまざまなアイデアを実現している。
例えば埼玉県で約1,000坪の土地を使い町を作るという企画。
クラウドファンディングの支援者たちが井戸を掘り畑を耕す。
自分たちの町が出来上がっていく。
既に1,500人を超える人々が町づくりに参加している。
まだ記憶に新しいあの出来事でも西野は動いた。
振り袖の販売・レンタル会社の倒産で被害に遭った女性たちに成人式を無料でプレゼントしたのだ。
着物レンタル会社やヘアメークスタッフなど400人もの人々がボランティアで協力。
そのまま。
あ〜きれい。
いいですね!およそ100人の新成人たちが参加して大盛況となった。
そういうアイデアがたくさん次から次に出る秘けつはどのような?基本的に酔っぱらっていて毎晩飲んでいて…大体毎晩ここで飲んでるんですけど。
友達とああだこうだああだこうだ話していて。
こんな事があったねっていうね。
「それむずいね」みたいなんでみんなで考えて…なので大体その問題抱えてるやつと飲んで解くっていう作業をずっとしてますね。
なるほど。
例えば…分かんないですけど「お寺神社の業界はどうなの?」とか「占いの業界どうなってんの?」とか「声優さんの事情ってどうなってんの?」とか聞いて…みんなでこうやって考えて…それがすごく好きで。
あれがすごく好きで。
マジっすか。
でも事実自分はすごくポンコツなんですけど…要はもう毎日本当に拾って拾ってやってる人たちなので。
周りのスタッフさんはびっくりするぐらい優秀ですね。
それはありがたいですよね。
いやレシーバーがむっちゃいるっていう。
確かにそれは本当感謝しなきゃいけないですね。
今芸人の仕事はどのくらいの割合でやってるんですか?例えば漫才だったら…そんなに?そうですそうです。
月に30。
多い時で50とかありますね。
去年は。
月50。
月50!?だから一日何回とかを何回転もするっていう。
何年か前に…5年か6年か前に…大阪のなんばグランド花月っていう劇場の…それを1発目に欲しい仕事でそれを言ったって事は。
それが一番好きだっていうのがあるのでだからあんまり…多すぎたら確かに面倒くさいんですけど飽きるんですけど僕ちゃんと。
でも一日に2回とか3回だったら楽しくできるのでしんどくはないですね。
梶原と漫才してるの楽しくて。
何て言うか当たり前の事を言っちゃって恐縮なんですけどやっぱり漫才が好きなんですね。
そこがベースにあるっていう事ですよね。
梶原…僕相方と2人でずっとやってるんですけどやっぱ漫才も好きだし相方の梶原君がいろんな活動を見てきてもやっぱ…なので最低でも週に1週間月に30本ぐらいは出ようっていうのはそれはず〜っとデビューの時から変わってないですねこの数は。
それ以外の時間使ってあれしてこれしてあれしてこれしてっていう。
何かそういう事になってます。
なるほど。
どうもキングコングです。
(2人)イエイ!「芸人とは生きざまだ」と語る西野。
どんなに忙しくとも相方の梶原と舞台に立つ。
・「かえるのうたが」・「かえるのうたがぁ〜」・「うたがぁ〜」ちゃうねん。
・「うたが」ね。
・「きこえてくるよ」・「クワックワックワックワッ」そこが聞いてない。
この歌で・「ファンファファンファンファファンファファンファンファ」っていうの…。
楽屋では一人黙々とアイデア実現のために働く。
「えんとつ町のプペル」の映画化のほか数十本もの企画が進行中。
1分の時間も惜しい状態だ。
次回作の絵本もこれで作ってるし映画もこれで作ってるし会議もこれでやっているし大体これなのであんまり画変わりがしないかもしれないです。
ずっとこうしてるだけっていう。
日本だけではなく世界中を面白くしたい。
野望はどんどん膨らんでいる。
今後は何かどのような事を?えっと今後は…基本的に一点突破で一応ディズニーを倒すみたいな事を言ってるんですね。
それは別にディズニーに恨みがあるだとかそういう事では決してなくて僕…一番好きなのでちゃんと挑みたいっていう…じゃあどうやったらディズニーのいっぱしの日本人がどうやったらディズニーと戦えるのかなという事を考えてまあそれをずっと考えて…。
ディズニーの弱点って一体何なのかなって考えたんですよ。
弱点って。
基本的に弱点ないんですよ。
もう無敵艦隊なんですよ。
もう全部10点10点10点10点なんですけど一つだけ…ディズニーが提供しているのは夢の国。
つまり…ディズニーってやっぱ会いに行かなきゃいけない。
ディズニーランドだとか映画館だとか。
まあそれはウォルト・ディズニーがそういうふうにもちろんデザインしたんですけど。
彼らを倒そうと思った戦おうと思ったら自分がやらなきゃいけない事はニシニーランドみたいな事を作る事では決してなくて。
そういう事ではなくて。
はい。
彼らの作品が生活動線にないっていうところをちゃんとついてですね…つまり皆さんが朝起きて寝るまでに僕が作った作品に触れざるをえない状況を作ってしまった方がいいなと思ったんですよ。
はい。
それって一体何なんだろうと思ったんですよ。
ここにいらっしゃる皆さん全部今日絶対お金使ったはずなんですよ。
昨日も使ったはずなんですよ。
僕たちお金なしには生きていけない事になっていてお金さえ押さえてしまえば。
で考えてみたら福沢諭吉さんいるじゃないですか。
あの紙ペラの所に。
とかとか…あと円とかドルとかいう単位があるじゃないですか。
あそこの単位別にプペルでもいい訳ですよね。
つまり「おつり30プペルです」みたいな世界を作ってしまえばみんなが絶対プペルって言ってるじゃないですか。
しゃべりにくいですね。
声優としては。
そんな感じで「あっそっか」って…お金を作ってしまってみんなが使うお金通貨を作ってしまってその…次やるのはえっと…通貨ですね。
通貨を作る。
今通貨を作ってるって事ですね。
そういうやつですね。
一個は通貨です。
あとは町作る学校作るいろいろあるんですけど…お〜大変だ。
確かに。
壮大だ。
僕その…子どもの時に…何か絵本ですね絵本があってこういうチューブみたいなのがあってそのチューブの中をこう空飛ぶ車がピュ〜って走ってるみたいな。
未来はこうですよっていうのを子どもの時に見てそれだけすごく強烈に覚えていて…みんなニコニコニコニコしてるし「やった!」って思ったんですよ。
「あれ?」って思って。
何か景色もあんまり変わってないしインターネットが来たと思ったら次みんなインターネットで何だろう…悪口の言い合いだとか揚げ足の取り合いの方に行っちゃったし。
やだなって思ったんですよ。
とにかくやだと。
とにかくああいうやつが来ると思って大人になったので…なので身の回りの問題は全部解決したいし。
みんなが楽しいっていう。
もうそれに尽きますね。
いや本当それはそうですね。
明るくしたいっていう。
私25年間やってきて発見した事があって…よく言われるんですけど私が作る自分の音楽を今みんなでネーミングしてエールロックっていってるんですけど…自分の歌う歌には作らないって決めてそれを作ってそうすると…少なくても。
お客さんはハッピーになって。
だからそこから…その持ち帰ったエネルギーで何か自分たちがしてくれるとかそういうエネルギーを送るみたいなそういう歌しか作らないで歌わなければいいかなって。
むっちゃいいですね。
それむっちゃいいですね。
僕決めてるのは一つあって例えば絵本描くにしてもサービス作るにしても何してもえ〜っともうハッピーエンドしか作らないんですよ。
やっぱほっといても…そういう人たちがそれこそ緒方さんのライブに行って「つらかった」って言った時に「頑張れ」って言ってくれたら…エール専門店っていいですね。
そう。
西野さんとは違うやり方かもしれないけどやっぱりしんどい事を…私は自分単位だけどいろいろ考えてきた結果があるからそれを言葉にすればいいかなって。
すごいすごい。
むちゃくちゃすごいですね。
すてき。
何かもう…本当すてきですね。
いやすてき。
そういうのがいいですね。
かっこいい。
これからも何か頑張って下さい。
ありがとうございます。
何か分かんないけどどこかでいろんな日本からのエンタメの発信のしかたを世界に対するちゃんと正当なルートでの発信のしかたを是非。
確かに。
本当に。
それ考えたいですね。
是非お願いします。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
いや出ないですね。
入れてないんだまだ。
たるが入ってないと出ない。
欲しかったなここ。
出てるとこ欲しかったですね。
これ…次回作です。
すごい。
むちゃくちゃきれいだ。
あ〜めっちゃ楽しみ。
へえ〜すごいきれいだね。
本当ですか?よかった〜。
本当にきれいだなと思います。
2018/03/24(土) 00:00〜01:00
NHKEテレ1大阪
SWITCHインタビュー 達人達(たち)「緒方恵美×西野亮廣」[字][再]
「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ役など、人気声優であり歌手としても活躍する緒方恵美が、お笑いから絵本作家まで型にはまらない活動を行う西野亮廣と語り合う。
詳細情報
番組内容
アニメスタジオを訪ねた西野。1人で複数の役柄を演じる緒方の声優術を聞く。姿勢や感情を微妙に変化させることで、「伝わる」声にしていく緒方の技に感動する。一方緒方は西野が共同オーナーをつとめているスナックへ。2人の意外な共通点、それは「クラウドファンディング」。緒方はCDを制作し、西野は絵本を制作した。テレビタレントの枠を越えて、人を巻き込むエンターテインメントを築こうとする西野の思いに共感する。
出演者
【出演】声優・歌手…緒方恵美,芸人・絵本作家…西野亮廣,【語り】吉田羊,六角精児
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
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