bellerose fleuristes

実は 熱い花屋の物語

Bouquet Rond フランス語で 丸いブーケ

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 2015年6月28日に 制作しました。

イブビアッチェのブーケロンです。

ブーケロンの花材は イブビアッチェ薔薇・バンダ・庭ナナカマドで

構成しております。

  ブーケロンとは フランス語で 丸いブーケを意味します。 

 パリのフルリストの場合 ブーケロンだからといって

全て 丸くするわけではなく 制作者によって 違ってきます。

独自のスタイルを 貫く方が 多いからだと思います。

 ですから ブーケロンだからといって 全て丸いとは 限らないようです。

 パリスタイルとなると フラワーアーティストとして

活躍している方が ブーケロンを 作ると 微妙に 変わります。

 

フランスの花学校で 教えるスタイルですと 世界で共通する

教え方になりますが パリスタイルですと

旬のトレンドを生かしたスタイルになります。

その年に 流行る色を持って来たリ 花材も 旬の人気のものを選び

これだの一押しを使って まとめて制作しています。

 

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一番は 花材選びが 鍵で 色と種類がヒットするものを

仕入れることが出来ますと ほとんど8割方完成 というお話しを聞きました。

きいていて なるほど 確かに 装花する時も 良い花材がないと

難しいこと しばしばありますから そうだなと感じました。

 

ベルサイユ宮殿や ホテルリッツ(5星 )の装花をしていた

トップフルリストが 言いますから 間違いないと 思います。 

  

本日のお話しで パリが出ましたので

パリで 人気な花屋さんを 少々ご紹介します。

こちらは 2014年7月に 撮影した画像となります。

 

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こちらは クリスチャントルチュ氏の お弟子さんの一人で

セバスチャンマンゴジ氏の お店です。

 

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 花雑誌では  BEST FLOWER ARRANGEMENT

( ベストフラワー )でよく 紹介されております。

彼のお店に伺ったとき ちょうど セバスチャンマンゴジ氏 が

ーケロンを作っていました。

ブーケの作り方を 店頭で数人で 眺めていましたら

近づくなオーラが 漂ってきました^^

この特攻隊長の僕でさえも 入れない空気と言いますか(汗)

さすが世界トップレベルのフルリストだと感じました。

 

この時もアドバイザーは パリ在住の飯塚詔子氏だったのですが

お話しを 聞くと お花を仕入れてきて 水揚げの際に 出た

いらない葉っぱを 足元にふんだんに あちらこちらに

置いているとか。。。

 

普通の花屋さんでしたら 手入れをした茎や葉っぱが

足元に ごちゃごちゃありますと 床も汚れてしまいますし

しかも花束などの作業の際に 足元に 違和感がありますと良い仕事が

出来ませんし 一般のお客様に 見た目的にも 失礼にあたると考えて

ほうき・ちりとりで 片づけてから制作します。

 

しかしながら セバスチャンマンゴジ氏は

逆に そのままにしています。

飯塚詔子氏に 意味を 聞いてみると程よい湿気が

出来るので お店の花に 良いとかでした。

ヨーロッパは概して 湿気が日本ほどなくジメジメ感がないゆえに

逆にお花などに湿気が必要な場合が多いのでしょう。

パリでは こうして自分のスタイルを大切にする方が多いようです。

 

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セバス チャンマンゴジ氏が 手がけているディスプレイ。

 

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セバスチャンマンゴジ氏 店内のディスプレーは

色とりどりで 日本人好みなのかなと感じさせるパンチのあるお店でした。 

僕自身も とても魅了され しばらく眺めてました ♪♪

  

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そして こちらは 個人的に出向いた カトリーヌ・ミュレーさんのアトリエ。

フェイスブック速攻で友達申請して 友達になって頂いた

とても可愛らしい方です。

彼女の手がけるスタイルは とにかく ささっと作る。

あまり考えすぎないで ささっと作る。

ただいえることは 彼女の作品は 全て キュートといいますか

とても 可愛らしいです。彼女の特有の才能と感じます。

  

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 Tiffany & Co 的な可愛いアクアブルーを感じますディスプレイです。

こちらのカトリーヌ・ミュレーさんも クリスチャントルチュ氏の

お弟子さんで その他のお弟子さんには 先日お話しをしました

ヴァンソン・レサール氏や斎藤由美氏 に

アレックス・カンビ氏・アニー・ウズロウ氏 がいます。

 

当時、パリ6区オデオン交差点に面した場所に

クリスチャン・トルチュ氏のお店がありましたが

活躍の場を世界に 向けて 閉店しました。

お話しを 探ってみますと お店に毎日のように 見に来る方々が殺到して

自分のスタイルが 出来ないと判断し そうしたとか。。。

 

そのお弟子さんのヴァンソン・レサール氏が

クリスチャン・トルチュ氏のエスプリを受け継ぎ

同じ場所で 名前を パスカル・ミュテル  Pascal Mutel に 改め

三ツ星レストラン「ピエール・ガニエール」ガニエ―ルや

ジバンシーの装花を 担当していたとのこと。

そこから 彼は 場所を移転し Rosebud ローズバットに 変わっていきます。

 話しが ややこしいですが パリの花業界を

常に 活気づけた方々と感じて 頂ければ 幸いです。

 

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 ちなみに フェイスブックで ちょっと会話しただけなのですが

親しみが 沸きましたので カトリーヌ・ミュレーさんだけ

特別に さん 付けさせていただいております。

 

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muller catherine, Catherine Muller in paris, France   サイトより引用。

 

キュートなカトリーヌ・ミュレーさんは10年まえからでしょうか

ときに日本に来日され デモストレーションをされておりました。

とくにブラックカラーで制作されましたブーケがとても印象的で

僕の頭の中にしっかりと 覚えております。

 

今も とても素敵ですが 魅力のある方です^^

 

www.youtube.com

 

カトリーヌ・ミュレーさんが 出ている動画。

 

www.instagram.com

 

こちらは カトリーヌ・ミュレーさんのインスタグラム。


カトリーヌ・ミュレーさんのパリのアトリエでは

とくに 海外の方も 多く訪れてレッスンしております。

男女問わず大人気です♪♪ 

 

 

そして 最後に 上記のトップフルリストの恩師であります

クリスチャントルチュ氏のご紹介を 恐縮ながら 少々させて頂きます。

 


クリスチャントルチュ氏サイトより引用。

 

 自然への深い想いと 鋭い視点から生まれる

革新的なアイデアは「トルチュ・スタイル」と呼ばれ

世界中の人々を 魅了してきました。

 

ホテルやファッション業界の装花に 斬新な発想を持ちこみ

花のスタイルを革新してきた パリのフラワーアーティスト

カンヌ映画祭公式 パートナーとして 7年間メイン会場の装花を担当し

サッカーワールドカップ等各種イベント装花、

ジョルジュサンク・フォーシーズンホテル復活の際の

装花プロデュースや パークハイアットの装花。

グランメゾンのファッションショーやブティックのディスプレイ等を

手がけてまいりました。

また、美しい暮らしを追求するトルチュの活動は花にとどまらず

レイノーバカラ、ローゼンタール等のテーブルウェアにデザインを

提供するとともに オリジナルフラワーベースや アロマグッズ等を開発し

独自のスタイルを 築いております。

現在は ライフスタイル商品・インテリアデザイン等の活動に

注力しており各種ホームアクセサリーのクリエイション・

ホテル内装・インテリアデザインを手掛け

よりインターナショナルな 活動を 行っております。

 

今日は ここまでとなります。

 

 ご覧 頂き 誠に ありがとう ございます。

 明日は 最近のベルローズを 掲載いたします。

   

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