ミヒロの活動記録

田舎からの刺客ミヒロの活動記録

日常

セクハラで会社辞めたいけど、辞めると生活できなくなる

私は小さな会社で平日の昼間、SEとして働いています。

 

もともと、親戚のお兄さんがSEとして働いていて、お兄さんの場合病院のSEをやっているので私とはやっていることが違うのですがそれでもお兄さんは「こんな仕事をしている」「やりがいがある」なんて言っててすごくかっこよく見えたもんなのです。

 

それで、進路を決めるときに私も「お兄さんのようなSEになりたい!」と思い、それに向けて色々頑張ってきた次第でございます。

 

うちはすごーく貧乏で「大学なんて」と散々言われたものなのですが、無事に合格できてバイトも学校も一生懸命やっていた為に誰も「早く働け」とは言わなくなったもんなのです。(親からすれば、高校を卒業したあとすぐに就職して欲しかったんだと思います。

 

うちは5人兄弟で私のしたには小さい弟たちが4人も・・・!(笑)だから、大学なんて贅沢な場所って認識だったのでしょう)。

 

ミヒロ
今回、このタイトルをつけたのはそうです、セクハラ問題を抱えているからなのです。

 

 

セクハラ問題なんて大体被害妄想じゃないの?なんて思ってたくらい、私には縁遠いものだったのですがいざ自分が

 

ミヒロ
「あれ・・・?これセクハラ・・・?」

 

ミヒロ
「もしかして、アレってセクハラじゃ・・・」

 

という事態に遭遇するとそれはもう色々止まらないわけです。

 

そのセクハラは些細なことから始まります。

 

その日、

 

おじさん
「ねぇ、ところでキミってさー」

 

って軽いノリで私のことを色々聞いてきた男性がいました。

 

普段はあまり顔を合わせない上司です。

 

私も、世間話の延長かな?くらいで軽く答えていたのですが、その質問は段々ディープなものに。

 

おじさん
「どこに住んでるんだっけ??」

 

おじさん
「あれっ?電話番号って俺ら交換したっけ?まだだよね、じゃぁ交換しておこう」
←この時点であれ?って感じ。

 

その後、

 

おじさん
「あっ、おはよう^^ところでさ、初体験って何歳の時だったの?」

←軽い挨拶のノリで聞き出してくる辺りね、もうね。

 

そしてLINEでも酷いんです。

 

まず、時間を気にする事なく四六時中送ってくる。

 

それも、「初体験いつだったの?」とかそういうセクハラ紛いな質問ではなく

 

おじさん
「今日はポカポカだね^^」

 

だったり

 

おじさん
「今朝は何食べたの?」

 

とか本当にどうでもいいような質問を四六時中送ってくるのです。

 

本当一体いつ寝てるの??って感じ。

 

なんか様子がおかしいし、怖いので通知OFFにして既読もつけない状態に。

 

すると、会社で顔を合わせると

 

おじさん
「なぁー、なんで返事しないん??」

 

おじさん
「もしかして電話派??おっけ^^」

←この日の夜から電話が掛かってくるように。

 

さすがに怖くなって、別の日会社で顔を合わせたときに

 

ミヒロ
「もうLINEも電話もしないでください」

 

と丁重にお断りしたんです。

 

すると

おじさん
「一緒に飲みに行ってくれたらもうしない」

 

と言い出すので、どうしようか悩んだのですが流石に2人では怖いので、同僚のT君を一緒に連れていくことに。(この時点でT君が来ることは本人に内緒にしてました)。

 

 

いざ、指定された居酒屋へ行くとT君をみつけるや否や一瞬イヤな顔をしたのはバッチリ見ました。

 

まぁとりあえずT君や他のお客さんもいる手前、怒鳴りつけることはありませんでしたが、

 

おじさん
「こっち座れ」

 

と隣に座ることを強要。すると、テーブルの下では足をつっついてきたり、足を絡ませようとしてきたり本当ビックリしてしまいました。

 

えーっと・・・と困っているときに、T君がすかさず上司が食いつくような話題を振ってくれたおかげで助かりました。Tよ・・・本当にありがとう・・・!

 

そして、2時間ほど飲んで

 

「さぁ、帰りましょう」

 

っていう時になり上司が

 

おじさん
「カラオケ行こう^^」

 

なんて言い出してビックリ。

 

いかねーよ!!!帰るよ!!!!

 

T君もワンちゃんにご飯をあげなきゃいけないらしく、この時間が限界という事だったので

 

おじさん
「もう帰ります」

 

おじさん
「帰りましょう」

 

おじさん
「いや!俺はまだ帰らない!カラオケに行く!」

 

の押し問答。

 

結局、別の機会にという事になりこの日は解散することが出来ました。

 

上司は我々なんて存在しなかったんだ!という勢いでタクシーを拾って一人で颯爽と帰ってしまいました。

 

その日、私の目にはT君がヒーローに見えました。誘ってみてよかった・・・。

 

と思っているのもつかの間、

 

上司からLINEが。

 

おじさん
「なんでTも一緒だったのー?」

 

おじさん
「あれはカウントしないからねー。ノーカンだよ。」

 

おじさん
「二人で行こう」

 

とか言い出す。

 

ノーカンってなんだよボケナスが!!!!!

 

この頃、私は週末にキャバ、パパ活なんかもやっててあまりゆっくり眠れる時間もなく色々疲れ果てていました。

 

簡単なことでも、考えるのが面倒になってきていたのです。ダメですよね。

 

考えるのが面倒になってくると、

 

 

ミヒロ
あの上司をどうやったら上手く回避できるだろうか

 

ミヒロ
あの上司は一体何故、私にかまってくるんだろうか

 

とかそういうのを考えるのも疲れてくるんですよね。

 

だから、あんまり深く考えないようにしていたのです。

 

ですが、冷静に考えてみればこれは立派なセクハラなのでは?

 

もしかしたら、LINEで送ってきた内容は立派な証拠になるのでは??

 

と思いついたのです!!

 

そういえば、あの日T君が

 

おじさん
「LINEは消さないほうがいいよ」

 

って言ってたのはこの事だったのかもしれません。

 

あれもこれもセクハラなのでは?と思ってからはもう「辞めたい」「行きたくない」が止まりませんでした。顔を見るのもイヤだったのです。

 

ですが、ここで仕事をやめてしまったのでは実家に迷惑が掛かるかもしれない!

 

文句いいながらも大学まで行かせてくれた親に怒られてしまうかもしれない!とか色々思うところがたくさんあったのです。

 

ですので、できればやめない方向で・万が一そういう事態になってしまったら辞表をも覚悟っていう勢いで早速T君にそのことを言ったら

 

おじさん
「俺が(別の)上司に掛け合ってみるよ」

 

と言ってくれました。

 

本当に同僚は大切にするべきですね、助かります(´;ω;`)

 

それからは色々大変でしたよ??

 

実はこの上司がLINEだお酒のお誘いだ何だとやっていたのは私1人に対してではなく、私のような独身の女性に対しておこなっていたそうです。

 

それで、この上司(凄く優しいけど社内では滅多に見る機会がない)も頭を抱えていたそうです。

 

結局、コイツはどうしたのかと申しますとなんと左遷!されたのです。

 

それから私はコイツと顔を合わせることはもうありませんでした。

 

おじさん
「左遷されることになったよ」

 

というT君の発言後、ソッコーでLINEをブロック削除しました。これでもうわけわからんLINEに悩まされる心配もありませんし、お酒に誘われる事もありません。

 

そして、あの優しい上司の方が「もっと早くにこうするべきだったね」なんて言ってくれたの、私は忘れません(´;ω;`)本当だよ、もっと早くにそうしてくれりゃ良かったのに(´;ω;`)

 

このセクハラ問題で一番お手柄だったのはまさしくT君だったわけなのです。

 

このT君ですが、要所要所で大活躍してくれて私だけではなく同じ部署からの信頼も厚く本当にデキる男!という感じでかっこいいのです!!

 

そんなT君は、この夏結婚していきます。5年お付き合いをしていた婚約者と目出度く!ゴールインをするわけなのです!!!

 

ミヒロ
「セクハラされているかもしれない」

 

ミヒロ
「どうしよう、辞めたい」

 

とか色々考えていた時間が無駄だとは思いませんが、私の場合身近に相談できる人がいてくれて本当にラッキーでした。Tよ、本当にありがとう。

 

世の中には、セクハラ被害を受けているのに中々やめられない人もいれば、自分が悪いわけではないのに辞めてしまう人も沢山いると思います(´;ω;`)相談することができるというのは大切なことなんだと痛感しました。

 

ちゃんちゃん♪

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