今更ながらプロフィールを公開してみる。【カミングアウト】

f:id:hidamaru:20180315232748j:plain


 みなさま、こんにちは。
 甥っ子の誕生日に「マッチョなジョジョ立ちアンパンマン」を描いてあげたら、見向きもされなかったヒダマルです。

 しょくぱんまん(ジョジョ立ち)とカレーパンマン(ジョジョ立ち)も描いたのに……。おまけにかびるんるん(リアルフェイス)まで付けたのに……。

 

 ま、ゆってもまだ3歳ですからね。分かっちゃいたさ。
 あと2年もすれば、尊敬の眼差しを注がれることは間違いないぜ。

 

 

注意事項。

 ヒダマルの、特に秘密にしていた訳でもないプロフィールが、今夜ついに明かされます。ヒダマルの半生です。

 詳細なプロフィールを発表しようとは前々から考えていたのですが、固定ページで公開すべきかどうかを悩んでいました。

 しかし、普段の更新の流れで発表されている方も意外といらっしゃるのだな、という感覚があったので(具体的には、「しろくま」さんや「冬島やや」さん)、連続更新記録の肥やしにしようかなと。一石で二鳥狙おうと。

 


 ただ、ヒダマルの半生はあんまり楽しい話ではないです。

「そもそもお前の人生なんか興味ねぇよ」という以前に、陰鬱とした雰囲気をまとっております。最悪ではないですけど。
 かなり独特な死生観を持っている自覚がありますし、もしかすれば精神的なダメージを受けられる方もいらっしゃるかもしれません。

 

 そのため、もしも現在精神的に不安定な方や、共感能力の高い方が読まれると、移る可能性があります。鬱る可能性があります。お気を付けください。

 

 

 

 

1989年 0歳  誕生

 ヒダマル家の次男として生を受ける。

 これさえなければ。

 

 

 

1994年 5歳  地獄その➀

 両親が離婚、母子家庭となる。
 弟が生まれる。
 同じ小学校に通う予定だった初恋の女の子が引っ越す。

 上記みっつの事件は、ヒダマルの人生にかなり負の影響を及ぼしています。僅か半年足らずの間に起こりましたからね。間違いなく、人生最悪な時期のひとつ。

 

 

 

1995年 6歳  小学校へ入学

 同じクラスの女の子を好きになる。

 流石は子どもですね。移り気の早さたるや。
 ただ、この子との出会いは、本当に本当に特別なものでした。

 それと、小学生時代のヒダマルは今と違って活発で、積極奇異型アスペルガーなウザい子どもでした。毎日けっこう楽しかった。
 友達も多く、先生にも恵まれ、一番幸せな時期だったかもしれません。ドラゴンボールはどこかな。

 

 

 

2001年 12歳 中学校へ入学

 小学校のメンバーがそのまま移っただけなので、特に変わったこともなく。ただ、そろそろ子どもでいられない雰囲気に馴染めなかったです。

 積極奇異型から、徐々に受け身型アスペルガーに変化しました。

 

 まだ恋は続いてます。

 

 

 

2004年 15歳 高校へ入学

 9年間一緒だった友人たちと別れることに。徐々にメンタルを病み始めます。

 思い返せば、典型的な社会不安障害でした。『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い』の主人公、黒木智子ちゃんを想像してください。あれがヒダマルです。

 

f:id:hidamaru:20180315234940j:plain

 

 幸いにも頭だけは良かったので、勉強だけやって乗り切った三年間。特に良い思い出はありませんが、二年の頃に幼稚園に職場体験に行ったのは大きかったかな?

 

 まだ恋は続いています。

 

 

 

2007年 18歳 短大保育科へ入学

 保育士を目指して勉学に励む。
 高校時代よりは、人との距離とか関係とかうまくなってきた感じ。ま、当社比ですが。

 

 まだ恋は続いています。

 というか、この年の5月に付き合うことになりました。やっとって感じですね。
 なんだよ結局ノロケ話かよ犬も食わねぇよと思われたそこのあなた、安心して下さい。紛う事無きバッドエンドですから。

 

 

 

2009年 20歳 地獄その② 保育園に就職

 今思えば、ヒダマルは人を相手にする職種に全く向いてませんでした。子どもが好きなだけの役立たず。

 10代から続くコミュ障が炸裂し、職場にまったく馴染めませんでした。それでもなんとか働いてましたね。迷惑なことに。

 

 

 

2012年 23歳 プロポーズ

f:id:hidamaru:20180315234010j:plain

 クリスマスのディズニーランドでプロポーズ。

 婚約指輪ぱっかー。

 

 よくもまぁこんな恥ずかしいこと出来ましたよね。これコントですよね。この頃のヒダマルは頭おかしいですよね。今もか。

 ちなみに「人生で二度と経験したくないことは何か?」と問われれば、「挫折・骨折・プロポーズ」と即答します。あの緊張と震えはもう嫌。

 

 あ、結果はOKもらえました。

 ……ものの、後日「今は無理」との追加返事。

 

 

 

2013年 24歳 地獄その③ 保育園を途中退職

 メンタルをやられて挫折。粉々に砕け散りました。好いてくれていた子どもたちには、謝罪の言葉もありません。

 詳細は省きますが、思えば就職した時点から精神面はボロッボロでした。だから余計にあの人を欲してたんですけど。
 仕事や人間関係に関して、もう少し改めないと幸せになれないと気付いて行動に移していた最中だったのですが。ま、失敗です。よくある話です。

 

f:id:hidamaru:20180315235033j:plain


 仕事中は、「帰ったら死のう。だから今日だけは頑張ろう」と毎日考えてました。死が救いでした。

 道具を揃えて、人にバレない時間帯を考えて、公園の遊具の中から適度な高さ・強度のあるものを選び出しました。

 首を一突きにするための扱いやすい包丁を買いました。今では普通に便利な包丁としてお魚を捌いてますが。

 

 手首なんかもう傷だらけ。あっはっは。

 あ、でもここはカッターしか使ってないので、今はもうそんなに目立ちません。
 それと「どうしても切りたいときは切っていい」という自分ルールを設定した後は、かれこれ一年くらい切ってないですね。時たま、うずうずしますけどね。えらい。

 

 

f:id:hidamaru:20180315233424j:plain

 

 辞めた後は派遣会社に登録し、他の保育園で働くも2ヶ月ちょっとで退職。メンタルの問題が尋常でないことに気付き、精神科へ。

 その後は地方公務員としての保育士を目指して活動しましたが、結果は不採用。

 

 この間、自分の精神が置かれた状況を調べ上げました。人に頼らず(というより頼る能力がなく)、自分で徹底的に勉強しました。精神科は、ヒダマルにとってはこれといってアテになりませんでした。予想してはいましたが。

 幻覚はないし、鬱病というには軽いし、「適応障害」「境界性人格障害」と呼ばれる状態に近かったと思います。

 

※「精神科はアテにならなかった」というのはヒダマル個人の感想ですので、決して鵜呑みにはしないで下さい。救われている方もたくさんいます。

 

 

 

2014年 25歳 ラノベ作家を目指す

 この年から現在にかけては、正真正銘のニートです。

 まぁ日本におけるニートの定義や扱い方なんて憎悪だけのザルですから、その辺の肩書は一切気にしてませんけど。
 他人に興味のない特性がいい方向に働いてます。

 

 だらだらと生き延びてた時に出版されたライトノベル『男子高校生でライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。』を読んで、ある事を思い出しました。

 実は、ヒダマルは高校時代、「電撃小説大賞」に応募した経験があるのです。

 久しぶりに小説を書き始め、同じ賞に応募してみました。落選しました。

 

 

 

2015年 26歳 チャンスが舞い込む

 めげずに小説を書き続ける。毎日パソコンへ向かい、賞レースへ応募しまくる。
 その甲斐あって、「第22回電撃小説大賞」の1次選考を突破。けれども、次の2次選考であえなく落選。

 

f:id:hidamaru:20180315233521j:plain

 

 しかし。
 同年11月、電撃文庫の編集さんからスカウト電話を頂きました。
 編集さんの意見をもとに小説を改稿して、商品に足る作品が出来れば、電撃文庫でデビューできることを意味します。ちなみに、電撃文庫はラノベ業界の最大手です。横綱です。

 チャンス。


 大チャンス。


 超チャンス。

 

 

 

2016年 27歳 生き方を見直す

 この年の半ば頃から、再起に向けた活動を本格化させました。主に精神的な方面で。

 食事を変えて、思考法を変えて、生活習慣を変えて、アスペのマイナス症状を和らげて、効果が現れ始めたのは翌年の春ごろ。自分でも「お、ちょっと変わったな」と感じました。死にたい気持ちが薄れてきました。

 もちろん、小説に関する勉強も継続していました。

 

 

 

2017年 28歳 ひとりになる

f:id:hidamaru:20180315233641j:plain

 

 小説家デビューを諦めました。

 お前は何をやってんだって話ですが、言い訳をさせてください。


 ヒダマルの誇りと名誉のために言っておくと、面白い小説が書けない訳ではありません。もちろんまだまだ未熟者ですが、そこは努力でどうにでもなるポイントです。

 問題は、「他人と良好な関係を築けない」点。
 小説を面白くするために、編集さんと喧々諤々の熱いコミュニケーションとか、無理です。不可能。ここは、ヒダマルにとって、努力でどうこうなる問題ではありませんでした。


 だから、編集さんを通した小説出版はすっぱりと諦めました。この技術がお金に代わることは、もう少し先みたいです。

 頭がクリアになってきたからこそ、決断できたことです。

 

 

 正攻法で働くことのできない自分が、どうすれば社会で生きて行けるのか、どうすれば婚約者と幸せになれるのか、前向きに考えられるようになってきました。

 そして、考えたことを元に、当の相方に資金援助を申し出たところ、完全に話が通じなくなりました。振られました。

 はい、約束通りのバッドエンドです。

 

 二人で幸せになるための最大公約数を模索したんですけどね。

 


 20年くらい前から好きだったんですけどね。お互いに。

 

f:id:hidamaru:20180315233129j:plain

 

 

 

 

2018年 29歳 ブログをがんばる

 現在に至る。
 文章を作るのは得意分野なので、とりあえずこの辺から攻めてます。遊戯王カードの転売はともかく、こっちは未だに収入ゼロなのでそろそろモチベ的にヤヴァイ。

 しかし、ヒダマルの目標は保育士時代の収入「手取り12万弱」ですからね。
 保育士の収入なんてそれこそ副業みたいなもんなので、本気で色々手を出せば不可能な額ではないでしょう。

 ブログの運営は慣れてきましたし、そろそろ他のことにも目を向けないといけません。オリンピックまでに達成できるといいな。

 

 

 

おまけ ~ヒダマルの死生観~

 もう何時からあるのか分からない自殺願望や希死念慮は、たぶん今後も消えません。

 しかも、生きるエネルギーが補充されてくると、もっと積極的な「殺したい」に変化しちゃったりするんですよね。これは最近気づきました。

 

「あの人を傷つけた自分を殺したい」。
「あの人と幸せになれなかった自分を殺したい」。
「あの人と一緒に生きていない自分を殺したい」。
「なるべく苦しめて痛めつけて切り刻んでやりたい」。ざくざく。痛そうだからやりませんけど。

 そこそこ元気になってもこんな風なんで、付き合ってくしかないみたい。持病みたいなもんです。

 


 ところで、ヒダマルはそもそも、死はさほど不幸な現象ではないと捉えています。生まれることは奇蹟ですが、死ぬことは当然ですし。本人の意志に反した死は可哀そうですけど。

 それに、亡くなった方にはもう、それ以上悪い事は起こりませんから。天国とか地獄とか生まれ変わりとかは、性格の悪い人がでっち上げた作り話だと思います。

 ヒダマルも、できることなら早く消えてなくなりたいです。

 


 でもまぁ、生きなきゃならんみたいなので。希望は先延ばしです。どうせほっといても死ぬし。

 とりあえず、親が生きてるうちは自殺の予定は入れません。甥っ子からの尊敬の眼差しも、まだ受けてないですしね。

 

 

 ヒダマルはそのうち死にます。

 それが1年後か、50年後かが分からないだけで。他の方々と変わりありません。
 ただ、今ではないと思います。明日でもないと思います。

 

 そういうふうに考えていると、ヒダマルはなんだか気楽に生きていけるのです。

 

 

 

まとめ。

 以上、ヒダマルの半生でした。
 アニオタやってる癖にアニメの話が一切出てきませんが、その辺を含めると焦点がズレるので割愛しました。特にストーリーもないですし。


 それより、みなさん大丈夫ですか? 鬱りませんでした?

「人に歴史あり」と言いますが、我ながら独特な歴史と世界観の中で生きてんなぁと思います。
 母子家庭でコミュ障で20年来の幼馴染と婚約からの大失恋とか、それこそラノベ主人公みたいな。別に泣いてませんよ。


 ちなみに、普段のアニメ記事の中で「ひとりも友達がいない」とか「ここ半年間ケータイに触ってないし、それで不都合も感じてない」とか破滅的な自虐ネタを放り込んでいますが、あれらはすべて実話です。掛け値なしの事実です。

 もうネタにするっきゃない人生ですね。あっはっは。
 泣いてませんってば。

 

 

 それと、重複になりますが、「精神科はアテにならなかった」という感想はヒダマルの個人的な認識ですので、決して鵜呑みにはしないで下さい。救われている方も、たくさんいます。

 少しでもメンタル面での悩みがある方は、気軽に訪れてみると良いと思います。「風邪気味だから病院に行く」程度の認識でいいのです。特別な場所だと捉えないでください。

 

 

 

 まぁそんなこんなで。

 これからも、不肖ヒダマルは思うさまに生きて、好き放題に死なせてもらいます。文句は受け付けません。『月の爆撃機』的なね。ここから一歩も通さないというね(友達も恋人もいないけどなッ)

 とりあえずは、こうやって挨拶できることに感謝しながら、お別れです。


 それでは、また明日。