藤倉善郎容疑者 |
藤倉総裁が容疑者となるのは、やや日刊カルト新聞社の主筆だった2011年以来、7年ぶり2度目。この事態を重く見た同社は即日、藤倉容疑者を「創始者兼総裁」から解任することを決定した。
藤倉容疑者が侵入した初転法輪記念館 |
礼拝所内で撮影された写真は、職員の指示に従ってその場で全て消去された。しかし教団側は、礼拝室に設置された監視カメラの映像や、藤倉容疑者が本名と連絡先を記して同施設の職員に渡したメモから、礼拝室に入った人物を藤倉容疑者と特定。荒川署に被害届を提出していた。
警察の取り調べに対して藤倉容疑者は、「大川隆法総裁は地球至高神であり仏陀の生まれ変わり」と熱弁を振るっている最中に担当刑事が失笑したことに不快感を示したり、取調室の「飲食禁止」の張り紙を見て「カツ丼はおごってもらえないのですね」と残念そうにするなど、ときおり反抗的な態度も示したが、捜査には協力的。事実関係を認め「以後気をつける」と反省を口にする場面もあったという。
一方で「出入り禁止は通告されていたが、実際の対応は現場の施設管理者ごとにまちまちで、変装もせず本名を名乗っても入れてくれる施設もあった。初転法輪記念館も“ようこそ初転法輪記念館へ”という看板がある一般公開施設で、撮影は咎められたが入ったこと自体は問題ないと職員に言われた」などと供述し、容疑を一部否認するともとれる供述をしている。動機については、「大川隆法総裁は地球至高神であり仏陀の生まれ変わり。調査研究目的ももちろんあるが、その大川総裁が初めて説法した初転法輪記念館を一度参拝したかった」などと意味不明なことを口走っているという。
藤倉容疑者は、やや日刊カルト新聞社の主筆だった2011年にも、浄土真宗親鸞会関係者が偽装勧誘の際に使用している冊子を記事に転載したことで、著作権法違反容疑で家宅捜索を受けている。翌年に嫌疑不十分で不起処分となったが、容疑者となるのは今回が7年ぶり2度目。
代表者が2度にわたって犯罪容疑者となった事態を重く見たやや日刊カルト新聞社は、社内で緊急懲罰委員会を設置。藤倉容疑者への聞き取り調査を行った。
藤倉容疑者解任を表明する同社のプレスリリース
|
藤倉容疑者の送検を伝えるザ・リバティWeb |
藤倉善郎容疑者は1974年東京生まれ。2004年頃からフリーライターとして活動。2009年にやや日刊カルト新聞を創刊し、当初は社主、後に主筆に就任。2015年に同紙・鈴木エイト副代表に年間の記事出稿数で破れたことから主筆の座を追われ(現在の主筆は鈴木エイト氏)、創始者兼総裁に就任していた。2012年に『週刊新潮』で執筆した幸福の科学学園問題に関するルポについて教団から民事訴訟を起こされたが(2016年に新潮社と藤倉容疑者の完全勝訴が確定)、民事訴訟はこの1件のみで、幸福の科学関連で刑事事件化するのは今回が初めて。
3 コメント:
エル・カンターレファイト
フジクラファイト
新ポスト (容疑者兼総裁)
ダメだ・・・ ツボった・・・(笑)
コメントを投稿