- あかちゃんといっしょに作ったあかちゃんのための絵本「あかちゃん学絵本シリーズ」
- 赤ちゃんが泣き止む!赤ちゃんの目をくぎ付けにした絵本「もいもい」
- 赤ちゃんの一番大好きなキャラクター「うるしー」
- 赤ちゃんに言葉のイメージから絵を選択してもらった「モイモイとキーリー」
- 絵本関連記事一覧
あかちゃんといっしょに作ったあかちゃんのための絵本「あかちゃん学絵本シリーズ」
2018年3月8日に放送された情報バラエティー番組スッキリのコーナー・キニナルジャーナルで、赤ちゃんが選んだ赤ちゃんが本当に好きな絵本として、赤ちゃんの心や脳の発達などを研究している東京大学教授・関一夫氏率いる「東京大学 あかちゃんラボ」が赤ちゃんと一緒に作った、赤ちゃんのための絵本が紹介された。
あかちゃん学絵本プロジェクト
東京大学 あかちゃんラボの開一夫教授は、あかちゃんの好きなイラストを使用したという絵本が多く出版される中で、その根拠はきちんとした調査がなされたものではなく、本当にあかちゃんが本当に好きかどうか分からないという見解のもと、東京大学あかちゃんラボと出版社ディスカヴァー・トゥエンティワンで協力し、これまで積み重ねてきたあかちゃん学研究の見地と豊富な本づくりの経験を活かして、本当にあかちゃんが好きな絵本・あかちゃんと一緒に楽しめる絵本を作りたいという想いから、あかちゃん学絵本プロジェクトを立ち上げた。
まだ言葉を話すことができないあかちゃんの好みを知る為、月齢8~13カ月のあかちゃんに協力してもらい、選択注視法を用いた実験を行った。選択注視法とは、複数の刺激を同時に提示し、どれをより長く注視するかを測るというもの。複数のイラストのなかでどれを長く見るかをチェック、最後に統計的な処理をすることであかちゃんの好みを明らかにした。その調査結果に基づいて「あかちゃん学絵本プロジェクト」発の絵本として「うるしー」「もいもい」「モイモイとキーリー」の3冊が作られた。
赤ちゃんが泣き止む!赤ちゃんの目をくぎ付けにした絵本「もいもい」
「もいもい」は。あかちゃんの視線をくぎづけにして離さないイラストが発見され、そのイラストを絵本化。泣く子も見つめる圧倒的な注目度のキャラクター絵本になった。
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東京大学あかちゃんラボ発
あかちゃんといっしょに作った あかちゃんのための絵本!
私たちは、科学的な研究を通して赤ちゃんのための絵本を作る
「あかちゃん学絵本プロジェクト」を立ち上げて進めてきました。
このプロジェクトのなかでいろいろな実験をしました。
モイモイという言葉に対して、赤ちゃんがどんな形を思い描くのかを調べているときのことです。
あるイラストが、あかちゃんの視線をくぎづけにして離しません。
その注目度は、ほかの倍以上にもなります。
このイラストにはあかちゃんの視線を引きつける特別ななにかがあると考えた私たちは、
ここから「もいもい」というキャラクターの絵本を作りました。
この絵本をあかちゃんに見せるとビックリ!
なんとそれは、泣く子も見つめる圧倒的な注目度のキャラクター絵本だったのです。
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赤ちゃんの一番大好きなキャラクター「うるしー」
「うるしー」は、あかちゃんによる選択注視法の投票で選ばれた一番人気のキャラクターを主人公にした絵本。 また赤ちゃんの大好きな絵はお母さんと逆だったことも明らかになった。
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東京大学あかちゃんラボ発
あかちゃんといっしょに作った あかちゃんのための絵本!
「あかちゃんの好きなキャラクターを使って絵本を作りたい。」
そんな想いから企画されたのがこの絵本です。
あかちゃんが好きな絵本とされるものの多くで原色が派手に使われています。
たしかにあかちゃんは原色をよく見ますが、実はそれは視覚の発達の影響が大きく、
好きかどうかとはあまり関係がありません。
そこで私たちは、あかちゃんに審査員になってもらい、
キャラクターの人気投票をしてみることにしました。
帽子からいろいろなものを取り出してみせるのが得意な見習い手品師というテーマで描かれた
キャラクターを2つずつならべ、あかちゃんがどっちを長く見つめているかを調べ、
人気No.1を選び出したのです。
あかちゃんの視線の見つめる先をアイトラッキングという技術で追いかけ、
少し専門的な統計処理をして出てきた結果はなんと、
お父さん、お母さんの投票とはまったく逆のものでした!
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赤ちゃんに言葉のイメージから絵を選択してもらった「モイモイとキーリー」
「モイモイとキーリー」は、あかちゃんが持つ言葉のイメージをイラスト化してできた絵本。
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- 作者: みうらし~まる,開一夫
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2017/07/13
- メディア: 単行本
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東京大学あかちゃんラボ発
あかちゃんといっしょに作った あかちゃんのための絵本!
ブーバー・キキという心理学の実験があります。
トゲトゲしたイラストとふわふわしたイラストを見せて、
どちらがブーバーでどちらがキキだと思うかを聞くというものです。
多くの人が、トゲトゲした形をキキ、ふわふわした形をブーバーだと答えます。
私たちは、音と形を自然と結びつけているようなのです。
ブーバー・キキと同じようなことを
あかちゃんにやってもらってできあがったのがこの絵本です。
「モイモイ」と「キーリー」という言葉を聞いたときに
あかちゃんが思い描いているかもしれない形が、
オノマトペの世界を旅していきます。
あかちゃんと一緒に、言葉と形の不思議なつながりを味わってみてください。
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