レトロな特撮映画風の横スクロールSTG『Squadron 51』ゲームプレイ映像が公開。1950年代のSF映画から影響を受ける

ブラジルのインディースタジオLoomiartsは3月19日、現在開発中の『Squadron 51』のゲームプレイを収めたティーザートレイラーを公開した。本作は、1950年代のSF映画から影響を受けたという横スクロール・シューティングゲームだ。ソロもしくはローカルでの2人協力プレイに対応する。

本作の舞台となる時代からさかのぼること数十年、地球の存在を確認した宇宙人は人類と初めて接触。それから宇宙人は地球のあらゆる場所に現れ、さまざまな分野における目覚ましい発展を人類にもたらす。しかし両者の友好関係は長く続かず、迫害と暴力によりあっけなく破綻。そして地球は宇宙人による抑圧に晒されることとなる。そんな中、宇宙人に抵抗する組織「Squadron 51」が発足し、世界中の空で戦いを繰り広げる。

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プレイヤーは主人公のLieutenant Kayaとなり、海上から冬の雪山、洞窟など、世界中のさまざまな環境での空戦に挑む。ステージ数は全部で6つ。自機である戦闘機には4つの異なるタイプが用意され、映像でも小型の戦闘機以外に、後方と上方に銃座を備えた大型の飛行艇が確認できる。攻撃手段にはメインの機銃のほか、サブウェポンにミサイルと火炎放射器があり、画面左下のゲージで使用可能かどうかを表しているようだ。ゲームの難易度は複数用意され、もっとも易しいレベルでは1時間ほどでクリアできるボリュームだという。カットシーンでは、パイロット同士の交信によりストーリーが語られる。

本作は、前述した通り1950年代のSF映画から影響を受けており、それはシナリオだけではなく、全編ザラついた白黒画面でゲームが進む所からもうかがえる。自機の戦闘機や敵のUFOなどは模型のような質感で、そのフィールドに馴染んでいないライティングの当たり方が、いかにも当時の特撮のような雰囲気を感じさせる。また、派手に飛び散る火花や爆発のエフェクトも、別撮りしたものを合成させたような独特のチープ感があり、明らかにリアルさではなく、レトロなSF映画というテーマに即した映像表現を追求していることがわかる。ちなみに、本作はUnreal Engine 4で開発されている。

Brasil Game Showなどに出展した際に配られたフライヤー。こちらもレトロな雰囲気である

この『Squadron 51』を手がけるLoomiartsは2017年に設立された新しいスタジオだが、本作の開発自体は2016年から始まっていたという。PCおよびニンテンドースイッチ向けに2018年末に発売予定となっている。また、ほかのコンソールでの発売についても検討しているとのこと。

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