2018-03-23

作文という接待

9.11事件があった当時小学生だったんだけど

あの事件のあった日に学校で作文を書かされた記憶がある

学校に行ったらなんか先生から急に作文用紙を渡されて

「今からあの事について感じたことを書きなさい」

とか言われたんだけど急なことでなんじゃそりゃと思った

しかに痛ましいことではあるんだけど

テレビで今朝見たばかりで何が何だかよくわかってなかった

でも亡くなった人はかわいそうだと思ったか

「死んだ人がかわいそうです。これは絶対ダメな事だと思います

とだけ書いて提出したら足りないかもっと書き足せと言われた

今までの経験から先生ってのはこういうの求めてんだろうなと思って

子供ながらに大人受けしそうな内容を忖度して書いてやってんのに

それが再提出ってどういうことなんだよと思った

再提出は自分を含めて5人ぐらいいた

結局”正しい感想文”ができるまで居残りで何度も書き直しをさせられた

でも不思議だったのはその過程で具体的な指示が何一つなかったこ

出来上がったもの先生に提出して初めて是非が分かるというシステム

一回提出するごとに方向性ちょっとずつ探り当てていくゲーム

ハッキリ言ってクソゲー以外の何物でもない

最近政治ニュースを見てると当時の記憶がよく蘇る

子供の頃からそういう忖度の訓練ばっかさせてんじゃねえよと思う

子供に書かせたいものが決まってんだったら最初からガイドライン用意しとけ

それか写経みたいにてめえの書いた文章書き写させとけアホンダ

お前らのやらせてきた作文ってのは結局そういうことだから

てめえがシコシコ気持ちいいだけのことに子供を巻き込むんじゃねえよ

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