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MMDLaboが運営するMMD研究所は2018年3月22日、MVNOサービス「OCNモバイルONE」における通信ネットワーク回線の取り組みについて、NTTコミュニケーションズの担当者による勉強会を開催した(写真1)。
「メイン回線が格安SIM」が10%超
最初にMMDLaboの吉本浩司代表取締役が登壇し、3月12日に発表した「2018年3月格安SIMサービスの利用動向調査」について解説した。
格安SIMを継続利用している人は2台持ちを含めて15%、格安SIM自体の認知度は90%に上昇。メイン回線として格安SIMを利用するユーザーは初めて10%を超え、ここにY!mobile(ワイモバイル)のユーザーを加えると13.9%になるという(写真2)。
総務省の統計などでは格安SIMの伸びに鈍化がみられるとの指摘もある中で、「MMD研究所の調査はメイン回線を調査しており、鈍化しているのはサブ回線ではないか。メイン回線としての格安SIMは順調に伸びている」(吉本氏)との見方を示した。