最新花粉情報でしっかり花粉症対策しよう!(2018年3月)

2018年最新花粉飛散マップ

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本格的な花粉の時期がやってきました。 
花粉と言えばまず「スギ」「ヒノキ」
地域によってズレがありますが、スギ花粉のピークは3月、ヒノキ花粉は4月と考えてよいでしょう。

しかし、ピークでなくても年中花粉は飛んでいます。
さしあたり春先は「スギ」「ヒノキ」ですが、両方合わせると2月、3月、4月の3ヶ月が要注意です。

2018年3月時点での花粉の飛散量と飛散開始時期予報

2018年最新花粉飛散マップ
2018年最新花粉飛散前線

日本気象協会から2018年各地のスギ・ヒノキ花粉の飛散予測が発表されました。

春の飛散開始時期は全国的に例年よりもやや早くなる見込み。
今年の花粉飛散量は去年のシーズンの1.5〜2倍程度と予測されています。

花粉の飛散量は東北から関東で2倍から3倍、他の地域でも1.2倍から1.5倍で全国的に2017年よりかなり多いとの事。
スギ・ヒノキの飛散量がピークになる時期は、花粉シーズン中の気温が関係しますが、今年の春先の気温はほぼ平年並みで、スギは3月、ヒノキは4月で間違いないようです。

2017年と2018年の花粉の飛散量の違い

2017年比 2018年の花粉量
前シーズン比 2018年の花粉量

 

日本気象協会 2018年春の花粉飛散予測(第4報)参照

2018年の花粉飛散量増加の主な原因は?

春に飛散するスギやヒノキの花粉飛散量は前年夏の日照時間に大きな影響を受けます。

花粉を飛ばすスギの雄花は、7月頃からつくられ始め、秋にかけて成長します。
スギの雄花の成長には、日射量や降水量が大きく影響を及ぼします。
その為、夏の時期に晴れの日が多く日照時間が長いと、雄花が大量につくられ、翌年の春の花粉の飛散数が多くなります。

昨年の日照時間は、全国的に平年より少し多くなりました。
このため、今年2018年の花粉飛散量は例年並みかやや多くなるとの予想が出来ます。

また、スギやヒノキは樹齢が30年以上になると、多くの雄花を作ります。
現在日本にあるスギやヒノキは90%以上が樹齢30年を超え、花粉生産量がピークになっています。

さらに、花粉飛散量には「前年の花粉飛散量が多いと翌年は減少し、逆に前年が少ないと翌年は増加する」という傾向があります。
東北から関東地方にかけては、2017年の春の花粉飛散量が例年より少なかったので、今年2018年の春の花粉飛散量がかなり多くなる見込みです。

エスエス製薬 2018年花粉予報・飛散情報まとめ 引用

花粉の飛散の特徴

スギ花粉

 

花粉の飛散開始日は「1平方センチメートルあたり、スギなら1個以上のスギ花粉が2日続けて観測された最初の日」と定義されています。
ですので、飛散開始宣言が出される前から少量は飛んでおり、その段階ですでに花粉症の症状が始まってしまう人も少なくありません。
花粉対策は早めに開始する方がよいでしょう。

以下のような気象条件の日は「花粉の大量飛散」になる可能性が高いと言われています。

  •  晴れて、気温がぐっと上がる日
  •  空気が乾燥していて風が強い日
  •  雨上がりの翌日や、気温の高い日が数日続いた後 

このような日は万全の対策をなさってください。

また、スギ花粉が多くなる時間帯は、その日の器量条件や季節によって変わりますが、注意するべきなのは「昼前から日没後しばらく」です。
気温が上がって午前中にスギ林から発せられた花粉が数時間後に都市部に到達するのと、上空に舞う花粉が日没後地上に落下してくるためと考えられています。

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花粉症の対策① 薬

薬を飲む

 

まず薬の服用です。
案外知られてませんが、花粉症症状が出る花粉飛散前から薬を飲み始めるのがよいです。

お薬は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりを引き起こす「ヒスタミン」を抑制する「抗ヒスタミン剤」が中心となるでしょう。

抗ヒスタミン剤には第1世代と第2世代の2群があります。
第1世代抗ヒスタミン剤は効果は高いのですが、眠気などの副作用も高いです。
第2世代は副作用が軽減され、強さもそれほど遜色ないことから、最近はこちらを使う機会が多いと思います。

薬は人によって合う、合わないに個人差があります。
市販薬が効かないなら、決して量を増やしたりするのではなく、成分の違うものに変えてみるか、あるいはきちんと医師にかかりましょう。

花粉症の対策② マスク

花粉症対策

シーズン中に最も大切なことは「花粉を取り込まない」ことです。
マスクを着用しましょう。

マスクのフィルターの穴は、5マイクロメートルから、高性能のもので1マイクロメートルといったところです。

実はこれ、インフルエンザウイルスを通してしまうということをご存知ですか?
インフルエンザウイルスは0.1マイクロメートル、フィルターの穴を通り抜けてしまうんですね。
ですが、インフルエンザ対策に効果がないというわけではないのでご安心を。
インフルエンザは「空気感染」ではなく「飛沫感染」、つまり、罹患者のくしゃみや咳の飛沫についた形で感染するのです。
飛沫は5マイクロメートル、なんとか食い止められます。

インフルエンザと花粉症の重複発症についてはコチラ

そこで肝心の花粉はというと、大きさは30~40マイクロメートル。5マイクロメートルのフィルターマスクでも余裕で遮断できます。
マスクは大いに使いましょう。

花粉症用にマスクを買うなら「どれだけスキマなく顔にフィットするか」「長時間使用しても辛くないか」を基準に選ぶといいですよ。
鼻の周辺や両頬に隙間ができないようなタイプのもの、そして日常生活への負担の少ないものを選びましょう。

難しいのは、マスクの密閉度と息苦しさはあるていど相関関係にあるということです。
ですが、最近のマスクはよく考えられていて、できるだけ安全かつ快適に設計されてきていますから、ぜひご自身に合ったマスクを探しましょう。

マスクには「プリーツ型」「立体型」「カップ型」があるのですが、カップ型は主に工事作業の粉塵対策に使うもので、普通市販マスクを買う場合、プリーツ型か立体型になると思います。
ブリーツ型は、上下に広げることで顔全体を覆えるようにしたマスクで、マスクをしたまま話をしてもズレにくいのが特長です。
プリーツ型では以下のようなものがあります(他にもたくさんあります!ぜひ店頭で確認してください)

商品名 値段(1枚当り) 特長
超快適 約37円 耳ひもがやさしい
快適ガード 約12円 アマゾンベストセラー
プリーツガード 約6円  安いので気軽に交換可能

*価格/Amazon調べ

立体型もたくさんあるのですが、「超立体」がラインナップ豊富で有名。
安いもので1枚10円ちょっと。高いものでは30円くらいです。
サイズも色々取り揃えているようです。
フィット感はよいようですし、呼吸がラクと感じる方もいるようです。

マスクも、お薬と同じで、自分が一番(総合的に)満足できるものを探すのが良いと思います。

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花粉症の対策③ その他

花粉症対策

そのほかにできること 他にも、ちょっとしたコツがあります。

  • 花粉情報に注意する
  • 飛散の多い時は窓・扉を閉める
  • 花粉が付着しやすい毛織物のコートなどの使用を避ける
  • 帰宅時、衣服や髪をよく払う
  • 洗顔、メイク落としを行う 
  • 空気清浄機を活用する
  • 掃除を徹底する 
  • 布団・洗濯物の外干しをさけ、屋内で乾かす 
  • 目にアレルギー症状が出やすい方は、メガネ・ゴーグル・点眼液(ステロイド配合のものなど)を使う 
  • 十分で規則正しい睡眠、食事をとる
  • など、出来ることはいろいろあります。

スギ・ヒノキ以外の花粉症

空中を漂う花粉

スギ・ヒノキ以外の花粉の飛散時期はどうでしょうか?

4月、5月、6月にかけて「イネ科花粉」

イネ科の花粉は種類が多いため、春から初秋まで長い間飛散します。
「カモガヤ」や「ヨモギ」などがあります。

スギ花粉が200km程度飛ぶのに対して、イネ科の花粉はせいぜい200m~せいぜい数キロともいわれ、スギのように遠くまで飛びません。

イネ科植物の花粉はアレルゲンの共通性が強く、イネ科の花粉症の人はいずれの種類のイネ科植物にも反応してしまいます。
また、イネ科の花粉症の人は食物(トマト、メロン、スイカ、オレンジ、バナナ、セロリ、キウイなど)によってもアレルギー反応を起こすことがあります。
花粉のタンパク質と果物のタンパク質が似ているからと考えられています。

9月、10月にかけて「キク科花粉」

キク科の「ブタクサ」「ヨモギ」などと、アサ科の「カナグムラ」などと続きます。
イネ科と同様、「ブタクサ」「ヨモギ」花粉は、あまり長距離は飛びません。

最新の治療法 「舌下免疫療法」

最新の治療法 「舌下免疫療法」

「舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法)」という最新の方法があります。

花粉シーズンが終わった後から次のシーズンまでに行う必要があります。

これは、舌から少しずつアレルゲン(この場合花粉の成分)を体内に入れることにより、身体をアレルゲンに慣れさせるというものです。
花粉は「異物ではない」と身体に認識させ、アレルギー反応を起こさせないという画期的なものです。

免疫療法をすることで、アレルギー反応を起こすIgE抗体の値が低下したり、ヒスタミンが出にくくなったりして、アレルギー反応を起こさせなくします。

医学は今も戦い続けているのですね。

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やるべきことは多いが「とりあえず手軽に」行えることは?

OK

まずすべきことは、抗ヒスタミン剤の服用と、マスク着用の励行です。

抗ヒスタミン剤は市販のものでもかまいませんが、症状の重い人、市販薬で効果が出ない人は病院で医師に診てもらい、最適の処方をしてもらいましょう。

マスクは、1枚6円~40円くらいで手に入るので、3~4種類ほど買ってみて、自分に合ったものを使うとよいでしょう。
私は一日の中でも気軽に使い捨てできる1枚5.9円のものを使っています。

あと、メガネをしている方は、メガネの曇り止めもおすすめです。
これがあるとないとでは大違いです。

手軽に病院に行けないあなたへ

お医者さんたち

ただ、病院に行くのは、なかなか時間が取れない…
花粉症で仕事を休んで病院に行くこともなかなか出来ないし、花粉症の時期は病院がとても混むので長時間待たされるのも嫌ですよね。
さらに、花粉症の治療で病院に行ったのに、病院で風邪やインフルエンザに感染してしまうことも多々あります。

どうしても病院にかかる時間がない方には、スマホで医師に診断してもらえる「花粉症オンライン診療 スマ診」がおすすめです。

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スマ診は、24時間いつでも受付してますので、自宅や職場、通勤電車の中など、どこでも医師に相談、診察してもらい、自分にあった薬を処方してもらえるサービスです。

選択肢の一つにしておくといいかもしれませんね。

皆様の花粉症知識に少しでもお役に立てましたでしょうか?
今年もしっかり花粉対策していきましょう!

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