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ミャンマー大統領、健康上の理由で辞任 スーチー氏側近

2018.03.22 Thu posted at 17:50 JST

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(CNN) ミャンマー政府は21日、ティンチョー大統領(71)が健康上の理由で辞任したと明らかにした。ティンチョー大統領は、アウンサンスーチー国家顧問の側近の1人。

ティンチョー氏は、国民民主連盟(NLD)が選挙に大勝した2016年から大統領職を務めていた。

2年におよぶ大統領職の間、ティンチョー氏は実質的に、スーチー氏の代理人として動いていた。スーチー氏は子どもが外国籍のため大統領職に就くことが憲法で禁じられている。

スーチー氏に対しては、同国の少数派イスラム教徒ロヒンギャの苦境を緩和するために何か行動を起こすよう求める国際社会からの声が強まっている。

過去半年の間に約70万人のロヒンギャが国境を越えて隣国のバングラデシュに避難している。国連はこの問題をミャンマー軍による「民族浄化」と指摘している。ミャンマー軍はこうした見方を否定しており、ロヒンギャの武装組織「アラカンロヒンギャ救済軍」のメンバーによるものだと主張している。

ティンチョー氏はスーチー氏にとって近しい友人でもあり、スーチー氏の母親から名前をとった慈善団体「ドーキンチー財団」の役員も務めた。スーチー氏が軟禁されていたときも面会を許された数少ない人の1人だった。

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