雪づりの撤去作業に見入る来園者=22日午前9時10分、兼六園
22日の石川県内は、低気圧の影響で雨が降った。正午までの最高気温は金沢が9・4度で3月上旬並み、輪島が10・0度で平年並みとなった。
兼六園では、園内随一の枝ぶりを誇る唐崎松(からさきのまつ)と名木の玩月松(がんげつまつ)の雪づりの撤去が行われた。
雨の中、庭師と造園業者12人が木製の支柱から放射状に張られた縄を鎌やのこぎりで切って片付け、訪れた観光客らが作業に見入った。
園内で15日から進められた雪づりの撤去作業は唐崎松と玩月松で最後となり、春を迎える準備が整った。