http://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.infoseek.co.jp/article/20180320jcastkaisha201810324001/
を見ていて書きたくなった。
ようするにセルフオーダーを導入した場合飲み物を回収するついでに「お飲み物どうされますか〜」とかそんな感じで追加オーダーするのがあまり行なわれなくなる。なぜなら店員はオーダーエントリーシステム(注文とる PDA みたいなアレね)すら持たずにただ配膳と空いた食器の回収を行なうだけになるからだ。業態にもよるが結果として節約できる人件費以上に売り上げが激減するという事例がそれなりに見られるようになってきている。
これは非常に恐しい事態だと言える。居酒屋チェーン各社は店員のちょっとした感情労働すらをも見込んで価格設定を行ない本当にギリギリの戦いを繰り広げてきたということがここから分かるからだ。
回転寿司方式で配膳と皿の回収まで自動化できれば、あるいはこうした状況を突破できるのかもしれないが、居酒屋業界は寿司業界と比べても非常に過酷な過当競争を繰り広げているため、そこまでの投資、実験ができそうな企業を思いうかべることが俺にはできない(逆に寿司屋ってなんであんな数少ないんだ?)。
俺はとにかく店員と会話したくないので、どうにかああいうものが上手くいってほしいのだが、世の中なかなかままならん。
どう考えてもタッチパネルでゆっくり選んだほうが注文は増えると思うんだけどなあ。ままならんね。