オペラ(Opéra)ってチョコケーキ、フランスに旅したことのある皆さん、あるいは近所のフランス菓子屋さんで見かけた、という方なら、もうご存知ですよね。
パリのどのパティスリー・ブーランジェリーにも置いてあり、フランス人にとっては馴染みのチョコケーキ。それだけに、バリエーションもお家やお店の数だけあります。
ご家庭からトップシェフまで。
グラン・マルニエか、コアントローのシロップをしみ込ませた「ビスキュイ・ジョコンド(fr:biscuit Joconde)」という生地に、ガナッシュ、コーヒーのバタークリーム( fr:crème au beurre)、モカシロップで層を作り、チョコレートで覆った、とっても手の込んだ作品なんです。
生地、クリーム、ガナッシュは7層であることが多くて、こちらのテキストですと、2cmを特徴と書かれています。
1955年にパリの洋菓子店ダロワイヨのオーナー、シリアック・ガビヨンさんが考案しました。
絢爛豪華なオペラ座をモデルとして作られ、ケーキの表面にはオペラ座の屋根に立つアポローン神像の黄金の琴にちなみ、金箔を施したもの。
オペラ・ガルニエ宮に2011年オープンしたレストラン、その名も 「 L'Opéra 」。
壮麗な劇場の右手奥にある赤絨毯が目印で、女性建築家のオディール・デックが手がけたモダンな空間に圧倒されます。
なんとシェフのヤン・タノー氏が地下の厨房に案内してくれる短い動画を発見。今から4年ん前と少し古いものですが、日仏バイリンガル向け、字幕付きですので、安心してお楽しみください。
L'Opéra Restaurant - Le restaurant de l'Opéra Garnier à Paris