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Google、空間に絵を書けるARアプリ「Just a Line」公開 「ARcore」活用で

» 2018年03月22日 12時50分 公開
[山口恵祐ITmedia]

 米Googleはこのほど、Android向けのAR(拡張現実)開発プラットフォーム「ARCore」を活用したお絵かきアプリ「Just a Line」(Android、無料)を公開した。スマートフォンのアウトカメラを通して現実の空間に線を書ける。

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 実験中の技術を紹介するWebページ「Experiments with Google」で公開したもの。アプリを開くとカメラが起動し、画面に触れて白い線を書ける。空間上に書いた線はデバイスを動かしても位置は変わらず、線の真横や裏側に回り込んで見られる。

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 線を書いたり、書かれた線を見たりする様子を10秒間で録画して動画をシェアできる。書いた線を保存したり、誰かと共有したりする機能はない。

 対応機種はARCoreに対応する以下のAndroidスマートフォン。編集部ではau版のGalaxy Note8(SCV37)で動作確認した。

  • GoogleのPixel、Pixel XL、Pixel 2、Pixel 2 XL
  • SamsungのGalaxy S8/S8+、Note8/S7/S7 edge
  • LG ElectronicsのV30とV30+(Android Oreo版)
  • ASUSのZenfone AR
  • OnePlusのOnePlus 5

iPhone/iPadで体験するには?

 AppleもiOS向けAR(拡張現実)開発プラットフォーム「ARKit」を公開しており、対応アプリがサードパーティーなどからリリースされている。Just a Lineに近い体験をするには、「Paint Space AR」(iOS、無料)などがある。

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