トップ > 中日スポーツ > ドラゴンズ > ドラニュース一覧 > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【ドラニュース】

  • ニュース
  • 順位表
  • 日程
  • ドラ番

博志、156キロ「出ちゃいましたね」 7戦連続0封

2018年3月22日 紙面から

ソフトバンク-中日 8回裏無死、内川の初球に156キロを投じた鈴木博=ヤフオクドームで(中嶋大撮影)

写真

 出た、156キロ! シーズンでもセットアッパーのポジションに内定しているルーキーの鈴木博志投手(20)=ヤマハ=が、21日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で8回に登板。プロ最速となる156キロを記録するなど、速球を武器に、打者5人に対して、被安打2、1四球の内容で無得点に抑えた。鈴木博は2つの練習試合を含めた対外試合で7試合連続無失点。試合も先発の鈴木翔太投手(22)の好投などで4-3と勝利した。

 ドラ1の本領を見せつけた。走者を背負っても焦らない。昨季日本一のタカ相手に1点リードの8回からの1イニングを抑えた鈴木博の言葉には、安堵(あんど)と興奮が入り交じった。

 「いいバッターと対戦できたのが良かった。侍ジャパンの人がいて興奮した。自信がついたので、もっと自信を持って投げないと」

 初めてのヤフオクドームで武器の速球がうなった。先頭・内川への初球。スコアボードに「156キロ」の表示をともし、プロ入り後の最速をマークした。「本当ですか? 見ていなかった」。打者との対戦に集中していた。それでも「出ちゃいましたね」と、160キロを目指すルーキー右腕が思わず白い歯を見せた。

 内川には右前打を浴びたが、大野奨が二盗を阻止しピンチの芽を摘んでもらった。デスパイネに中越え二塁打を許すと、1死二塁で中村晃には外角ギリギリを突くカットボール。バットを振らせなかった。好打者に「試したかった」速球も通用した。松田を歩かせたものの、空振りをしっかり奪った。2死一、二塁で一打同点のピンチにも動じない。代打・高田を自慢の速球で打ち取った。

 

この記事を印刷する

中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ