はじめまして。梓(id:tounoin)と申します。モノもヒトも一度好きになったものはいつまでも大好き、生きれば生きるほどどんどん好きなものが増えていく、という性質を抱えています。おかげでそこそこの年齢になった今では、街を少し歩くだけでスポーツから俳優、漫画まであらゆるジャンルの推しが目に飛び込んでくるというハッピーライフ。
しかし推しが増えれば心は潤いますが、お財布の中身は枯渇するのが悩みどころ。好きなものが多いからこそ、限りある資源をどこにどのように費やすかの配分が必要になってきます。
現在、時間的および金銭的な消費の中心となっているものは大きく3つ。
浦和レッズ、ジャニーズ、お笑い芸人です。
今回はこのうちの「お笑い芸人」(お笑い)を応援することについて、どんな世界なのかをごく一部ではありますが紹介致します。
人はいかにしてお笑いと出会うか
私がお笑いを見るためにお金を使うようになったのは、2009年のことです。その頃の私は仕事でもプライベートでもひどく疲れていて、テレビもあまり見ていないような日々でした。その日もボロボロになりながら帰宅し、半額のパック惣菜をつまみに酒を飲みながら、なんとなくテレビをつけてみるとたまたま深夜番組の『アメトーーク!』が始まったところだったのです。
解説:『アメトーーク!』……正式な番組名は『雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!』。2003年よりテレビ朝日系列で放送されているバラエティ番組。ある共通の趣味や特徴を持った芸能人を集めた通称「くくりトーク」が特に人気を集めている
「相方と仲が良いコンビ」というくくりで何組かの芸人が集められている中で、1組だけあまり知らない芸人がいました。ロザンという名のそのコンビは高校の同級生ということで、高校のとき2人で喋っているのが楽しかったから、卒業しても2人で喋っていたいなと思ったから、芸人になったんですよ、とニコニコしながら語っていました。
その2人があまりにもいい笑顔で、疲れ果てていた心に突き刺さるような笑顔で、私はなんだか泣きそうになりながら「この人たちのことをもっと知りたい」とすぐにインターネットで検索し始めたのです。
解説:『ロザン』……よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属する、宇治原史規と菅広文によるお笑いコンビ。1996年結成。宇治原が京都大学法学部、菅が大阪府立大学経済学部の現役学生だったときにデビューした「高学歴芸人」として知られる。お笑いの舞台やバラエティ番組への出演のみならず、クイズ番組や受験生向け講演会などでも活躍中。自他共に認めるほど、コンビ仲が良いことでも有名
恋も趣味も、何かを熱狂的に好きになるときはいつでもそうですが、まさに「落ちる」とはこのことで、その日からあっという間に世界が広がりました。あれよあれよという間にロザンを見るために劇場に行くことになり、そこで初めていろいろな芸人さんの漫才やコントを生で見て、お笑いがどれほど素晴らしく楽しいものかを知ったのです。
「お笑い」はエンタメの中でも比較的身近なコンテンツだと思います。家にテレビさえあれば、いつだってバラエティ番組はそこにあって、芸人たちであふれています。そんな当たり前のような存在が、ほんのささいなきっかけで特別なものに変化することがあるのです。
実際、周りのお笑いファンの方の「きっかけ」を聞いてみると、非常に多岐にわたっています。私のようにテレビを見て気になって落ちた人、雑誌に載っている芸人さんを見てひとめぼれした人、俳優目当てでイベントを見に行ったらMCをしていた芸人さんを好きになった人……などなど。身近にあふれているからこそ、落ちるきっかけやタイミングもそこらじゅうに転がっています。これを読んでくださっているあなたにもいつかそのタイミングが訪れるかもしれません。
お笑いの現場、実はいろいろとある
さて、芸人さんに落ちた人はどうすればいいのか。このインターネット社会ですからおそらく大半の人は、なにはともあれまずその芸人さんについて検索をしてみることでしょう。そしてテレビやラジオの出演番組を調べて録画したり、DVDが出ているかチェックしたりするはずです。
……が! DVD、びっくりするくらい本数がないのです!!
ジャニーズだったらコンサートのDVDが出ていますし、俳優だったら過去の出演ドラマ、映画のDVDを全て集めていくのにかなりの出費を覚悟しなければなりません。しかしお笑いのライブの映像化はそう多くないのです(もちろん、芸歴や事務所によってたくさん出ている場合もありますが)。
たとえばロザンの場合、私がファンになった2009年の時点では単独DVDは1本しかありませんでした。出演したバラエティ番組やイベントの映像化を含めればもう少し本数はあるものの、その1本の単独DVDを繰り返し見るしかなかった私は、ほとんどのセリフを覚えた頃、次のステップへ進むことを決意しました。それが「現場へ行く」です。
解説:現場……ライブ会場やイベントの会場など、芸人を観たり、芸人と会える場所のこと。アイドルファンなどの間でも、同様の意味で使われることが多い
現場といってもどこにあるのか、どうしたらよいのか最初はさっぱりでしたが、実はいくつもの選択肢があることが分かりました。
事務所が所有する劇場
私が追いかけていたロザンは吉本興業(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)所属の芸人さん。吉本興業には、専用の劇場が全国に存在します。
解説:吉本興業……芸能事務所、テレビ番組製作会社、劇場などを運営する吉本興業グループの総称として呼ばれることが多い。現在は持株会社制に移行し、その中の一つ「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」は吉本興業株式会社100%出資の事業子会社の芸能プロダクション・プロモーター・テレビ番組制作プロダクション。多くのお笑いタレント、俳優、アーティストなどが所属している
2018年2月現在(執筆時点)で吉本興業が運営している劇場は大阪、東京、京都、千葉、埼玉、静岡、小倉、沖縄にあります。これらの劇場では基本的に毎日誰かの、何らかのライブが行われています。毎日!
そして大阪が本拠地の吉本興業ですが、東京だけでも3箇所あり、それぞれ役割が分かれているので、一箇所ずつ紹介します。
(1)ルミネtheよしもと
新宿駅直結というべらぼうにアクセスの良い立地。東京の劇場では中心となる存在で、お笑いファンだけでなく地方からの修学旅行生や、ツアーの団体客なども多いです。そのため出演者は師匠クラスのベテラン芸人、テレビなどで一般的な知名度のある芸人、M-1やキングオブコントなどの賞レースで評価された芸人がメイン。また、東京で唯一吉本新喜劇を見られる場所でもあります。チケット代は平日の公演なら前売りで2,000円、当日で2,500円のものがほとんど。土日は出演メンバーが売れっ子ばかりで豪華になり、公演時間も長くなるので前売りで4,200円、当日で4,700円と値段が上がります(チケット代は執筆時の価格です)。
解説:M-1……「M-1グランプリ」の通称。吉本興業が主催する漫才のコンクールで、出場資格はプロ・アマ・所属事務所を問わず2人以上で、結成が満15年以内のコンビ(以前は満10年以内だった)。最新(2017年)の優勝コンビはとろサーモン
解説:キングオブコント……TBSテレビが主催・運営する「コント日本一」を決める大会。最新(2017年)の優勝者はかまいたち
土曜日公演の例。土日は完売することも。貸し切り公演なんてものもあります
(2)ヨシモト∞ホール(渋谷)
通称「無限大」「無限大ホール」。渋谷センター街の奥の方に立地しています。半円状で傾斜のきつい座席がぐるりと舞台を囲む形状(コロシアムのような感じ)のため非常に見やすく、芸人との距離も近いため一体感を味わえて個人的に大好きな劇場です。ここではまだ世間にはそれほど知名度のない若手芸人たちが多く出演します。ネタを披露、それを観客が評価し(面白かった芸人に○をつけるというアンケート形式)、その結果によって芸人たちのランクが4つに振り分けられます。ランキングはピラミッドの構造になっており、この頂点にランクインしている芸人さんはM-1やキングオブコントなどでも上位まで残れるレベルとされるので、お笑いが好きなら一見の価値があります。チケット代は一番下のランクのバトルライブで1,000円、一番上のランクでも2,000円ほどなので非常にリーズナブルですが、ランクを決めるためのライブは月に何度も行うため、この劇場をメインとしている芸人を真剣に応援するとなるとなかなか忙しいです。
(3)神保町花月(神保町)
ここはちょっと毛色が違っており、主に演劇を取り扱っています。新喜劇のようなお笑いの舞台ではなく、ごく一般的な演劇を、芸人たちが上演します。芸人さんってコントなどをやっているからか、お芝居が上手な人が多いんですよね。チケット代は演劇の場合だいたい3,000円ほど。
ちなみに吉本が所有する劇場は基本的に吉本芸人が出演しますが、毎日行っているネタ公演ではなく、単発の企画モノでは吉本以外の芸人が出演することも。例えば大喜利がテーマのライブのときに、大喜利が得意な他事務所芸人がゲストで呼ばれるなどしています。 また、全国各地で週末に行われている吉本のライブには、他の事務所の人気芸人も参加していることがあります。
今回は吉本の劇場を中心に紹介しましたが、松竹芸能なども劇場を運営しています。
解説:松竹芸能……吉本興業と並ぶ、お笑いタレントが数多く所属するプロダクション。道頓堀(大阪)と新宿(東京)に「角座」と呼ばれる劇場を持つ
全国各地のホール・イベント会場
自前の劇場が充実している吉本興業ですが、地方在住の方にとってはなかなか行けない場所も多いでしょう。しかしご安心ください、それ以外の場所でもばんばんライブをしています。若手から売れっ子まで幅広く芸人を集めて、ほぼ毎週末に全国各地の市民会館などへ出張しライブを行っていますので、これを読んでくださっているあなたの街の近くにも一度くらいは来たことがあるかもしれません。メンバーや会場の規模によって料金はまちまちですが、だいたい3,000円~5,000円くらいが相場かと思います。
また、劇場を持たない事務所に所属している芸人も、さまざまな会場で主催イベントを行なっています。
学園祭、ショッピングセンターなど
初めてお笑い芸人を生で見たのは自分の大学の学園祭だった、という方もいるのではないでしょうか。大学によって無料で見られたり、料金がかかったりとまちまちですが、気軽に芸人を見に行ける機会としては有用です。
また「営業」と呼ばれる、地方の遊園地やショッピングモール、パチンコ屋などに出向いて行うイベントもあります。ほとんどの場合、閲覧は無料です。
お客さん自らチケットを取って出向いていく通常のライブと違い、まったく芸人に興味がない普通の買い物客が「なんかやってるから見ていくか」というノリで足を止めている割合も多いです。そのため地獄のようにスベったり収集がつかなくなったりすることもある刺激的な現場。「芸人の○○来てるwww」などという文言と共にSNSに写真をアップされがちでもあります。そんな環境なので明らかなガチファンが最前列に陣取っていたりすると「まさかこのために来たの? どこから来たの?」などと芸人さんからイジってもらえたりします。私は一度、大阪のはずれにあるショッピングセンターまで見に行ったらイジられました。「このためだけに千葉から来ました」と答えたら「アホちゃう?」と笑顔で言われたのが忘れられません……笑
他にも、調べれば「現場」はさまざまな所にあると思います。私は一度しか経験したことがないのですが、テレビの公開収録も現場の一つと言えるのではないのでしょうか。
チケットって、どうやって手に入れるの?
「よし、ライブ(現場)に行ってみよう!」と決めたら次はチケットの確保です。
例えば吉本興業では「チケットよしもと」という自前のチケット販売システムがあり、そこから会員登録して購入することができます。もちろんぴあなどで普通に買うこともできます。多くのライブは即完売ということはなく当日でもチケットが取れますが、人気芸人の単独ライブなどは発売開始と同時に瞬殺することもあるため、そのようなライブを狙う場合はチケットよしもとの有料会員になって先行抽選販売に申し込むのがベターです。
あとは、主に若手芸人のライブに関しては「置きチケ」という方法があります。
若手芸人のネタライブには各自ノルマがあり、芸人がノルマ分を一度買い取って自ら販売する、という方式がとられています。売れ残ると自腹になってしまうので、芸人としてはまずはこの手売り分をさばきたいもの。TwitterなどのSNSを活用して、そのノルマ分のチケットの取り置きをしてくれる仕組みが「置きチケ」と呼ばれます。
Twitterでお目当ての芸人さんが「○○日のライブ、まだ置きチケあります!」などと呟いているのを見かけたら、リプで「(自分の名前)で1枚お願いします」と記入するだけで、会場に行けば受付にチケットが取り置きされています。自分の名前はハンドルネームでOK。また、無限大ホール前では、ライブ終演後に売りたいチケットを持った芸人が出てきて話しかけてくることも。そこでいろいろお話しながら直接購入することができる距離の近さは、若手芸人の沼に落ちるきっかけになったりもします。
お笑いファンの出費いろいろ
さまざまな現場があることをご紹介しましたが、チケット代は無料~5,000円と、案外リーズナブルなことがお分かりいただけたかと思います。
ライブのチケット代以外で「お笑い」にかかる費用としてはDVD、雑誌、グッズなどがあります。
と言ってもそんなに種類があるわけではないので、出費としてはそれほどかからない印象です。まぁ私はロザンのために絶版のDVDをプレミア価格で購入したり、出演番組を録画するためDVDレコーダーを新調したりはしましたが……。
以上のようにお笑いのライブに行くのに必要なお金や、その他の出費についてつらつらと書いてみましたが、チケット代は安くたいてい簡単に手に入る、グッズやDVDもさほど無い……という点を考えると、お笑いは他の趣味と比較しても敷居が低く出費が抑えやすい沼であると言えるかと思います。
芸人さんはテレビやラジオなどに出演する機会も多いのでお金をかけずとも楽しめる環境でもありますし、比較的気軽に追いかけられることは大きなメリットだと感じています。
またお笑い(お笑い芸人)は、あらゆるオタクのサブウェポンとしても有能なジャンルかと思います。俳優やジャニーズなどと絡むことも多いですし、さまざまなジャンルの番組やイベントのMC、コメンテーターとして登場する機会がたくさんあります。何か他に好きなものがあるときに、一緒に出演しがちな芸人の知識があると、相乗効果で倍楽しめるというのが芸人ファンの幸せなポイントかと。
お茶の間ファンから現場に飛び出して変化したこと
実は、そもそも私がお笑いに出会ったのは中学生のときでした。当時は若手お笑い芸人の登竜門的存在であった「ボキャブラ天国」が放送されており、爆笑問題、ネプチューン、海砂利水魚(現:くりぃむしちゅー)など現在も活躍する人気芸人が続々現れ、お笑いがブームとなり始めた時代でした。私も周囲の友人たちと同じように、半ばアイドル的な目線で芸人たちのファンとなり、テレビばかり見ていたのを覚えています。
解説:ボキャブラ天国……1992年から2008年までフジテレビ系列局で断続的に放送されていたお笑いバラエティ番組シリーズ。
2000年代に入る頃に「爆笑OAバトル」などのネタ番組がいくつか始まりました。はじめは「ボキャブラで好きになった芸人さん」を見るために視聴していたのですが、そこで次第に漫才やコントというものの魅力に気付いたのです。
解説:爆笑OAバトル……1999年から2010年までNHK総合テレビで放送されていたお笑い番組。若手芸人が漫才やコント、漫談などを観客の前で披露し、面白いと評価されたネタだけが選ばれてオンエア(放送)されるというシビアさも人気を博した
おそらく関西を生活圏とする方々は、常に身近にお笑いという存在があるのかと思いますが、私は関東生まれ関東育ちということもあってか、それまでネタらしいネタを見たことがありませんでした。初めてお笑いという芸術に触れ、魅了され、ネタ番組を録画してそれぞれの芸を分析。ここが面白くない、ここの構成がうまかったなどと、批評家気取りでノートに記録するようになっていきました。お笑いは、現場に行かなければほとんどお金がかかりません。せいぜい有料動画配信サイトの登録料くらいです。それでも十分楽しめますし、趣味は何かと聞かれたら「お笑いを見ること」と答えていました。
家で映像を見ながら黙々とネタの批評をしていた頃の私は、実はまくしたてるガヤガヤした感じの漫才や、一発芸をする芸人は好みじゃないなあ、なんて思っていました。
しかしロザンをきっかけに劇場へ行ってみて、世界が一変しました。ただまくしたてるだけだと思っていた漫才は、実は会場の空気を敏感に読んでその場その場でしなやかに変化する話術だったし、くだらない宴会芸だと思っていた一発芸は会場を不思議な勢いで巻き込むマジックのような魅力がありました。初めて見た新喜劇では、ベタなギャグが何度も何度も繰り返されるのに飽きもせず、涙が出るほど笑いました。
現場で感じる客席との一体感、芸人たちが間をはかるプロのタイミング、引き込まれる演技力。全てが理屈ではなく体に直接染み込んできて「ああ、すごい、なんて世界だ。これがお笑いなのか。今まで頭で考えてたことを上回るパワーが現場にはあるんだ」と震えました。
その感覚を得てからは、映像でお笑いを見るときの視野も広がったように思います。例えば、現場でFUJIWARAの藤本さんを拝見すると、舞台上に何人もの芸人が入り乱れているときでもどんどん前に出て絶妙なタイミングでボケたり、他の人をイジったりしながらその場を回していきます。バラエティのひな壇にあれだけ呼ばれるのはその卓越した「空気を読む力」なのだなと気付いてからテレビを見ると、改めて藤本さんのすごさが分かったりします。
プロのお笑い芸人は、アドリブでトークを進める能力がずば抜けています。何か伝えたいことがあるときに、インパクトをもって面白く表現するトークの組み立て方は見ていて本当に気持ちがいいですし、自分が生きていく上の処世術としてもすごく参考になります。
「笑う」と幸福が待っている
「笑う」という行為には素晴らしいパワーがあります。笑うことで健康になるだとか、ストレスが軽減されるなどといった実験もたくさんあるくらい、笑いにはたくさんのメリットがあると思います。
私は、人生うまくいかず行き詰って鬱々としていたときにお笑いの沼に落ちました。それまで楽しいことのあまり無かった日常が、笑いに彩られ、どんどん明るくなっていくのを実感しました。
お笑いの沼はすぐ身近にあり、気軽にいつでものぞける世界です。最近ちょっと調子出ないな、なにか新しいことがしたいな、なんとなく毎日つまらないな……などと感じている方は、よかったらお笑いの劇場へ行ってみてください。たくさん笑って劇場を出るころには、すがすがしい気分が待っています。
お金で買える幸福はたくさんあって、お笑いはいつでも皆の隣で門戸を開いてくれている、そんな幸福の一つなのです。
著者:梓 (id:tounoin)
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