当時のアメリカの人口は2億4000万人で市場規模は1兆5000億円だった
いまは3億2000万人だが、市場は一時期6000億円まで下がった
2010年ごろから普及し始めたサブスクリプションで市場は8000億円くらいまで戻しているわけだ
まぁそれで違法音楽に打ち勝ちましたって話をしたがる評論は多いが
人口の増加から見て本来であれば2兆円を超えていたであろう市場が8000億円まで戻っただけで違法行為に打ち勝ちましたってずいぶん大げさな勝利宣言である
同様に日本の音楽産業は全盛期の90年代に6500億円がピークだがいまじゃ3000億円だ
人口はアメリカと違い下がり続けているわけだが、そのアメリカより下落が緩やかだ
おそらくアメリカほどの戻りはないだろうことはなんとなくわかる
アメリカですらしょぼい戻ししかできないのに、日本でサブスクリプションをやって、はたして違法視聴に打ち勝ちました的ストーリーは描けるのだろうか
世界に売れる英語圏のアーティストや、そもそも自国に市場がない国のアーティストはサブスクリプションでもいいが
CDではなくネットで欲しい曲だけ落とすのが当たり前になったら違法音楽関係なく市場が縮小するの当たり前じゃないのと思う 1500円のシングル買わずに表題曲だけ200円で落とすようにな...