「FXトレードで最適なトレール幅って、一体どれくらい??」
そういう方へ、おすすめのトレール注文方法とトレール幅をお伝えします!!
トレール注文とは
トレール注文とは、相場の値動きに合わせて逆指値注文を有利な方向へ動かしていく方法です!!
「できるだけ利益を伸ばしたい」というとき、よくこれが使われます。
参考:利益確定タイミングが分からない?FXの利食い方法ベスト10
「トレール」とは、英語で「追いかける」という意味です。
文字通りトレンドの後を追いかけるように、注文価格をリアルタイムで変化させます。
注文に引っかからない限り利益が増えていくので、損少利大のFXトレードになりやすいです。
トレール注文の詳しい解説については、下のサイトにくわしく書いてありますよ。
トレール注文は強力
この注文方法はぶっちゃけ、とても強力です。
どれぐらい強力かと言うと、ランダムエントリーでも利益を出せるぐらい!!
以前紹介した「魔術師たちの心理学」という本で、パン・K・タープ博士が実際にそれを証明しています。
参考:トレード本を100冊以上読んだ僕がおすすめするFX書籍11選
彼は「手仕舞いとポジション量さえ間違えなければ、トレードで利益を出せる」という持論を持っていました。
そしてその証明のため、コイントスで売り買いを決めるトレードを10のマーケットで行ったのです。
その結果、100%の利益を上げること(元金を倍にすること)に成功しています!!
そのときに博士が用いた決済方法が、この「トレール注文」です。
つまり根拠のあるトレール注文を用いれば、テキトーにエントリーしても勝てるということ!!
トレール注文の方法
では具体的に、トレール注文にはどのような種類があるのでしょうか??
以下に、トレール注文の代表例を5つ挙げておきます。
1.一定の幅
「終値から〇pips」と一定の幅を持たせて、逆指値を有利な方向へ動かしていく方法です。
多くのFX会社に搭載されているトレール注文は、このタイプになります。
最適なpips数を決める一番良い方法は、その市場のボラティリティを調べることです。
2.ボラティリティ
ATRの2~3倍の幅を持たせて、逆指値を有利な方向へ動かしていく方法です。
1の進化バージョンとも言えます。
ボラティリティの数倍の幅を持たせておけば、市場のノイズで損切りに引っかかることはありません。
3.チャネル
過去〇期間の最高値や最安値を逆指値として、有利な方向へ動かしていく方法です。
最高値を越えたり最安値を割ったりすると、ダウ理論上ではトレンド発生となります。
自分に不利なトレンドが発生したら、退却するという理論です。
4.移動平均線
価格の後を追ってくる移動平均線を、損切りとして用いる方法です。
価格が移動平均線と交わった時点で決済を行います。
移動平均線の種類やその期間を変えることで、自分の手法に適したものが作れます。
5.利益
最も大きかった含み益から10~30%減ったら、利食いを行うという方法です。
この方法だと確実に残る含み益があるので、利益を失うことがありません。
なので他のトレール注文方法と比べて、勝率が高くなります。
最適なトレール幅は?
上記のランダムトレードで利益を出したタープ博士は、過去10日間のATRの3倍をトレール幅に設定していました!!
つまり3日分の値幅を逆行したら、そこで決済するということです。
トレール幅を設定するときは、それぐらい余裕を持った値幅を設定するのが大事なのでしょう。
また僕が用いている「分割決済」も、広い意味ではトレール注文の1つです!!
参考:FXは分割決済しろ!勝率を下げずに利益を5割増する方法とは?
利益を最大化させるのに合理的なトレール幅を設定しているので、ぜひマネしてみてください。