2018-03-20
青山、和田、ワタミン、杉田という駒の並べ方…
みなさん、3.19の参院モリトモ事件集中審議の模様を見ましたか？
（ボク、ニュースとワイドショーでちょっとだけ見ましたわ）
あの日、自民党は質問者のトップにこの人をもってきたんだわさ…↓
3/19の自民党のトップバッター 青山先生です！！！
（ひとさまのtweetより）
こういう「利害関係者」というか「元モリトモ応援団」をトップにもってくる…というのは
なかなかできることではない…と思うねんけど、
これはどのように理解したらええんやろか…と考えるに
それはやっぱり、「これだけの材料が出てるなかで安倍ヨイショはいくらなんでもでけへん…」と
他の参院議員が尻込みしたからじゃないか…と思うんですよ
（そやかて、それ以外に、青山をトップにもってくる理由なんかないやんか…）
そして、青山に続く2番手で登場した人を見て、ますます、その推測が深まったのだ↓
国会集中審議で和田政宗議員（自民こころ）「太田理財局長は民主党政権時代に野田首相の秘書官だった。増税派だからアベノミクスをつぶすためにそういう答弁をしているのか」太田局長（血相を変えて）「それはいくらなんでも、それはいくらなんでもご容赦ください」…公務員の心を折るような質問だな。
（ひとさまのtweetより）
和田はモリトモ事件を「財務省による安倍内閣打倒陰謀論」でひっくり返そうとしてるみたいなんだけども
「それはいくらなんでも、それはいくらなんでも…」という話やんね、これ…
そんでも、仮に、和田くんの「トンデモ陰謀論」に従うとなったら、こないなるはずやねん…↓
「財務省の官僚が現政権を打倒するためにあえて決裁文書を改竄した」というストーリーと、「決裁文書の改竄は佐川の単独犯行」というストーリーを組み合わせると、「佐川は現政権を打倒するために周到に決裁文書改竄という罠を準備していた」ということになるのだがマジかよ佐川すげー
（ひとさまのtweetより）
いやいや、これかてやっぱり、
「それはいくらなんでも、それはいくらなんでも…」という話やんね…
（って、和田は財務省(と佐川くん)を悪者にしたいのか、ええもんにしたいのか、ようわからんやんけ…）
かように、何が言いたいんだかわからん和田くん…なのでありますが
あの人が、安倍ヨイショをしてんだ…ということはわかる…
そして、そんな和田くんは青山のように「元モリトモ応援団」ではないんだけども…↓
3月19日(月)の国会で、…質問に立つ和田政宗も、準強姦容疑で逮捕状を発付されて、いまだに無罪放免の山口敬之と旧知の仲。 しかも、こいつは最低最悪。 辺野古の新基地反対の座り込みをしてた、当時87歳の女性を訴えたクズ。 こんなクズしかいないのか、日本会議、自民党。
（ひとさまのtweetより）
（左：山口敬之 中央：維新の足立 右：自民の和田）
沖縄で基地反対の座り込みを続ける87歳のご老人に執拗にカメラを向け続け
そのご老人が「何を撮っているんだ！」と手でカメラを振り払ったことをもって
同行者が「暴行を受けた」として、そのご老人を訴えた…という、卑劣極まりないことをしたのが
誰あろう、当時は日本のこころ所属の国会議員であった和田政宗であります
（まぁ、これ以上の卑劣は考えにくいくらいの話やね、これ…）
そんでも、和田にしてみると、その「卑劣さ」こそが「日本のこころ」で
そういう「卑劣さ」をそのまま維持しながら、現在は自民党に入って
誰も到底真似できないような陰謀論を繰り出して安倍ヨイショ…
（って、ここまで卑劣かつ卑屈になれるヤツも珍しいで…）
ここで話は少し前に戻って、最近、「働かせられ方改悪」に関する公聴会というもんが
国会で開かれたことがあったんですけどね、
そこで、今やブラック企業の代名詞となったワタミのオーナー議員であるワタミンが登場し
公述人として「高度プロフェッショナル制度」（高プロ）の導入に反対する意見を述べたカロウシ遺族に対して
こう言い放ったんですわ…↓
「お話を聞いていると、週休７日が人間にとって幸せなのかと聞こえる」
「働くことが悪いことであるかのように聞こえる」
ここも、「それはいくらなんでも、それはいくらなんでも…」と言いたいとこやけど、
それ以上に、「そんなコト、カロウシ遺族によく言えるな、オマエ…」と言いたいね、ボク…
ワタミンはその後、発言に抗議したカロウシ遺族に対して謝罪をしてるんだけども
ボクは断言しよう…
コイツは全然反省してない…
過去にワタミで起こした過労自殺も反省してない…
でんでんくんとおんなじで、ワタミンの頭の中の辞書に「反省という文字はない」…
だから、これはもともと、「働かせられ方改悪」に関する公聴会に
ワタミンをぶつけてきた…ということそれ自体が
「それはいくらなんでも、それはいくらなんでも…」という話であり
いくらなんでも…ということをサラッとやってしまう…というところが
自民党の(カロウシ遺族に対する)攻撃的態度＋カロウシ無反省を示すもの…
としか受け取りようがありません
…と、ここまででもお腹がいっぱいで吐きそうなくらいに気分が悪くなってるのに
まだ残ってんねん、「それはいくらなんでも、それはいくらなんでも…」という話…
それはこれだ↓
それにしても、杉田水脈とかいう議員が「差別問題に関する特命委員会」の委員ってのは何かの冗談か？
「差別問題を起こす特命委員会」の間違いでは？
（ひとさまのtweetより）
そやかて、杉田はこんなヤツやねんで…↓
この方、自民党の国会議員ですよ・・唖然とします。
（ひとさまのtweetより）
（杉田は安倍がじきじきに「一本釣り」(＝指名スカウト)してんで…）
ちなみに、自民党の「差別問題に関する特命委員会」って
レイシスト杉田の他にも極右稲田朋美もいてるし、
これはもう、「差別を差別でないことにする特命委員会」としか思われへん…
それにしてもさ…
今、モリカケ事件で安倍政権が終わりそう…ってその時期に
「少しは大人しくしてよう…」とか
「少しは反省してるフリでもしてよ…」とか考えずに
青山、和田、ワタミン、杉田という駒を並べてくる…はたまた
文科省に政治圧力をかけてくる…というのは、もう、
「それはいくらなんでも、それはいくらなんでも」反則やろ…としか思えないのだけれど
それはボクたちの感覚であって、彼らの感覚ではなく
ボクたちと彼らとの間には、
共通の言語(≒意思の疎通が可能になるだけの言語の共有)がない…ということに加えて
（そやかて、いつまでたっても「改ざん」を「書き換え」って言うとるし…）
議論が可能になるだけの(倫理観や道徳観あるいは良心などの)基本的感覚の共有もない…ということで
よろしいかと思います
（そんな人たちに政治をやらせてて、ボクたちの幸福が増えるわけないがな…）
