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乳児殺害、虐待受け続けた末 義父の子４度妊娠
田中奏子
2018年3月21日11時35分
性犯罪の厳罰化をテーマに講演会が開かれた
＝新潟市中央区の新潟ユニゾンプラザ
講演する角田由紀子弁護士
＝新潟市中央区の新潟ユニゾンプラザ
すでに成人し、中絶手術も経験していたことから、
手段を尽くして殺害を避けるべきだった――。
出産したばかりの乳児を殺害したとして、
殺人などの罪に問われた女（３０）の裁判員裁判。
新潟地裁は２月の判決で刑事的責任をこう認定し、
懲役４年を言い渡した。
１３歳の頃から性的虐待を受け続けていた彼女に、
「手段を尽くす」すべはあったのだろうか。
判決によると、
女は２００３年５月と１４年７月、
自分が出産したばかりの乳児を殺害した。
乳児は、
義父（６７）＝殺人と死体遺棄の罪で起訴＝との間の子だった。
裁判員裁判では、
義父から長年にわたって性的虐待を受けていた状況が明らかにされた。
始まったのは１３歳の時。
１５歳の時、初めて妊娠した。
「望んでできた子どもではない。
普通に育てることもできない。
殺すことになる」と、自宅で殺害に及んだ。
１８歳と２０歳でも妊娠し、いずれも中絶した。
費用は１８歳の時は知人男性に工面してもらい、
２０歳の時は義父か知人女性が用意した。
２０歳の時には友人に相談し、それをきっかけに両親は離婚。
義父と一度は離れられたが、両親が結局一緒に暮らすことになり、
３カ月で元の生活に戻った。
義父には外出を制限され、自身の収入も渡さなければならなかった。
そして、１４年１月、また妊娠…
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残り：1583文字／全文：2110文字
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
（事件の概要）
中村一美被告（３０）は、
１３歳の時から、性的虐待を受け続け、
義父である中村栄志被告（６７）の子を４度妊娠。
乳児２人を殺害。
１８歳と２０歳でも妊娠し、いずれも中絶した。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
以下、過去記事のコピペ。
望まない妊娠で乳児を２度殺害
「お母さんにばらすぞ」と義父に追い込まれ
3/7(水) 16:30配信
産経新聞
新潟地裁＝新潟市中央区（太田泰撮影）
１３歳のときから義父による性的虐待を受け続け、
産んだ赤ちゃんに手をかけるまで追い込まれた…。
新潟地裁で２月２７日に開かれた裁判員裁判の判決公判。
殺人と死体遺棄の罪に問われた乳児の母で
愛知県半田市の無職、中村一美被告（３０）に
懲役４年（求刑同６年）の実刑判決が言い渡された。
裁判長は
「体に気をつけて務めを果たし、
２人の子供の供養をしてほしい」と声を掛けた。
２月２１日、被告人質問が行われた同地裁。
中村被告は黒のスーツの上下に髪を後ろで１つに束ね、
うつむき加減で法廷に姿を現した。
入廷の際、一瞬だけ天井に目をやってから
唇をギュッとかみしめた。
■母の再婚…
中村被告は昭和６２年生まれで、
離婚した母親と一緒に新潟県糸魚川市に移り住んだ。
母親は飲食店で働き、機嫌が悪いときは、
「ガラスの大きい灰皿やコップを私に向かって投げた」
（中村被告）。
安らげる幸せな家庭ではなかった。
中村被告は幼い頃に児童養護施設に預けられたものの、
７歳で施設を出て再び、母親と２人暮らしを始めた。
その後、母親が義理の父となる中村栄志被告（６７）
＝殺人と死体遺棄の罪で昨年４月に起訴＝と再婚。
母親の再婚について、法廷で一美被告は
「本心では嫌だと思った。だけど、
『いい』と答えるしかなかった」と振り返った。
１３歳のときに義父から性的虐待を受け、その後も虐待は続いた。
「こういう関係は普通じゃない」と思い、
一美被告は虐待をやめるように訴えた。
だが、義父の栄志被告は当時、こう言い放ったという。
「このことをお母さんにばらすぞ。
やっとつかんだお母さんの幸せを、お前はつぶすのか？」
義父は避妊具を使うことはほとんどなく、
やがて一美被告は妊娠する。
妊娠したと告げた際、栄志被告の反応は
「おー、そうか」というものだった。
出産が近づく一美被告に義父が投げかけた言葉も、
信じがたいものだった。
「（俺は）仕事があるから…。まあ頑張れよ」
平成１５年５月上旬ごろ、
義父との関係を母親に知られることを恐れた一美被告は、
出産したばかりの赤ちゃんの首をビニールひもで絞める
などして殺害した。
一美被告は当時、１５歳だった。
仕事から帰り、赤ちゃんを殺したと聞いた栄志被告は
「殺したのか。まあ、仕方ないよな」とつぶやいたという。
栄志被告は、
殺された赤ちゃんの遺棄に関わったとされる。
一美被告は、性的虐待をやめるよう再び訴えた。
しかし、栄志被告は
「それはできない。お前は俺の中では（娘ではなく）女だから」
と認めなかった。
■第２の殺害
赤ちゃんを殺害した後も一美被告は何度も妊娠し、
中絶を繰り返した。
栄志被告と娘の関係を知った母親は、
徐々にアルコールに溺れていったという。
２６年１月、一美被告は産婦人科を訪れ、
妊娠していると告げられた。
だが、中絶手術に支払うお金が手元になく、
栄志被告にも費用の工面を断られてしまう。
同年７月、出産した乳児を再び殺害した。
「泣く前にやってしまえ」という栄志被告の言葉も、
背中を押したという。
乳児の遺体は２人でポリ袋に入れ、
栄志被告が遺棄したとされる。
中絶費用の工面を、他の人になぜ頼まなかったのか－。
検察側の問いに、一美被告は
「私自身、諦めてしまった。
赤ちゃんの命を軽はずみに扱ってしまった」。
そうポツリと答えた。
その後、一美被告は
会員制交流サイト（ＳＮＳ）で知り合った愛知県の女性に
家を出たいと相談し、２８年２月に女性の自宅に身を寄せた。
女性の子供たちと触れあううちに、
良心の呵責（かしゃく）に耐えられなくなり、
乳児を殺害したと女性に告白。
そして警察に自首した。
■情状酌量されず
判決公判の日、
やや伏し目がちに入廷した一美被告は口を固く結んで着席し、
裁判官らが入廷すると深々と頭を下げた。
山崎威裁判長は、懲役４年とする主文を読み上げた。
情状酌量を促し、弁護側が求めた執行猶予は付かなかった。
量刑の理由について裁判長は、
一美被告が２人目の乳児殺害時に成人していたことを指摘し、
義父に性的虐待を受けてきたことや自首したことを考慮しても、
「２件の殺人事件があるので実刑を選択するほかない」とした。
裁判長は、最初の殺害については、
「心身ともに未熟な被告人が性交渉を拒むのは困難で、
望まない妊娠に至ったいきさつに責任はない」と断定。
「実母に恐怖や負い目を感じ、
周囲に相談することが困難な状況で
殺害に至ったいきさつや動機は十分に同情できる」とした。
しかし、２人目の殺害については、
「被告人は当時すでに成人しており、
手段を尽くして殺害を避けるべきだった」とした。
裁判長に「意味は分かりましたか」と問われると、
一美被告は「はい」と小さく答え、静かに法廷を後にした。
今後、同じ罪に問われた義父の栄志被告の裁判が行われる。
被告は法廷で、自らの行為をどう語るのだろうか－。
（新潟支局 太田泰）
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180307-00000547-san-soci
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（コメント欄）
◆****
1日前
悲しすぎます。
この女性はそんなに幼い頃から
そんな目に遭っていただなんて、
胸が張り裂けそうです。
成人していたから回避できただろう？
男性だから言える言葉じゃないですかね。
ひどすぎる判決だなと思います。
義父は無期懲役かそれ以上、
この女性の母親もなんらかの罰を与えてほしい。
この女性には執行猶予を付け
供養しながらもう一度人生をやら直して欲しい。
◆彼女はポーランドから来た留学生
1日前
普通にこの女性が実刑を食らうのは
全く理解できないと思う。
◆彼女はポーランドから来た留学生
1日前
普通にこの義父は死刑でいいと思う。
◆pppp
1日前
この女性、辛かったでしょうね。
もう性奴隷ですよ。
この義父が鬼畜過ぎます。
母親もです。
とりあえず義父に実刑を。
◆all*****
1日前
抑圧され虐待を受ける環境で育って、
成人してからも義父からセックスを
強要されていた事実だけでも、
彼の影響から逃れられていないのは明らか。
それでも心身ともに成人していた、
その判断力があったと言えるのでしょうか？
◆gvb*****
1日前
義父死刑でも足りないわ
◆sum*****
1日前
被害者なのに加害者でもある
こんなに悲しい事はない。。
13歳で。
義父はこの子の人生を台無しにしたね。
成人してただろうけど
7年以上洗脳され続けたら
もう無理だよ、
この手の、事件の背後にあるのは
この子本人の問題じゃないよ。
実母も義父もこの子を追い込んだ張本人。
罰せられるべきは2人だと思う。
この子が懲役6年実刑なら
義父は10年以上行くべきです。
◆sms*****
1日前
どうみても心身共に成人できてなかったと思うんだけど…
◆ha@
1日前
何てやりきれない切ない事件なのかな。
この女性は被害者であり我が子を殺めた殺人の加害者。
一番の被害者は声をあげる事なく
無残に殺された赤ちゃんだけど、
まだ心身ともに未熟な時に
義父に犯され続けたなんて悲しすぎる。
普通の善悪の感覚は育たなかっただろうし、
心は壊れていただろうと思う。
この義父は死に値するくらい。
無期懲役にすべき。
母親も二人の関係を知った時点で
酒に逃げず娘を連れて逃げるべきだった。
まともな人間が一人もいなかったし、
赤ちゃんは浮かばれない。
◆sak*****
1日前
義父の鬼畜さに怒りで目眩がする。
13歳からずっと彼女は義父の玩具にされてた。
わずか15歳でひとりで出産殺害…どれほどの絶望と
悲しみだったか想像もできない。
こんな環境で育った彼女は成人しても
逃げたいという希望すらなくなっていたと思う。
長い長い間本当に辛かったろう。
無罪ではなくとも彼女も被害者。
この先の人生に
どうかたくさんの光がありますよう願います。
義父はすみやかに極刑にしてほしい。
殺人の罪はこの男が負うべき。
◆bak*****
1日前
娘に関しては、洗脳に近く、
責任能力は問えないとして、
精神疾患患者と同様に、
実刑を回避できたのでは？
義父は極刑。
◆Mikeneko
1日前
記事を読んでて涙しました。
この女性はたしかに自分の子を
殺害してしまったけれど
一番悪いのはこの鬼畜の義父、極刑
しても物足りないほどの罪だと思う。
実母も義父と同罪ですね。
◆j50*****
1日前
2人目殺害時に
たまたま成人していたから
実刑というのは、
未成年の頃から虐待を受け続けた
継続性と異常性を考慮し、
正常な判断と行動が
果たして出来得るのかという観点が
完全に欠落している。
執行猶予・保護観察が妥当。
控訴した方がいい。
◆kero
1日前
義父の方が「直接手を下してない」とかの理由で
刑が軽いとかだけはやめてほしい。
◆ヤフコメカスタマー
1日前
この人と同い年。
子供の頃から母に虐待を受けてきた。
虐待だと気づいたのは18,9歳くらい。
(しつけだと思ってた)
今でも母に対しては怖いという気持ちが大きい。
成人してるから殺人を回避すべきだったと
言うのは簡単だけど、はっきり言って無理だよ。
そりゃもちろん育てたり
施設に預けるのがベストだけど、
家を出られる環境になかっただろうし。
本当に成人したのは
愛知の女性と出会ってからじゃないかな？
だからこそ反省して自首したんだと思う。
◆abc
1日前
これはもう義父は極刑でいいと思う。
◆bgh*****
1日前
読んでいて本当に苦しくなりました。
13歳の頃から脅され、
性行為を強要されていたなんて。
怖かっただろう。苦しかっただろう。
悲し過ぎます。
やってみたいことがきっと沢山あっただろうに。
普通に幸せな恋愛だってできたはずなのに。
幸せな出産をしたらきっと良いお母さんになったんだろうに。。。
そんな彼女の人生を奪い滅茶苦茶にした義父、
八つ裂きでも足りないくらいではないでしょうか。
やっていることが人間ではない。化け物です。
裁判だから、法で裁くから、
仕方のない部分はあるのかもしれない。
それでもなんだか納得いかないです。
他の方がおっしゃるよう、
成人してたらとかそう言う問題でもないような。
どんな理由であれ、人を殺めてはいけないけれど。。。
本当に胸が苦しいです。
彼女には静かに罪を償い、
そして幸せな人生を1日でも多く過ごして欲しいです。
◆whi*****
1日前
彼女の母親が異変に気付いて、
彼女を連れて逃げていたら
こんな事にはならなかったのに。
義理の父親はもちろん死刑ですよね？
◆zyxwvut
1日前
殺めてしまったことはよくないことだけど
この裁判の実刑はなんか納得できない…
この人の生活環境からして
心身ともに成人してるとは思えないしなぁ。
◆jiji
1日前
中絶費用の工面を、
他の人になぜ頼まなかったのか－。
検察側の問い
↑
そんなもん頼めると思うか？
ぽけてんのか？？
◆pap*****
1日前
俺の中で、この母親は無罪です。
悲しすぎます。
◆h*****
1日前
そんな環境で育って成人も何も無いと思う。
情状酌量が無いというのは理解に苦しむ。
彼女にはやり直すチャンスをあげて欲しい。
◆kur*****
1日前
娘さんは仕事をしてなかったのか、
家から出られなかったのか色々疑問はあるけど、
精神的に洗脳されていたのであれば、
成人なんか出来ないと思う。本当に可哀想。
◆aut*****
1日前
この子はありとあらゆるものを奪われた。
時間、青春、女性として、
人間としての尊厳まで。
簡単に出産して、ていうけど、
妊娠から出産の過程まで
どれほどの困難と痛みが伴うと思ってるの？
そうさせたのは誰なのか？
この子が最初に出産した年齢と同じ年の娘がいるけど、
この子が一人で味わった苦しみ、葛藤、
痛みを考えただけでも涙がでる。
◆cla*****
1日前
お母さん何やってんの？
娘の妊娠に気づかないなんてある？
この子が可哀想すぎる。
◆tak*****
1日前
義父は間違いなく死刑でしょ。
２人の赤ちゃんを殺したのと、
娘の人生をめちゃくちゃにした。
３人殺したのと同じ。
赤ちゃんはもちろんかわいそうだけど、
はっきり言って、娘さんは被害者でしょ。
確かに２人目の時は成人してたかもしれないけど、
正常な精神状態ではなかったはず。
よく精神鑑定って言うけど、
こう言う時に考慮してあげてほしい。
母親もある意味、加害者と同じ。
娘を守ってやれなかったのだろうか。
娘さんは罪をつぐなったあと、
何とか幸せになってほしい。
◆izo*****
1日前
無罪とは言わないけど、
執行猶予つけてあげればいいのに。
でもまあ、人目を気にして暮らすより、
数年間塀の中でじっくり人生を見つめ直す
時間があってもいいのかなとも思う。
◆iam*****
1日前
この人どう考えても被害者だと思うけど…
執行猶予付かなかったことに驚いた。
今までと同じ環境のままで、
成人した途端に特別な力や
見識が備わるわけじゃないよね？
20歳超えてたら善悪の判断がついたはずというけど、
妊娠したくてしたわけじゃないし、
殺したくて殺したわけじゃない。
どうしていいか分からず誰にも頼れなかった
彼女の苦しみは想像を絶する。
妊娠・出産て経験して初めて知ったけど
本当にいろんな人の助けが必要な大変な行為だ。
好きな人の子でなければ私は耐えられなかったと思う。
そこに苦しみしかなく、かつこの判決は結構厳しい。
これ以上彼女が傷つかないことを祈る。
◆yuk*****
1日前
残忍な強盗殺人犯人には情状酌量するのに
なぜここでしない？
この環境いる15歳の子供に何ができたというの？
◆mumu
1日前
だから、よっぽどな相手ではない限り
再婚したらだめなんですよ！
子供が犠牲になる。
女性がしっかりしていたら
大丈夫な場合が多いけど、
男に依存するタイプだと子供が不幸になる。
◆余白飛行
1日前
＞２人目の殺害については、
「被告人は当時すでに成人しており、
手段を尽くして殺害を避けるべきだった」とした。
酷い状況があまりに長く続いたせいで、
「抜け出せる」ことが考えられないくらいに、
心が支配されてしまっていたのかもしれない。
◆don*****
1日前
こんな異常な環境にいたのに
成人した途端正しい判断できるわけない。
◆関ヶ原
1日前
こういう場合は他のと違って被告は当時
心身喪失状態にあり想像を絶する状況下にあっあと推察される
みたいな見解はないんだね。
もし裁判長が女性であったなら……
と思うが彼女は被害者にはならないんだね。
あくまでも第一の殺人は未成年だから
第二は成人だからという結論なんだろうが
もし仮に彼女が子供を産んでいたとして
その後はどうなっていたんだろうか……
戸籍上は父親との間にできた子供になるわけだが……
執行猶予をつけてあげて欲しかった。
◆ohc*****
1日前
日本の司法はどうかしてますね。
義父の方でしょ
罰せられないといけないのは
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乳児殺害、虐待受け続けた末 義父の子４度妊娠
田中奏子
2018年3月21日11時35分
性犯罪の厳罰化をテーマに講演会が開かれた
＝新潟市中央区の新潟ユニゾンプラザ
講演する角田由紀子弁護士
＝新潟市中央区の新潟ユニゾンプラザ
すでに成人し、中絶手術も経験していたことから、
手段を尽くして殺害を避けるべきだった――。
出産したばかりの乳児を殺害したとして、
殺人などの罪に問われた女（３０）の裁判員裁判。
新潟地裁は２月の判決で刑事的責任をこう認定し、
懲役４年を言い渡した。
１３歳の頃から性的虐待を受け続けていた彼女に、
「手段を尽くす」すべはあったのだろうか。
判決によると、
女は２００３年５月と１４年７月、
自分が出産したばかりの乳児を殺害した。
乳児は、
義父（６７）＝殺人と死体遺棄の罪で起訴＝との間の子だった。
裁判員裁判では、
義父から長年にわたって性的虐待を受けていた状況が明らかにされた。
始まったのは１３歳の時。
１５歳の時、初めて妊娠した。
「望んでできた子どもではない。
普通に育てることもできない。
殺すことになる」と、自宅で殺害に及んだ。
１８歳と２０歳でも妊娠し、いずれも中絶した。
費用は１８歳の時は知人男性に工面してもらい、
２０歳の時は義父か知人女性が用意した。
２０歳の時には友人に相談し、それをきっかけに両親は離婚。
義父と一度は離れられたが、両親が結局一緒に暮らすことになり、
３カ月で元の生活に戻った。
義父には外出を制限され、自身の収入も渡さなければならなかった。
そして、１４年１月、また妊娠…
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（事件の概要）
中村一美被告（３０）は、
１３歳の時から、性的虐待を受け続け、
義父である中村栄志被告（６７）の子を４度妊娠。
乳児２人を殺害。
１８歳と２０歳でも妊娠し、いずれも中絶した。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
以下、過去記事のコピペ。
望まない妊娠で乳児を２度殺害
「お母さんにばらすぞ」と義父に追い込まれ
3/7(水) 16:30配信
産経新聞
新潟地裁＝新潟市中央区（太田泰撮影）
１３歳のときから義父による性的虐待を受け続け、
産んだ赤ちゃんに手をかけるまで追い込まれた…。
新潟地裁で２月２７日に開かれた裁判員裁判の判決公判。
殺人と死体遺棄の罪に問われた乳児の母で
愛知県半田市の無職、中村一美被告（３０）に
懲役４年（求刑同６年）の実刑判決が言い渡された。
裁判長は
「体に気をつけて務めを果たし、
２人の子供の供養をしてほしい」と声を掛けた。
２月２１日、被告人質問が行われた同地裁。
中村被告は黒のスーツの上下に髪を後ろで１つに束ね、
うつむき加減で法廷に姿を現した。
入廷の際、一瞬だけ天井に目をやってから
唇をギュッとかみしめた。
■母の再婚…
中村被告は昭和６２年生まれで、
離婚した母親と一緒に新潟県糸魚川市に移り住んだ。
母親は飲食店で働き、機嫌が悪いときは、
「ガラスの大きい灰皿やコップを私に向かって投げた」
（中村被告）。
安らげる幸せな家庭ではなかった。
中村被告は幼い頃に児童養護施設に預けられたものの、
７歳で施設を出て再び、母親と２人暮らしを始めた。
その後、母親が義理の父となる中村栄志被告（６７）
＝殺人と死体遺棄の罪で昨年４月に起訴＝と再婚。
母親の再婚について、法廷で一美被告は
「本心では嫌だと思った。だけど、
『いい』と答えるしかなかった」と振り返った。
１３歳のときに義父から性的虐待を受け、その後も虐待は続いた。
「こういう関係は普通じゃない」と思い、
一美被告は虐待をやめるように訴えた。
だが、義父の栄志被告は当時、こう言い放ったという。
「このことをお母さんにばらすぞ。
やっとつかんだお母さんの幸せを、お前はつぶすのか？」
義父は避妊具を使うことはほとんどなく、
やがて一美被告は妊娠する。
妊娠したと告げた際、栄志被告の反応は
「おー、そうか」というものだった。
出産が近づく一美被告に義父が投げかけた言葉も、
信じがたいものだった。
「（俺は）仕事があるから…。まあ頑張れよ」
平成１５年５月上旬ごろ、
義父との関係を母親に知られることを恐れた一美被告は、
出産したばかりの赤ちゃんの首をビニールひもで絞める
などして殺害した。
一美被告は当時、１５歳だった。
仕事から帰り、赤ちゃんを殺したと聞いた栄志被告は
「殺したのか。まあ、仕方ないよな」とつぶやいたという。
栄志被告は、
殺された赤ちゃんの遺棄に関わったとされる。
一美被告は、性的虐待をやめるよう再び訴えた。
しかし、栄志被告は
「それはできない。お前は俺の中では（娘ではなく）女だから」
と認めなかった。
■第２の殺害
赤ちゃんを殺害した後も一美被告は何度も妊娠し、
中絶を繰り返した。
栄志被告と娘の関係を知った母親は、
徐々にアルコールに溺れていったという。
２６年１月、一美被告は産婦人科を訪れ、
妊娠していると告げられた。
だが、中絶手術に支払うお金が手元になく、
栄志被告にも費用の工面を断られてしまう。
同年７月、出産した乳児を再び殺害した。
「泣く前にやってしまえ」という栄志被告の言葉も、
背中を押したという。
乳児の遺体は２人でポリ袋に入れ、
栄志被告が遺棄したとされる。
中絶費用の工面を、他の人になぜ頼まなかったのか－。
検察側の問いに、一美被告は
「私自身、諦めてしまった。
赤ちゃんの命を軽はずみに扱ってしまった」。
そうポツリと答えた。
その後、一美被告は
会員制交流サイト（ＳＮＳ）で知り合った愛知県の女性に
家を出たいと相談し、２８年２月に女性の自宅に身を寄せた。
女性の子供たちと触れあううちに、
良心の呵責（かしゃく）に耐えられなくなり、
乳児を殺害したと女性に告白。
そして警察に自首した。
■情状酌量されず
判決公判の日、
やや伏し目がちに入廷した一美被告は口を固く結んで着席し、
裁判官らが入廷すると深々と頭を下げた。
山崎威裁判長は、懲役４年とする主文を読み上げた。
情状酌量を促し、弁護側が求めた執行猶予は付かなかった。
量刑の理由について裁判長は、
一美被告が２人目の乳児殺害時に成人していたことを指摘し、
義父に性的虐待を受けてきたことや自首したことを考慮しても、
「２件の殺人事件があるので実刑を選択するほかない」とした。
裁判長は、最初の殺害については、
「心身ともに未熟な被告人が性交渉を拒むのは困難で、
望まない妊娠に至ったいきさつに責任はない」と断定。
「実母に恐怖や負い目を感じ、
周囲に相談することが困難な状況で
殺害に至ったいきさつや動機は十分に同情できる」とした。
しかし、２人目の殺害については、
「被告人は当時すでに成人しており、
手段を尽くして殺害を避けるべきだった」とした。
裁判長に「意味は分かりましたか」と問われると、
一美被告は「はい」と小さく答え、静かに法廷を後にした。
今後、同じ罪に問われた義父の栄志被告の裁判が行われる。
被告は法廷で、自らの行為をどう語るのだろうか－。
（新潟支局 太田泰）
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180307-00000547-san-soci
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（コメント欄）
◆****
1日前
悲しすぎます。
この女性はそんなに幼い頃から
そんな目に遭っていただなんて、
胸が張り裂けそうです。
成人していたから回避できただろう？
男性だから言える言葉じゃないですかね。
ひどすぎる判決だなと思います。
義父は無期懲役かそれ以上、
この女性の母親もなんらかの罰を与えてほしい。
この女性には執行猶予を付け
供養しながらもう一度人生をやら直して欲しい。
◆彼女はポーランドから来た留学生
1日前
普通にこの女性が実刑を食らうのは
全く理解できないと思う。
◆彼女はポーランドから来た留学生
1日前
普通にこの義父は死刑でいいと思う。
◆pppp
1日前
この女性、辛かったでしょうね。
もう性奴隷ですよ。
この義父が鬼畜過ぎます。
母親もです。
とりあえず義父に実刑を。
◆all*****
1日前
抑圧され虐待を受ける環境で育って、
成人してからも義父からセックスを
強要されていた事実だけでも、
彼の影響から逃れられていないのは明らか。
それでも心身ともに成人していた、
その判断力があったと言えるのでしょうか？
◆gvb*****
1日前
義父死刑でも足りないわ
◆sum*****
1日前
被害者なのに加害者でもある
こんなに悲しい事はない。。
13歳で。
義父はこの子の人生を台無しにしたね。
成人してただろうけど
7年以上洗脳され続けたら
もう無理だよ、
この手の、事件の背後にあるのは
この子本人の問題じゃないよ。
実母も義父もこの子を追い込んだ張本人。
罰せられるべきは2人だと思う。
この子が懲役6年実刑なら
義父は10年以上行くべきです。
◆sms*****
1日前
どうみても心身共に成人できてなかったと思うんだけど…
◆ha@
1日前
何てやりきれない切ない事件なのかな。
この女性は被害者であり我が子を殺めた殺人の加害者。
一番の被害者は声をあげる事なく
無残に殺された赤ちゃんだけど、
まだ心身ともに未熟な時に
義父に犯され続けたなんて悲しすぎる。
普通の善悪の感覚は育たなかっただろうし、
心は壊れていただろうと思う。
この義父は死に値するくらい。
無期懲役にすべき。
母親も二人の関係を知った時点で
酒に逃げず娘を連れて逃げるべきだった。
まともな人間が一人もいなかったし、
赤ちゃんは浮かばれない。
◆sak*****
1日前
義父の鬼畜さに怒りで目眩がする。
13歳からずっと彼女は義父の玩具にされてた。
わずか15歳でひとりで出産殺害…どれほどの絶望と
悲しみだったか想像もできない。
こんな環境で育った彼女は成人しても
逃げたいという希望すらなくなっていたと思う。
長い長い間本当に辛かったろう。
無罪ではなくとも彼女も被害者。
この先の人生に
どうかたくさんの光がありますよう願います。
義父はすみやかに極刑にしてほしい。
殺人の罪はこの男が負うべき。
◆bak*****
1日前
娘に関しては、洗脳に近く、
責任能力は問えないとして、
精神疾患患者と同様に、
実刑を回避できたのでは？
義父は極刑。
◆Mikeneko
1日前
記事を読んでて涙しました。
この女性はたしかに自分の子を
殺害してしまったけれど
一番悪いのはこの鬼畜の義父、極刑
しても物足りないほどの罪だと思う。
実母も義父と同罪ですね。
◆j50*****
1日前
2人目殺害時に
たまたま成人していたから
実刑というのは、
未成年の頃から虐待を受け続けた
継続性と異常性を考慮し、
正常な判断と行動が
果たして出来得るのかという観点が
完全に欠落している。
執行猶予・保護観察が妥当。
控訴した方がいい。
◆kero
1日前
義父の方が「直接手を下してない」とかの理由で
刑が軽いとかだけはやめてほしい。
◆ヤフコメカスタマー
1日前
この人と同い年。
子供の頃から母に虐待を受けてきた。
虐待だと気づいたのは18,9歳くらい。
(しつけだと思ってた)
今でも母に対しては怖いという気持ちが大きい。
成人してるから殺人を回避すべきだったと
言うのは簡単だけど、はっきり言って無理だよ。
そりゃもちろん育てたり
施設に預けるのがベストだけど、
家を出られる環境になかっただろうし。
本当に成人したのは
愛知の女性と出会ってからじゃないかな？
だからこそ反省して自首したんだと思う。
◆abc
1日前
これはもう義父は極刑でいいと思う。
◆bgh*****
1日前
読んでいて本当に苦しくなりました。
13歳の頃から脅され、
性行為を強要されていたなんて。
怖かっただろう。苦しかっただろう。
悲し過ぎます。
やってみたいことがきっと沢山あっただろうに。
普通に幸せな恋愛だってできたはずなのに。
幸せな出産をしたらきっと良いお母さんになったんだろうに。。。
そんな彼女の人生を奪い滅茶苦茶にした義父、
八つ裂きでも足りないくらいではないでしょうか。
やっていることが人間ではない。化け物です。
裁判だから、法で裁くから、
仕方のない部分はあるのかもしれない。
それでもなんだか納得いかないです。
他の方がおっしゃるよう、
成人してたらとかそう言う問題でもないような。
どんな理由であれ、人を殺めてはいけないけれど。。。
本当に胸が苦しいです。
彼女には静かに罪を償い、
そして幸せな人生を1日でも多く過ごして欲しいです。
◆whi*****
1日前
彼女の母親が異変に気付いて、
彼女を連れて逃げていたら
こんな事にはならなかったのに。
義理の父親はもちろん死刑ですよね？
◆zyxwvut
1日前
殺めてしまったことはよくないことだけど
この裁判の実刑はなんか納得できない…
この人の生活環境からして
心身ともに成人してるとは思えないしなぁ。
◆jiji
1日前
中絶費用の工面を、
他の人になぜ頼まなかったのか－。
検察側の問い
↑
そんなもん頼めると思うか？
ぽけてんのか？？
◆pap*****
1日前
俺の中で、この母親は無罪です。
悲しすぎます。
◆h*****
1日前
そんな環境で育って成人も何も無いと思う。
情状酌量が無いというのは理解に苦しむ。
彼女にはやり直すチャンスをあげて欲しい。
◆kur*****
1日前
娘さんは仕事をしてなかったのか、
家から出られなかったのか色々疑問はあるけど、
精神的に洗脳されていたのであれば、
成人なんか出来ないと思う。本当に可哀想。
◆aut*****
1日前
この子はありとあらゆるものを奪われた。
時間、青春、女性として、
人間としての尊厳まで。
簡単に出産して、ていうけど、
妊娠から出産の過程まで
どれほどの困難と痛みが伴うと思ってるの？
そうさせたのは誰なのか？
この子が最初に出産した年齢と同じ年の娘がいるけど、
この子が一人で味わった苦しみ、葛藤、
痛みを考えただけでも涙がでる。
◆cla*****
1日前
お母さん何やってんの？
娘の妊娠に気づかないなんてある？
この子が可哀想すぎる。
◆tak*****
1日前
義父は間違いなく死刑でしょ。
２人の赤ちゃんを殺したのと、
娘の人生をめちゃくちゃにした。
３人殺したのと同じ。
赤ちゃんはもちろんかわいそうだけど、
はっきり言って、娘さんは被害者でしょ。
確かに２人目の時は成人してたかもしれないけど、
正常な精神状態ではなかったはず。
よく精神鑑定って言うけど、
こう言う時に考慮してあげてほしい。
母親もある意味、加害者と同じ。
娘を守ってやれなかったのだろうか。
娘さんは罪をつぐなったあと、
何とか幸せになってほしい。
◆izo*****
1日前
無罪とは言わないけど、
執行猶予つけてあげればいいのに。
でもまあ、人目を気にして暮らすより、
数年間塀の中でじっくり人生を見つめ直す
時間があってもいいのかなとも思う。
◆iam*****
1日前
この人どう考えても被害者だと思うけど…
執行猶予付かなかったことに驚いた。
今までと同じ環境のままで、
成人した途端に特別な力や
見識が備わるわけじゃないよね？
20歳超えてたら善悪の判断がついたはずというけど、
妊娠したくてしたわけじゃないし、
殺したくて殺したわけじゃない。
どうしていいか分からず誰にも頼れなかった
彼女の苦しみは想像を絶する。
妊娠・出産て経験して初めて知ったけど
本当にいろんな人の助けが必要な大変な行為だ。
好きな人の子でなければ私は耐えられなかったと思う。
そこに苦しみしかなく、かつこの判決は結構厳しい。
これ以上彼女が傷つかないことを祈る。
◆yuk*****
1日前
残忍な強盗殺人犯人には情状酌量するのに
なぜここでしない？
この環境いる15歳の子供に何ができたというの？
◆mumu
1日前
だから、よっぽどな相手ではない限り
再婚したらだめなんですよ！
子供が犠牲になる。
女性がしっかりしていたら
大丈夫な場合が多いけど、
男に依存するタイプだと子供が不幸になる。
◆余白飛行
1日前
＞２人目の殺害については、
「被告人は当時すでに成人しており、
手段を尽くして殺害を避けるべきだった」とした。
酷い状況があまりに長く続いたせいで、
「抜け出せる」ことが考えられないくらいに、
心が支配されてしまっていたのかもしれない。
◆don*****
1日前
こんな異常な環境にいたのに
成人した途端正しい判断できるわけない。
◆関ヶ原
1日前
こういう場合は他のと違って被告は当時
心身喪失状態にあり想像を絶する状況下にあっあと推察される
みたいな見解はないんだね。
もし裁判長が女性であったなら……
と思うが彼女は被害者にはならないんだね。
あくまでも第一の殺人は未成年だから
第二は成人だからという結論なんだろうが
もし仮に彼女が子供を産んでいたとして
その後はどうなっていたんだろうか……
戸籍上は父親との間にできた子供になるわけだが……
執行猶予をつけてあげて欲しかった。
◆ohc*****
1日前
日本の司法はどうかしてますね。
義父の方でしょ
罰せられないといけないのは
