やまもといちろうさんは、作家・投資家およびIT技術関連のコンサルや知財管理その他様々な肩書や能力を持つ方で、NHKの深読みでお見掛けしたこともある。だから僕は「詳しくは存じませんが何か凄い人」くらいの認識でいた。
でも彼がこのたび書いた記事のおかげで「人を陥れつつも言い逃れできるグレーな書き方をする性格悪い人」だということがわかった。
イケダハヤトさんの住む高知界隈でレイプ騒ぎとの報…悩ましき現実|文◎やまもといちろう(1ページ目) - デイリーニュースオンライン
イケダハヤトさんが高知で活動されているNPO「ONEれいほく」の関係者による問題ではないかと話題になっています。現段階では断定できるものではありませんが、実際にこの「ONEれいほく」の関与が取り沙汰されている状況で取材を申し込んでいるもののコンタクトフォームからメッセージが送信できない状態です。
(中略)
すでにネットではレイプ犯がほぼ名指しの状態で情報が流通していますし、関係者も唖然としている状況のようですが、取材にも対応されず、公式には反論も事実関係の確認もなされないというのでは、何のためのネット社会なのかなあとすら思う部分はあります。
レイプという深刻な事件を記事にするなら断定できない情報について慎重に扱うべきだし、事件に直接関係の無いイケダハヤトさんの名前を持ってきてアクセス稼ごうだなんて浅ましすぎる。
なにより個人名を出して吊るし上げたいならイケハヤさんの名前ではなく、推測されている犯人の実名の方にすべきでイケハヤさんに対する悪意しか感じられない。
また「IT技術関連のコンサルタント」をしていたなら、「何のためのネット社会なのかなあ」の前にメールサーバーダウンはもとより、あらゆる回線のパンクくらい予想ついているだろう。こうした仕方ない状況まで攻撃材料にするのは本当にいやらしい。
スマイリーキクチさんの誹謗中傷事件と同じことをする愚行
「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の犯人に仕立て上げられたスマイリーキクチさんというお笑い芸人がいる。
彼は事件と全く関係無いのだが、インターネットで彼が犯人であるという憶測が広まり、脅迫が絶えず仕事まで失ってしまった。
今、やまもといちろうは犯人とおぼしき人物の実名を手に入れ、その方の所属からイケハヤさんとの関係をつかみ、記事タイトルでレイプとイケハヤさんをつなぐという汚い手口でアクセスアップを狙った。しかも犯人の名前すら推測の域を出ないのに。
憶測と不確かな情報を元に関係をつないでゆくと誰もが犯人に見える
「6次の隔たり」という理論によると、ほとんどの人や物事は6ステップ以内でつながっているという。
僕のような地方都市に住むただの鍼灸師でも、6ステップ程度で日本国内にいる任意の有名人にたどりつくことができるという話だ。
この理論を使うと
犯人とおぼしき人物とやまもといちろうは関係があり、イケハヤさんを陥れるために結託した。
という強引な推測も不可能ではない。なにより以前からイケハヤさんとやまもといちろうはあまり良い関係ではないのだから動機も充分にある。
イケハヤさんを陥れるということは、彼の妻子および関係者など広範囲に多大な悪影響を及ぼすことになることくらい容易に想像つくので、記事のアクセスを増やすという目的のためだけに多くの人を不幸に陥れるやまもといちろうの人間性がいかに汚れたものか想像に難くない。