「すべてのRPGを過去にする」ってキャッチコピーのゲームがありましたね。

ダイソンのチーフエンジニア、ジェームズ・ダイソンは、今日発表されたコードレスクリーナー「Dyson Cyclone V10（ダイソン サイクロン ブイテン）」の存在が「コード付き掃除機の開発を止めた理由」になったといいます。

見た目にはそれほど大きく変わってはいません。それもそのはず、ダイソンのコードレスクリーナーは重心を手元に配置することで高いところも掃除しやすいなど、そのデザインによって掃除のあり方を変えた稀有な存在。

では、なにが最も変わったのか。

それは、「Dyson Cyclone V10」に搭載された、最新の「ダイソン デジタル モーター V10」。従来のV8の約半分の重量で、史上最高のパワフルさを実現。

さらに、現在地の高度、気圧、気温や天候を把握することで、最大限のパフォーマンスを発揮できるように調整する知性を備えています。

バッテリーが7セルになったことで、駆動時間が「V8」の最長40分から最長60分に拡大。

また、バッテリーのおしり部分には、いままでなかった立てかけるとき用のゴムが貼られています。これは、壁掛け用のアタッチメントをつけられない賃貸住宅に住んでいるひとには朗報です。

デモでは、ゴミでクリアビンが満杯の状態でも吸引力が変わらない様子を、コードレス製品開発部責任者のケビン・グラント氏が披露。

本日からダイソン直営店、公式オンラインストアなどで販売開始。3月28日（水）からは各家電量販店でも順次販売開始予定です。

価格はオープンで、公式オンラインストアではノーマルの「V10」が6万9984円、最上位の「V10 Absolutepro」が9万9144円となっています。さすがのお値段ではありますが、コード付き掃除機の開発を止めさせるまで進化した歴史的なモデルだと思えば、高くないかもしれません。

30日間お試し・返金保証、コードレスクリーナー無料クリーニングチケットプレゼントなどの先行販売特典もあるようなので、詳しくはこちらからどうぞ（期間は3月28日（水）午前9:59まで）。

兄弟メディアのギズモード・ジャパンでは、会場でのハンズオンの様子などをお届けしています。あわせてお読みください！

Photo: 松葉信彦

Source: ダイソン