199ドルの一体型VRヘッドセットOculus Go、5月頭に発売か
Facebook子会社のOculusは、199ドルの一体型VRヘッドセットOculus Goを開発しています。発売時期を2018年前半としていましたが、5月に開催されるFacebookの年次イベントF8に合わせて発売される、との見方が広がっています。
F8は5月1日、2日の2日間、カリフォルニア州サンノゼで開催される、Facebookの開発者向けイベントです。米メディアVarietyによると、「Oculusの計画に詳しい複数の情報筋」からF8でOculus Goの発売に関する情報が明らかになるとのことです。
Oculus Goは、スマートフォンやPCを使わずに単体で動作する一体型VRヘッドセットです。ハイエンドのOculus RiftやHTC Viveのように身体を自由に動かずことはできませんが、スマホ向けのGear VRと同等の機能と性能を備えているミドルレンジのVRデバイスです。解像度2560×1440(両眼)のLCDパネルを搭載し、Oculusが開発した次世代のレンズを使っています。
2017年10月に発表となり、快適なVR体験と199ドルという非常に安価な価格が注目を集めています。中国のXiaomiが製造を行い、中国国内には「Mi VR」として同性能のデバイスが展開されます。
コンテンツは、Gear VR向けに提供されているコンテンツがそのまま利用可能で、発売時から1000を超えるVRコンテンツを体験することができます。
なお、Oculus Goの日本での発売については情報が明らかになっていません。
(参考)Road to VR、Variety
Mogura VRはRoad to VRのパートナーメディアです。