越路吹雪物語 #50[解][字] 2018.03.19

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日本の郷愁をテーマにした皆様お好きな作品色々あります。
本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
与勇輝さんでした。
「あなたの燃える手で」がんって…お母さんが?さよならお母さん。
先生…美保子に嘘をついてやってもらえませんか?お父さんは私なんかそばにいなくてもよかったのかな。
違いますよ。
(友孝)あの子とは本当の笑顔で別れたいんです。
私の最後のわがまま願いなんです。
お父さん!嘘よね?こんなの嘘よ!ほらお時さんも座って。
私はここで聞くわ。
駄目。
大事な話なんだから。
さあ早くして。
岩谷さんどうぞ。
それで?大事な話って?ええ。
私ががんになった時の事。
またそんな事言って。
そうよ。
縁起でもないわ。
やめてよ。
両親ががんで死んだのよ?私ががんになる可能性が高い事くらいわかってるでしょ?だから約束してほしいの。
嘘はつかないって。
ほら2人とも優しいからもし私ががんになったらショックを与えちゃいけないってがんである事を隠すかもしれないでしょ?でもそういう事は嫌なの。
その時はちゃんと言ってほしい。
お父さんは私の事を考えて病気の事嘘ついたまま死んじゃったでしょ?私お父さんの事大好きだけど…ううん大好きだから嘘つかれた事悲しい。
だからお願い。
病気の事では私には嘘をつかないって約束して。
わかった。
約束するよ。
ありがとう。
お時さんもお願い。
ええ。
それにきっと嘘つこうと思ってもバレちゃうわよね。
私お芝居なんて出来ないから。
確かにね。
お時さん嘘つくと鼻の穴が大きくなるもの。
なんないわよっ。
なるなる。
なりません!なるって!ぷっくりちゃんになるって!ほら!もうなった。
なってるなってる。
なってる。
だって嘘ついてるから…。

(男性)コーちゃん最高だったよね。
立て続けに両親を失ったコーちゃん
仲間たちとどんなににぎやかに過ごしていてもどこか無理をしているのではないかと心配な時子でした
(一同の笑い声)
(男性)あらっお時さんじゃない。
おお〜っ。
我がマネジャー殿!ちょっと失礼。
新しい台本持ってきてくれた?ええ。
はい。
はあ…。
もうやめといたほうがいいんじゃないの?なんでよ。
大丈夫。
今夜読みたいからすぐに台本持ってきてって言ったのは誰?うん。
家に帰ったらちゃんと読むわよ。
疑ってる?ちょっとね。
やっぱり明日の朝早く起きて読む。
心配してくれてありがとう。
何よ?いきなり。
だって前だったら私がみんなと騒いでる時呼び出してもお時さん絶対来なかった。
別に絶対って事はないでしょう。
あるわよ。
今夜読むはずのない台本持って行ってもしょうがないでしょって言ってたわよ絶対。
でしょ?フフッ…。
ねえ芝居見に行かない?何よいきなり。
そっちこそ。
ちょっと見たい舞台があるの。
舞台ってなんの?浅利慶太さんの舞台。
浅利慶太?あの…今話題のあの浅利慶太?
浅利慶太は大学生の頃に劇団を結成し卒業後もその劇団の代表を務めながらそうそうたるメンバーと共に日生劇場を創立
若くして日生劇場の取締役を務めながら数多くの舞台を演出し高い評価を得ていたのでした
すごい…。
すごかったね!久しぶりに面白い芝居見た。
ねえ私もあの舞台に立ちたい。
浅利さんと仕事がしたい。
そうね。
私も浅利さんとコーちゃんは合うと思うわ。
そう思う!?会ってみる?浅利さんに?会えるの?知り合いが紹介してくれるって。
会う!会いたい!わかった。
ああ〜っ!なんかワクワクしてきた!こんな気持ちになるの久しぶり!コーちゃん。
うわあ〜っ!!コーちゃん!コーちゃん夜よ!夜だね。
そう。
ああっ…いい夜だ!もう…。
(藤本真澄)コーちゃんと浅利慶太か…。
駄目…でしたか?いや面白いと思うよ。
新境地になるだろうし越路吹雪の未来のためにも。
けどお時さん。
東宝とはどうやって話をつけるつもりだい?はあ…?いやだからさコーちゃんと浅利慶太が仕事をする事にしたとしてそれは東宝以外の外部出演って事になるだろう?その時は浅利さんを東宝にお招きする格好にすれば…。
それは無理だろう。
浅利を中心に作ってきた日生劇場東宝のライバル会社が出資した事ぐらい知ってるだろう?ああ…。
その日生劇場の浅利慶太と東宝の看板女優越路吹雪が仕事するという事は相当な事だぞ。
そんなにでしょうか?まさかそこんところ全然考えてなかった?お時さんはしっかりしてるようで抜けてるからなあ。
すみません…。
まあ浅利に限らず新しい人と仕事するという事はコーちゃんのためにもなるから俺も協力するよ。
とりあえず2人を会わす前にそれとなく東宝の社長に話をしとくか。
あっでももう…。
うん?もう今日会うんです浅利さんと。
あちゃ〜…。
ねえどう?和ちゃん。
おかしくない?とっても素敵です。
そう?でも奥様お出かけ前にあんまり飲みすぎると…。
いいの。
これは緊張を和らげる気付け薬みたいなもんなんだから。
はい。
とこの時は確かに大丈夫だったのですが…
じゃあ安倍さんは作詞家岩谷時子としてのお時さんと知り合いなわけね。
(安倍寧)ええ。
もう7年くらいになりますかね。
そうですね。
それで浅利さんの舞台の事なんかを教えて頂いたりしてたの。
浅利と僕とは学生時代からの長い付き合いでしてね。
ありがとうございます。
あっでもいいんでしょうか?浅利さんがみえる前に飲んでいて。
仕事が延びたとはいえ遅れて来るあいつが悪いんですよ。
それに先にやっててくれと言ったのもあいつですから遠慮する事ありませんよ。
でもお会いしたいとお願いしたのはこちらですからあんまり飲みすぎてるのもねえ。
そうね。
あっ安倍さんはどうぞお飲みになっててくださいね。
コーちゃんあなたはもうやめておきなさい。
はいはい。
じゃあこの一杯だけね。
おお。
やっと来た。
(浅利慶太)遅れて申し訳ない。
はじめまして浅利慶太です。
はじめまして越路吹雪です。
あなたの舞台を見て心から思ったの。
この人と仕事がしたい!って。
芝居でもミュージカルでもリサイタルでもとにかくなんでもいいから一緒に仕事をしましょう。
なんでもいいからとはちょっと乱暴ですね。
乱暴?そうかしら?私の素直な気持ちよ。
だってそれほどあなたの芝居は面白かったし好きだわ。
例えばどんなところが気に入られました?どんな?う〜ん…。
う〜ん…。
難しい事はわからないけどそれが必要?
(浅利)えっ?私はあなたの舞台の感想を述べに来たわけじゃないの。
そんな事は評論家の先生に任せておけばいい事でしょ?私はただ同じエンターテインメントを生業とするあなたと何かを作りたい。
あなたが作った舞台のあの空気におい駆け回る色。
私もあの中に身を置きたい!ただそう思っただけ。
それだけじゃ駄目かしら?別に駄目ではないですけれど演出家としては今後のためにもいろいろと聞いてはおきたいですね。
においとかそういう抽象的な事だけでなく。
しつこい人ねえ。
コーちゃん。
すいません。
(浅利)いえ。
だけどしつこくない演出家なんていませんよ。
ハハッ…確かにそうね。
そうだ!衣装!衣装が素敵だったわ。
主人公の心理状態とちぐはぐなものをわざと着せてたでしょ?ああいうの好きだわ〜!あなたはもっと気難しい意見や感想を言ってもらいたいのかもしれないけど私にはそれは無理。
私は客に求められて歌い踊り演じる最高の芸人でいたいだけ。
そうね旅が好きだから旅芸人になりたいわ。
なかなか自由な人ですね。
どう?私と一緒に旅に出てみませんこと?コーちゃんあなた飲みすぎ。
何度でも言うわ。
何度でもお願いする。
私はあなたと一緒に仕事がしたいの。
あなたの才能が欲しい。
あなたの才能を私のものにしたいの!あなたはどうなの?僕も頂きましょう越路吹雪の才能を。
じゃあ一緒に仕事やって頂けるのね!はい。
ああ…!お時さん!いやあよかった。
さ〜てこれからが楽しみだな。
それで越路さんはいつ東宝を辞められるんですか?えっ?あっあのその事なんですけど…。
まさか東宝の専属のまま僕と仕事をするつもりじゃありませんよね?そうなの?いやいやそれは無理だよ!なんの事?申し訳ありません。
東宝と話をするのはこれからなんです。
今日はただお会いしたい一心で。
あっでも必ずご一緒にお仕事が出来る環境は作りますので。
でもそう簡単に東宝さんがオーケーしますかね?だからなんの事言ってるの?って聞いてるの…。
あっちょっ…ちょっとコーちゃんコーちゃん。
ちょっと…。
えっ寝てる?寝てる…?は…?自由な人だな。
ちょっとコーちゃん!申し訳ありません…。
確かに自由な人ではありますがとても繊細なところのあるコーちゃん
浅利慶太に会うという事で緊張しすぎてしまいいつもなら平気なお酒がものすごい勢いで体中を回ってしまったのでした
しかし東宝の壁は厚いだろうな…。
えっ…。
あなた本当に大丈夫ですか?えっ…?あっ…はい。
大丈夫です。
フフッ…。
おやおや。
コーちゃんのんきに眠っている場合じゃなさそうですよ?
社長に直談判っていうのはどう?
(松岡功)まさか辞めたいなんて話じゃないよね?今飛び立たせてやりたいんです。
(前田孝臣)もう一部で噂になってますよ。
2018/03/19(月) 12:30〜12:50
ABCテレビ1
越路吹雪物語 #50[解][字]

名曲「愛の讃歌」を世に送り出した戦後の大スター・越路吹雪と作詞家で越路吹雪の生涯のマネージャー・岩谷時子。昭和の時代を背景に偉大な2人の友情と波乱の人生を描く。

詳細情報
◇番組内容
新進気鋭の演出家・浅利慶太(近江谷太朗)と仕事をしたいと熱望する美保子(大地真央)だが、専属契約を結んでいる東宝は難色を示す。浅利と美保子が初めてタッグを組んだ日生劇場でのリサイタルは大成功を収める。作曲を夫・内藤法美(吉田栄作)に、作詞を時子(市毛良枝)に依頼し、新アルバム制作に取りかかった美保子。この頃から美保子と時子は紅白歌合戦からの卒業を考え始めるが、その決断は大きな波紋を呼んで…!?
◇出演者
大地真央、市毛良枝
デビット伊東、近江谷太朗、三倉佳奈
吉田栄作
◇ナレーション
真矢ミキ
◇脚本
龍居由佳里
◇演出
鎌田敏明(MMJ)
◇主題歌
瀧本美織『ラストダンスは私に』(ユニバーサル ミュージック)
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎(テレビ朝日)
【プロデューサー】藤本一彦(テレビ朝日)、布施等(MMJ)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/koshiji/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz

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