生字幕放送でお伝えします中野≫ピョンチャンオリンピックスタジアムです。
１０日間にわたる熱戦を繰り広げたピョンチャンパラリンピック。
まもなく閉会式が始まります。
大会マスコットキャラクターのバンダビが現れました。
風間≫今回、大活躍でしたからね。
バンダビは。
中野≫人気者でしたよね。
ここからはピョンチャンパラリンピックの閉会式のもようを俳優で現地キャスターの風間俊介さん陸上競技で夏のパラリンピックに３大会連続出場している中西麻耶さんとお伝えしていきます。
よろしくお願いします。
風間≫バンダビがダンスをしてますね。
中野≫カウントダウンが始まりました。
ジャンプしてますね。
風間≫バンダビもやりきったという感じで盛り上がっていこうという感じですよね。
中西≫きれいな花火ですね。
中野≫２０１８年ピョンチャンパラリンピック閉会式がスタートしました。
今回の閉会式のテーマは「ＷｅＭｏｖｅＴｈｅＷｏｒｌｄ」。
「私たちが世界を動かす」です。
♪〜中野≫韓国のムン・ジェイン大統領とＩＰＣ＝国際パラリンピック委員会のアンドリュー・パーソンズ会長の入場です。
中野≫韓国の国旗の入場です。
国旗を持つのはピョンチャンパラリンピックの６つの競技それぞれの代表選手です。
パン・ミンジャ選手。
男女混合で行う車いすカーリングに出場し４位に入りました。
アルペンスキーのイ・チウォン選手です。
今大会５種目に出場しました。
パラリンピック初出場。
スノーボードのパク・ハンスン選手です。
雪上に頭をつけて観客にお礼をしていた姿が印象的でした。
クロスカントリースキーとバイアスロンに出場したイ・ドヨン選手です。
夏のリオパラリンピックにも自転車競技で出場した経験を持っています。
クロスカントリースキーとバイアスロンに出場したイ・ジョンミン選手。
今回、初出場でした。
韓国初の銅メダルを獲得したアイスホッケーのジャン・ドンシン選手です。
メダルのかかった試合で決勝ゴールを決めました。
風間さん韓国のアイスホッケーは日本とも対戦しましたよね。
風間≫ものすごい盛り上がっていましたね。
やはり、氷上の競技韓国強いなと改めて感じました。
中野≫もともとは日本が長野パラリンピックのあとに技術を教えて今ではパラリンピック３位銅メダルという結果にいたりました。
風間≫日本少し悔しい結果だったけれどもこれから、もっともっと強くなっていってほしいなと。
アイスホッケーの楽しみを日本から消さないでほしいなと願いました。
中野≫今回、２大会ぶりにアイスホッケーで出場しました日本です。
国旗を受け取ったのは韓国国防省の兵士６人です。
中西さん、冬のパラリンピックの閉会式の雰囲気、いかがですか。
中西≫私、あまり閉会式に出たことないんです。
実は一度も。
やっぱりいいですね。
こうやって、改めて見てみるといろんな催しがあって。
私たち選手のためを思って作ってくれたのかなと感じるとこういうおもてなしって本当に大切なことだなと思います。
風間≫おもてなしっていう意味でいうと次は我々の番なんだなとも改めて感じますよね。
中西≫今日、この閉会式を見て次、２０２０年私たちでどんな閉会式を用意できるか考えたいなと思います。
中野≫韓国の国歌の演奏です。
歌うのは障害のある人もいる混声合唱団。
地元カンウォン地域を拠点に活動しています。
♪〜中野≫日本選手団の姿が見えます。
ここからはショーの始まりです。
♪〜中野≫朝鮮半島の民謡「アリラン」がさまざまなアレンジで演奏されます。
「アリラン」は韓国の方なら誰でも口ずさめる大切な歌なんですよね。
最初に演奏するのはキム・チャンワンバンド。
韓国で老若男女に愛されているシンガーソングライターキム・チャンワンさんを中心にしたバンドです。
キム・チャンワンさんは韓国では俳優としても活躍していて数々のドラマや映画に出演しています。
風間≫すごいですね。
♪〜中野≫また開会式とは違った雰囲気ですね。
風間≫「アリラン」はふだんはギターやベースなどで演奏されるものではなく今回は、多様性というかいろんなもので今までの伝統表現ができるということですかね。
中野≫こちらは韓国の管楽器テピョンソです。
中西≫私、これチャルメラのようなものだと聞いていたんですけど。
想像と違いました。
風間≫温かみがある音色ですね。
中野≫打楽器を演奏するのは障害がある人たちで構成された韓国の芸術団です。
風間≫徐々に層が厚くなっていくということですね。
太鼓の音色も開会式のときとは違って響きますね。
勇ましい太鼓でスタートした開会式の演出だったんですけどこの太鼓は温かみがあるというかお疲れさまみたいな感じがありますね。
♪〜中野≫先ほど閉会式が始まる前には小雨が降っていたんですが。
今は、ほとんど雨粒は見えませんね。
今の気温は６度ほどとなっています。
風間≫真ん中から何かが出てきましたね。
中野≫韓国の琴チョルヒョングムです。
♪〜中野≫歌っているのはイ・チュンヒさん。
韓国の国家無形文化財キョンギ民謡の正統継承者の１人です。
♪〜風間≫一気に曲調が変わりそうですね。
中西≫伝統があるものは守るんですけど今の時代に合わせながら変化をさせていくってすごいいいですね、見ていて。
風間≫そして、さっきの歌声はこの会場全体を１人で包むことができるという伝統の力というのを改めて感じました。
そして、そこにとどまることなくこうやって新しいものに。
中西≫不思議な感覚ですけど。
♪〜中野≫ここからはロックアレンジの「アリラン」。
風間≫小雨が降って会場のお客さんたちに白いかっぱが配られていたんですけど今ステージにいる踊っている人たちの衣装と同じように会場全体が白くて一体感これもショーの演出にばっちりなんじゃないかと感じるくらいの一体感ですね。
中野≫高校のチアリーディングサークルや舞踊団地元の人たちがステージに入ってきました。
♪〜風間≫会場全体に手拍子をあおってますね。
♪〜踊ってる人たち、みんな笑顔で楽しそうですね。
中野≫選手たちも戦い終えて解放されているでしょうね。
（歓声）中野≫いよいよ私たちを興奮させてくれた選手たちを代表して旗手が入場します。
今回は冬のパラリンピック史上最多となる４９の国などが参加しました。
開会式と同じようにハングル順で入場します。
日本は３３番目です。
旗手が見えてきました。
まずはギリシャからの入場です。
日本選手団。
アイスホッケーの堀江選手左側に見えますね。
そして、主将の須藤悟選手の姿も見えます。
中西さん堀江選手と親交があるそうで。
中西≫古くからの友達で彼はマルチに活躍されている選手なのでいつかこうやって日本の皆さんに彼の活躍を見てもらえたらと思っていただけに本当にうれしかったですね。
代表が決まったときは。
中野≫アイスホッケーの選手ですけれども今大会も勝利はなかったんですが攻守ともに頑張ってましたね。
中西≫堀江選手英語もできるので積極的に海外に日本のいろんな情報を発信していてそういう積極性というのを私はすごくいいなと思いますね。
風間≫どこか日本人ってシャイなところがあるじゃないですか。
だから、これからもっといろんな人と交流をして会場に映ってるように国旗がたくさんあって世界はたくさん広いですからいろんな人たちと交流してもっともっとパラの世界が広くなっていったらいいなって。
中西≫それが一番だと思いますね。
やっぱり競技として勝つことも大事なんですけど。
やっぱり、そうやって国際的に活躍していくことのだいご味もあるので。
中野≫日本の旗手村岡桃佳選手が見えてきました。
村岡選手は今回金１つを含む５個のメダルを獲得しました。
風間さん村岡選手、すばらしい活躍でした。
風間≫まず自分が出たレースではすべてメダルをとっている。
こんなことが…信じられない。
すごいことだなって改めて思います。
中野≫今回の閉会式の旗手については小さな体が成長してきっと大きく見えるはずだと思う。
顔つきも変わっているかも知れないので見ていただけたらと話していました。
風間≫本当に、開会式のときは旗手として日本を引っ張ってそして大会が始まったら選手として本当に日本を引っ張っていたなと感じます。
中野≫中西さんパラリンピックでメダルを獲得するというすごさはどういうふうに感じますか？中西≫その、すごさもなんですが私としてはオリンピック・パラリンピック通じて旗手を務めるとプレッシャーもあってということもあるんですけどメダルを逃してしまうというジンクスが選手の中でいわれているんですが彼女の場合は選手団としての初のメダルをまず獲得して今日も最後、またメダルをとってまさに彼女から始まって彼女で締めてまた旗手で締めてという。
本当にまだ大学生なんですけど頼もしいですよね。
中野≫４年前は５位入賞でまさかあのときはこんなふうになると思わなかったと話してましたもんね。
風間≫印象的だったのはお父様に、必ず今度は表彰式にという話を誓い合って、それが実現した大会だったというのが印象的でした。
本当に大きく見えるというかもう、世界の村岡桃佳じゃないですか今大会で。
中野≫日本選手団の姿本堂杏実選手の姿も見えました。
アルペンスキー初出場でした。
そして、成田緑夢選手です。
スノーボードで金メダル。
山本篤選手も見えています。
中西さん、同じ陸上で走り幅跳びをやっている山本篤選手が今回、冬にも出ました。
中西≫最初、チャレンジすると言ったときにはびっくりしたんですけど。
まさか本当に決めるとは思わなかったです。
また緑夢選手も陸上をしているので。
中野≫走り高跳びにね。
中西≫でも、なんとなく冬の競技をされていた選手だったのでどうにか、けがしたあとも活躍の場戻れたらなと願っていただけにうれしいですよね。
すごいリラックスしてますね。
中野≫疲れてるかもしれませんねほっとして。
風間≫この閉会式は選手たちからしたら最後の区切りというかこれで終わるんだという。
ほっとすると思います。
中野≫ＩＰＣ＝国際パラリンピック委員会の新しく選ばれたアスリート委員３人が紹介されます。
フランスのマリー・ボシェ選手。
アルペンスキーで今大会、金メダル４個を獲得しました。
フィンランドのルドルフ・クレメッティ選手。
パラリンピックに４回出場しているクロスカントリーの選手です。
ノルウェーのビルギット・スカーシュタイン選手。
ソチ大会から２大会連続で出場しました。
続いて、ピョンチャンパラリンピックを支えたボランティアの代表へ花束が贈呈されます。
今回はおよそ５８００人のボランティアが大会を支えました。
風間さん、ボランティアあちこちで見かけましたよね。
風間≫今回、すごい韓国のボランティアの方々が障害がある人たちにすごく手厚い優しさでおもてなしをしていたのが印象的でした。
このボランティアの人たちがまたほかの人たちにこんなことができるんだと教えてどんどん広がってくれたらいいな。
そして東京もそうなったらいいなと思いました。
中野≫中西さんは選手としてはボランティアはどんな支えになっていますか。
中西≫３大会、私パラリンピック経験しましたけど毎回、ボランティアの方が夜遅くまでケアをしてくれたりして。
安心もしますし支えてくれてるのがいいですよね。
中野≫そして、記念撮影のフレームですね。
風間≫今、最近で言うとインスタ映えっていうことでしょうか。
中西≫この演出いいですね。
中野≫続いて、選手の中からファン・ヨンデ功績賞の受賞者が選ばれます。
≫誇り高きパラリンピアンの皆さんピョンチャンパラリンピックで選手は自分たちの夢を現実にしたんです。
皆さんのすばらしい活躍に世界は目を見張り感動しました。
障害を乗り越えるその活動に世界は感嘆しました。
パラスポーツを通じて世界を変えたパラリンピアンをたたえるため国際パラリンピック委員会はファン・ヨンデ功績賞を１９８８年のソウルパラリンピックから創設しました。
創設から３０年、再び韓国でこの賞を選手に授与できます。
ファン・ヨンデ功績賞は３歳のときに小児まひにかかったファン・ヨンデ医師にちなんで創設されました。
パラリンピックスポーツ発展のために尽力されてきました。
この賞はパラリンピックの精神である勇気、信念創造と平等を体現した選手に贈られます。
ピョンチャンパラリンピックのファン・ヨンデ功績賞の受賞者は、シニ・プー選手とアダム・ホール選手です。
障害があっても諦めないことをパラリンピアンとして示したいんです。
かえって自分は強くなったと思います。
パラリンピアンである自分の可能性そして決して諦めないことを示したいんです。
夢を抱き、努力をすれば必ず夢はかなうのです。
ファン・ヨンデ功績賞の授賞式を行います。
デュウェイン・ケール氏です。
中野≫ファン・ヨンデさんです。
ファン・ヨンデ功績賞はファン・ヨンデさんの寄付金をもとに１９８８年のソウルパラリンピックから創設されました。
成績だけでなくパラリンピックの精神を体現し世界中に感動を与えた選手男女それぞれ１人に贈られます。
今回受賞したのはフィンランドのシニ・プー選手です。
クロスカントリースキーとバイアスロンに出場しました。
これまでフィンランド国内のパラスポーツの普及に大きく貢献してきたということです。
ファン・ヨンデさんからシニ・プー選手にメダルがかけられました。
もう１人の受賞者はニュージーランドのアダム・ホール選手です。
２０１０年バンクーバー大会のアルペンスキー回転で金メダルを獲得。
ニュージーランド国内の障害者スポーツに対する認知や支援が高まるきっかけになりました。
今大会も金メダル１つ銅メダル１つを獲得しています。
風間≫今までファン・ヨンデさんの賞を毎回セレモニーで行うじゃないですか。
ご本人が見れて僕は、すごくうれしいです。
中野≫続いて、歴代のファン・ヨンデ功績賞の受賞者たちからのメッセージです。
≫ファン・ヨンデさん本当にありがとうございます。
世界中の子どもたちに自分の精神と知性と肉体を併せて努力したらなんでも可能であることをロールモデルとして示してくださいました。
本当にありがとうございました。
≫ファン先生パラリンピック活動を通じて運動とスポーツを推進してくださったことに感謝します。
２０１０年のバンクーバーでファン・ヨンデ功績賞を受賞しました。
おかげでスポーツと活動の重要性を世界に伝えています。
≫私の人生でスポーツはずっと大切なものでした。
ソチでファン・ヨンデ功績賞を受賞したことは私にとって誇りでありとてもうれしいことでした。
≫この３０年間ファン・ヨンデ医師はパラリンピアンの皆さんの活動のために尽力されてきました。
中野≫歴代のファン・ヨンデ功績賞の受賞者たちがファン・ヨンデさんにメダルを渡します。
風間≫感動的ですね。
中西≫今回さっきのボランティアへの花束贈呈もそうですけど与えられるだけじゃなくてお返しをするというか。
そういう作りがいいですね見ていて。
風間≫片方だけではなくてお互いが支えあって作られているということですよね。
中西≫すごく伝わってきていいですね。
中野≫日本の遠藤隆行さんです。
元パラアイスホッケーの選手です。
２０１０年バンクーバー大会で銀メダルを獲得したときの選手。
≫ファン・ヨンデ先生あなたは、私たちとともにずっと闘ってきてくださいました。
今、あなたはご自身の病気と闘っています。
これからもファン・ヨンデ功績賞の精神をパラリンピック精神のもとずっと守っていきたいと思います。
ありがとうございます。
中野≫１９９６年のアトランタ大会でファン・ヨンデ功績賞を受賞したデイビッド・リガさんのスピーチでした。
風間さんファン・ヨンデ功績賞はソウルパラリンピックから創設されたんですけれども韓国とパラリンピックの関わりというのが深いですね。
風間≫いろんなところで開催された一つ一つの大会が積み重なって今のパラリンピックができていて。
そしてその積み重ねはこれからも進んでいくんだなって感じますね。
中野≫パラリンピックのシンボルスリー・アギトスあの原型もソウルパラリンピックのエンブレムから生まれたといわれています。
ここからは再びショーが始まります。
テーマは「ＷｅＭｏｖｅＴｈｅＷｏｒｌｄ」。
「私たちが世界を動かす」です。
♪〜中野≫バレリーナのコ・アラさんです。
聴覚障害があります。
♪〜風間≫踊りというのは音と密接な関係があるので聴覚障害と聞いて今、本当に驚いています。
やっぱり人間の可能性というのは無限大なんじゃないかとこのコ・アラさんの踊りを見ていると感じます。
♪〜中西≫風間さんもダンスされますからね。
聞こえないという状態でどうリズムを作っていくのかが私、全く想像がつかないんですけれども。
風間さんなら、どうされますか？風間≫でも、周りの空気の動きだったりとか下に光の波紋があるんですけどそれなどで計ったりしているのか。
ものすごい神経…。
すべての感覚を使って踊ってる。
だからこそ、この人の踊りはこんなにも輝いているのかなと感じました。
でも、最近踊ってないのでその感覚が正しいかは分からないんですが。
中西≫すごくよく伝わったと思いますよ、私は。
中野≫閉会式のテーマの「ＷｅＭｏｖｅＴｈｅＷｏｒｌｄ」ですがこれは開会式の「ＰａｓｓｉｏｎＭｏｖｅｓＵｓ」「情熱が私たちを突き動かす」というテーマからつながっているものなんですね。
我々を動かした選手たちの情熱をもって今度は、みんなで世界を動かしていこう。
そんなメッセージが込められています。
風間≫パラリンピックが終わったら、終わりではなくてここからスタートであって毎回、毎回それをどんどん大きく、みんなで広げていこうというそんなメッセージも感じます。
中野≫ピアノを弾くのはキム・イェジさん。
視覚障害があります。
曲名は「花になったあなた」です。
風間≫いすの、座っている横に盲導犬がいますか。
中野≫足元に盲導犬のチャンミがいます。
ステージに立つときはいつも一緒だそうです。
風間≫冷やさないように下に毛布が敷いてありますね。
♪〜中野≫歌うのはカウンターテナーのイ・ヒサンさんです。
海外の権威あるコンクールで入賞している国際的なアーティストです。
♪〜風間≫イメージでは開会式というのは荘厳で閉会式がお祭り騒ぎになるようなイメージがあったんですけどこのしっとりとした閉会式というのもなんか、本当に労をねぎらっているようなそんな感じがして、すてきですね。
♪〜中西≫ついつい見入っちゃいますね。
中野≫ステージも衣装も白で統一されています。
風間≫真ん中から…。
中野≫再びステージ中央に現れたのはバレリーナのコ・アラさんです。
中西≫この光景「紅白」で見たことありますよね。
中野≫巨大なドレスがね。
中西≫小林幸子さんみたいで。
風間≫本当に会場全員がセンターに向かってすごいって目を奪われるそんな演出ですよね。
ステージ全体がこのコ・アラさんの衣装のようなつながってる感じがしますね。
中野≫ピョンチャンの白い舞台に満開の花が咲きました。
中西≫この演出のための白い衣装だったんですね。
風間≫だと思いますね。
そして花が咲いたら空に花火が上がるってことは空にも花が咲いたってことですね。
♪〜中野≫ここからは２０２２年次のパラリンピックの開催地中国の北京へ引き継ぐハンドオーバーのセレモニーが行われます。
スタジアムに掲げられていたパラリンピック旗が下ろされます。
曲は「パラリンピック賛歌」です。
♪〜風間≫会場全体がおそろいの衣装を着ているようですね。
中西≫本当に、いいですよね。
思わぬ雨ではありましたが。
中野≫日本選手団、今大会は１０個のメダルを獲得しました。
ソチ大会の６個を上回る成績を見せました。
その立役者が村岡桃佳選手です。
風間≫村岡選手１人で５つ獲得しているんですよね。
中野≫冬のパラリンピックでは１大会５個のメダル獲得は史上最多となります。
パラリンピック旗が次回開催地の北京へ渡されます。
まず開催地ピョンチャン郡の長シム・ジェグクさんからＩＰＣ＝国際パラリンピック委員会のアンドリュー・パーソンズ会長にパラリンピック旗が返還されます。
続いてＩＰＣのパーソンズ会長から北京の陳吉寧市長に手渡されます。
中国は冬のパラリンピックでは今回初めてメダルを獲得したんですよね。
車いすカーリングで金メダルを獲得しました。
夏に比べると意外ですよね。
風間≫夏は、本当に強くてたくさんのメダルを獲得していた中国が冬季大会ではそこまでだというのが驚きます。
でも、次は開催国ですから力を入れてくるのではないかなと思います。
中野≫中国の国旗が掲揚されます。
♪〜中野≫ここからは北京パラリンピックの組織委員会によるショーです。
演出は、あの映画監督のチャン・イーモウさんです。
ショーのテーマは「ＩｗａｎｔｔｏＦｌｙ」「私は飛びたい」です。
♪〜♪〜中野≫車いすに乗っている少女。
白い鳥のようになりたいという夢があります。
♪〜中野≫少女は、想像の世界ではどこへでも行くことができます。
♪〜中野≫夢であるパラリンピックの世界にやってきました。
♪〜中野≫少女は想像の世界から現実に戻りました。
それでも彼女の夢は広がり続けます。
風間≫白一色のすごく透き通った世界。
それもすてきだったんですけれども色がつき始めましたね。
♪〜中野≫少女は大きな翼を得て未来の美しい夢に羽ばたきます。
中西≫彼女のように飛び切りの夢を１つ、持っておきたいなって思いましたね。
風間さんは何かあります？風間≫やっぱり、東京のときに今より多くの人がパラリンピックを見てどんどん好きになってもらうことですかね。
中西≫いいことを言いますね。
すばらしい夢です。
風間≫でも本当にすてきなショーでしたね。
中西≫心が洗われましたね。
風間≫本当に純粋でピュアで透き通ったそんなショーでしたね。
中西≫すべて、ここで１回リセットしてまたあしたから違った自分に挑戦したいなってなんか、そんな気持ちにさせてもらえますね。
中野≫続いてはピョンチャンオリンピック・パラリンピック組織委員会イ・ヒボム会長とＩＰＣ＝国際パラリンピック委員会アンドリュー・パーソンズ会長のスピーチです。
≫尊敬するムン・ジェイン大統領ご夫妻と韓国国民の皆さんＩＰＣのアンドリュー・パーソンズ会長と全世界のパラリンピックファミリーの皆さん。
内外のご来賓と各国選手団の皆さん１０日前に聖火とともに始まった世界最大の冬のパラリンピックの祭典が今、大団円を迎え閉幕のときがきました。
今大会で選手たちが見せてくれた情熱と人間勝利のドラマは私たちの心に永遠に残ることでしょう。
大学の卒業式を控えた夢多き若者は交通事故で両足を失ってなぜ僕を生かしたんだと泣き叫んでは母親や社会をうらみました。
彼に新たな人生を与えたのは家族の愛情とスポーツでした。
シン・ウィヒョン選手は韓国初のパラリンピック金メダルを首にかけお母さん、愛していますと叫びました。
海軍将校だったアメリカのダニエル・クノッセン選手は特殊部隊の作戦中に両足を失いましたが走りたいという強い思いと意思で再起しバイアスロン選手となって金メダルを手にしました。
スティーブン・ホーキング博士は人生がどれほど困難に思えても必ずあなたが達成できることや成功できることがあると言いました。
２０１８ピョンチャンパラリンピックボランティアの皆さん悪天候や、困難な条件の中でもほほえみと心配りで奉仕してくださった皆さんはパラリンピック成功の立役者です。
特にアメリカや日本ドイツ、フランスイギリスなど、海外から参加してくださった皆さんはまさに、人類愛の象徴でした。
２０１８ピョンチャン組織委員会の皆さん韓国の軍と警察消防関係者の皆さん皆さんすべてが真の愛国者でありヒーローです。
突然の大雪も皆さんは難なく乗り越えてくれました。
ムン・ジェイン大統領と韓国政府そして、カンウォンドとピョンチャン、カンヌンチョンソンなど開催都市の懇親的な支援がなければ大規模な祭典は不可能でした。
カンウォンドはこれから平和の地として世界の人々の心に永遠に記憶されるでしょう。
全世界のパラリンピックファミリーの皆さん人種や宗教、国や性別を超えて私たちはともに笑い、ともに泣き真の友情を分かち合いました。
ピョンチャンパラリンピックを通して世界は１つになり南北の選手たちも１つとなって聖火を掲げました。
たとえ聖火は消えても平和の精神は朝鮮半島を越えて永遠に続いていくでしょう。
３０年ぶりに再び韓国で開催されたピョンチャンパラリンピックを通して困難でも決して諦めない不屈の価値を実践しまた、偏見と差別のない人間味あふれる社会になるよう希望します。
短い間でしたが私たちは幸せでした。
私たちは皆さんを永遠に忘れないでしょう。
互いに長く忘れないという言葉のようにピョンチャンの思い出を皆さんも永遠に心にとどめてまた、おいでくださるよう期待します。
さようなら。
そして北京でまた会いましょう。
続いて、ＩＰＣのアンドリュー・パーソンズ会長のごあいさつです。
拍手でお迎えください。
（拍手）≫韓国国民の皆さんこんにちは。
皆さん、ご自分を誇りに思ってください。
今夜はお祝いしましょう。
夢をかなえるためには自分が最大限の努力をしなければなりません。
そうした夢を抱いていたのが亡くなられたスティーブン・ホーキング博士です。
天才であり、先駆者でありそしてインスピレーションの源でした。
２０１２年のロンドンパラリンピック開会式でホーキング博士は人間はみんな違うんだ平凡とか月並みな人間などいないと語りました。
ホーキング博士は私たちに足元ではなくまず、星を見上げてと言いました。
この１０日間ピョンチャンの空にはずっと星が明るく輝いていました。
ホーキング博士は想像の限界を超えようとしていました。
選手の皆さん皆さんは人間の努力には限界がないことを示されました。
想像を超える、その活躍は障害ではなく皆さんがどのような気持ちで競技に挑んできたのかそして、前進されてきたのかを世界に示しました。
強い意志と強じんな気持ちがあればすばらしい偉業を達成できることを示してくれたのです。
皆さんは、あらゆるものを書き換え可能性の新たな扉を開いたのです。
どの世代も世界を変えるチャンスを持っています。
誇り高きパラリンピアンの皆さん。
より包括的な世界を作るために皆さんがぜひロールモデルになってください。
パラリンピックを成功させてくださった関係者の皆さんに感謝したいと思います。
パラリンピック組織委員会関係者の皆様関係各国地域のパラリンピック組織委員会競技団体連合国際パラリンピック委員会のご尽力に感謝します。
ムン・ジェイン大統領そして、奥様にありがとうございました。
お二人のおかげですばらしいパラリンピックが開催できました。
韓国政府、地元カンウォンドとピョンチャンの皆様ありがとうございました。
オリンピック放送機構オリンピック情報機構放送局ならびにメディアの皆さんありがとうございました。
パラリンピックを伝えていただいたおかげで私たちの思いを世界に伝え人生で何が可能かを世界に発信してくださいました。
ボランティアの皆さん、万歳！本当にありがとうございました。
５８００人のすばらしい皆さんの応援とサポートに感謝します。
大きな拍手をお願いします。
皆さんが毎日、温かい笑顔で迎えてくださるのは大変なことだったと思います。
ピョンチャンでのボランティアの皆さん自分たちを誇りに思ってください。
韓国の皆さんも誇りに思うでしょう。
イ・ヒボム会長ならびにピョンチャンオリンピック・パラリンピック組織委員会の皆さんありがとうございます。
皆さんの熱意のおかげで新たな地平線を開いただけでなく新しい記録も作られました。
過去最多の選手、国と地域メディア、放送局と観客が参加したのです。
次の北京のハードルが上がりました。
最後に、ここでピョンチャン２０１８冬季パラリンピックの閉会を告げる時となりました。
世界のパラリンピアンの皆さん４年後に中国の北京に集まりましょう。
北京で再び皆さんの活躍に世界は感動し、感嘆するでしょう。
ありがとうございました。
中野≫ピョンチャンパラリンピックの閉会式ゲストは俳優の風間俊介さんそして陸上競技でパラリンピック３大会連続出場の中西麻耶選手です。
義手の画家ソク・チャンウさんです。
♪〜風間≫格好いい…。
中野≫布が出てきました。
風間≫今、描いてたやつが…。
中野≫「一つになった情熱」と書かれています。
いよいよ聖火が消されるときが近づいてきました。
布が吸い込まれていきます。
風間≫その中に布が入ってるって琴ですね。
中野≫つぼから布を取り出しました。
ステージの上には聖火が映し出されています。
韓国の伝統的な踊りトサルプリです。
悪い気をはらうといわれています。
♪〜中野≫踊るのはヤン・ギルスンさんです。
国内外でトサルプリの踊りを伝えています。
♪〜中野≫この踊りにはピョンチャンパラリンピックを無事に終えて平和の機運が世界に広がることを祈る気持ちが込められているそうです。
風間≫神秘的な力を感じる踊りですね。
中西≫私、今年後厄なんですよ。
ちょっと悪いものをはらってもらっているような気がして。
ありがたくて。
風間≫これからますます大活躍ですね。
中西≫今回のこれいいタイミングではらってもらえたなと思っちゃって。
でも、やっぱりいよいよ聖火が消えちゃうのかと思うとちょっと寂しい気持ちになりますね。
♪〜風間≫聖火のほうに向かっていくんでしょうか。
♪〜風間≫会場全体の悪いものをはらってすべての幸せを願っているような…。
中野≫布を置きました。
聖火が消えました。
風間≫すごいですね。
ヤン・ギルスンさん。
音を結ぶみたいな感じでグッとやったら…。
中野≫ピョンチャンパラリンピックの閉会式もいよいよフィナーレです。
ペ・ヒグァンバンドの登場です。
ボーカルのペ・ヒグァンさんは視覚障害があります。
♪〜中野≫続いて人気と実力を兼ね備えアジアのビヨンセと呼ばれるエイリーさんです。
中西≫風間さんアジアのビヨンセの称号は私、渡辺直美さんのためにあるものだと思ってたのでちょっと悔しいんですよね。
風間≫やっぱり東京の閉会式に期待するしかないですね。
中西≫私はそこに期待したいですよ。
♪〜風間≫盛り上がってますね。
中野≫ピョンチャンパラリンピックも終わりを告げようとしていますけれども風間さん、今大会ずっと取材してきましたけれども振り返って、特にどんなことが印象に残りましたか。
風間≫やっぱり４年に１度の大会に選手たちはすべてをかけてやってきてそれが、もちろん実を結ぶ選手もいればはかなく散っていく選手もいて。
でも、なんていうんですかね厳しさも感動もすべてひっくるめて人々の心には残っていくなって思って。
選手たちにとっては結果の中で生きていると思いますが。
僕が、俳優という仕事をしているのもあるのかもしれないんですがこんなに人の心を動かす力がある選手たちを心から尊敬しています。
中野≫今回挑戦する選手たちの姿挑戦という言葉がよくインタビューでも聞かれましたね。
風間≫緑夢選手がおっしゃっていた挑戦もそうだし。
年齢を重ねている選手たちのこれが最後の挑戦なんだという挑戦も、すべて心に残りました。
中野≫中西さんはこの冬の選手たちからどんな刺激を受けましたか。
中西≫皆さん本当に大活躍でメダル数もソチに比べると増えましたけどでも、裏側ではまだ選手の個人個人がまだ頑張っている最中だというのも少し分かっていただけたらなと。
もちろん応援していただいている企業のある選手もたくさんいますけれどもまだまだ特にアイスホッケーなんかもそうですが個人力で頑張っているところがあるのでこれをまた１つの機会にいろんな方々が応援してくれて。
２０２０年東京もありますからもっとスポーツで日本という国を一緒に盛り上げれたならとも感じました。
風間≫本当に２０２０年に向けてどんどん高めて…。
もっと見たいのは２０２０年の先なんですよね。
中西≫やっぱり、そこで終わるとかじゃなくてこれを１つの機会にどんどん広がってほしいですね。
風間≫堀江選手、立ち上がって盛り上がっています。
中野≫パラアイスホッケーの堀江選手とクロスカントリーの岩本啓吾選手。
その隣には新田のんの選手クロスカントリーバイアスロンに初出場した選手が見えています。
風間さんは新田選手にもインタビューしましたね。
風間≫本当に冬の競技ってどうしてもゴーグルをかけていたりするので選手たちが動いている姿を見るとすごくたくましくて頼りがいがあるように見えたんですね。
実際に試合のときはそうなんですけれども話を聞いてみるととてもかわいらしい女性でそのオンとオフの選手たちのスイッチも改めてすごいなと思いました。
中野≫初出場という経験が次の北京にぜひつながってほしいですね。
いよいよ最後の曲です。
エイリーさんとペ・ヒグァンバンドが一緒に歌います。
♪〜風間≫まさに閉会式らしい雰囲気になってきましたね。
♪〜中野≫日本のアルペンスキー座位の選手たちが見えています。
森井大輝選手、鈴木猛史選手狩野亮選手。
森井選手は滑降で銀メダル。
４大会連続の銀メダルを獲得しました。
座位は、男子はちょっと悔しい結果になりましたよね。
風間≫森井選手にインタビューしたときに最後の滑りを終えたあとどこかすがすがしいんですが何か、そのすがすがしさに切なさも感じて。
勝負の世界の厳しさを改めて感じましたね。
中野≫アルペンスキーですと世界では１０代の活躍も目立ってきて今回は１８歳の金メダリストが２人出たんですよね。
ノルウェーやオランダの選手に聞きますとオリンピック選手と一緒にトレーニングをしているそうなんです。
それが当たり前だというふうに話していました。
中西≫やっぱり夏も冬も通じているのがそこかなと思います。
世界的にレベルが上がってきてるんですけど何をまず最初に始めたかというとオリンピック選手とパラリンピック選手が同じ環境の中で練習をしているというところがまず一歩なのかなというのを感じますね。
風間≫日本でもそうやって練習する場合も出てきているけどもまだまだセパレートされている感じがありますか。
中西≫あるので、やっぱりそういう横のつながりを持つといいますかオリンピック・パラリンピックというものが１つのものとして取り上げられるように変わっていかなきゃいけないのかなというのは感じます。
風間≫こうして、昔は別々にやっていた大会を１つにまとめて名前はオリンピック・パラリンピックとして分けられているけど会場も同じでとなっているんだからもう、そこは分けなくていいですよね。
中西≫やっぱり一緒に手を取り合いながら日本という国にたくさんのメダルを持ってきてスポーツ大国というふうにいわれるところまで本当は成長していけるように変わらなきゃいけない部分もあるんだろうなと思いますよね。
風間≫そして、そのきっかけチャンスは僕らは今、目の前にあるわけじゃないですか。
だから、やっぱり東京２０２０年をのちのち、語られるような特別なものにしたいですよね。
いい笑顔。
中野≫冬季大会史上最多となる４９の国などが参加したピョンチャンパラリンピック。
１０日間に及ぶ熱戦に幕を下ろしました。
このパラリンピックが２年後には２０２０年ですけれども２年後には東京にやってくるということですけど風間≫今、会場に世界中の言葉でまた会いましょうという言葉があふれているんですけどこれはピョンチャンからのメッセージじゃないですか。
次は東京からのメッセージなんだなと感じますね。
中野≫あと２年ですが風間さんはパラスポーツどう盛り上がっていってほしいと感じますか？風間≫もちろんパラスポーツという名前は分かりやすくするために必要なんですけれどもそういう垣根とか、何もなくてスポーツとしてみんなが楽しめる多くの人たちが今日の見た？って話し合えるそんなパラリンピックパラスポーツになっていったらいいなと思います。
中野≫今回も純粋にパフォーマンスに興奮しましたもんね。
中西さんは選手としてはパラリンピックという舞台どう、みんなに楽しんでほしい感じてほしいですか。
中西≫２０２０年東京大会が決まってからパラリンピックも取り上げないといけないよねというような動きが今、大きくなってますけど。
次のステップはこの選手を見に行きたいその選手がパラ選手であるというところにやっぱり選手たちも成長していかないといけないところもあると思いますね。
やっぱり、皆さんに注目していただける魅力のあふれた選手がパラリンピックの中からも出てきてほしいなと思います。
中野≫去年、ロンドンで開かれた世界パラ陸上の走り幅跳びで銅メダルをとりましたけれども現地ではヒーローに会いに来る子どもたちもいたそうですね。
中西≫そこら辺を歩いてた子にどの選手を見に来たの？と聞いたときにしっかりとこの選手を見に来たんだよって答えられる子どもしかいなかったので。
こういうような環境を日本でも作らなきゃなと改めて考えさせられましたね。
風間≫ロンドンも自国開催を経てそうなったわけじゃないですか。
日本も絶対なりますよ。
中野≫そういうふうにしたいですよね。
風間≫楽しみでしかたがない。
中西≫私たち、ここですごくいろんな感情がものすごい込み上げるものがありますけどこれと同じ気持ちに東京２０２０年クロージングセレモニーのときにたくさんの人に感じてもらいたいですね。
2018/03/18(日) 20:00〜21:30
ＮＨＫＥテレ１大阪
ピョンチャンパラリンピック◇閉会式（中継）[多][字]　※副音声は視覚障害者むけ実況

「閉会式」完全生中継▽１０日間の熱戦最終章　次々と生まれたドラマはどんなフィナーレ？東京にこの感動が！東京へのカウントダウン　［延伸のとき以降の番組に変更あり］

詳細情報
出演者
【現地キャスター】風間俊介，【ゲスト】中西麻耶，【キャスター】中野淳

ジャンル :
スポーツ – オリンピック・国際大会
福祉 – 障害者

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード（ステレオ）
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード（ステレオ）
視覚障害者向け
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