今回は、ブルイックラディがリリースする、ポートシャーロット スコティッシュ・バーレイを飲んでみます。
ポートシャーロットとは、ブルイックラディより南に1km進んだところにあるアイラ島の街で、かつてはロッホ・インダールという蒸溜所がありました。
1929年に閉鎖された蒸溜所の跡に、ブルイックラディが倉庫、ボトリング工場を設立しました。
ここで熟成された原酒が、ポートシャーロットの名で販売されています。
実はブルイックラディは、ポットスチルを持ち込んで蒸溜所にする計画もありましたが、残念ながら頓挫してしまいました。
ノンピートモルトを使って、アイラモルトならではの正露丸の香りのするスモーキーさが少ないブルイックラディに対し、ポートシャーロットは スコティッシュ・バーレイは40ppmのヘビーリーピートモルトを採用しています。
では、ストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は黄金色。香りは正露丸の香りが強く鼻へ届きます。
口に含むと、強い正露丸の香りが広がり、その後は黒こしょう、シナモンのスパイシーな香りが続きます。
味わいはアルコールからの辛みがしっかりしており、後から酸味が追いかけます。
ロックにすると、正露丸と共に灰をしっかり感じるほどのスモーキーな香りが現れ、あとからライムのような苦みを伴った爽やかな香りがやってきます。
味わいは、ビターが表に立ち、酸味はひっそりと訪れる印象です。
最後にハイボールにすると、スモーキーさは軽減され、ライム、黒こしょう、シナモンの香りが前面に出てきます。
味わいはほんのりと苦みがあります。
ヘビーリーピートモルトを採用していることと、アルコール度数が50度と濃いことから、ストレートやロックでは強烈な癖を実感できるでしょう。
700mLで、価格は6000円ほど。
<個人的評価>
ポートシャーロットとは、ブルイックラディより南に1km進んだところにあるアイラ島の街で、かつてはロッホ・インダールという蒸溜所がありました。
1929年に閉鎖された蒸溜所の跡に、ブルイックラディが倉庫、ボトリング工場を設立しました。
ここで熟成された原酒が、ポートシャーロットの名で販売されています。
実はブルイックラディは、ポットスチルを持ち込んで蒸溜所にする計画もありましたが、残念ながら頓挫してしまいました。
ノンピートモルトを使って、アイラモルトならではの正露丸の香りのするスモーキーさが少ないブルイックラディに対し、ポートシャーロットは スコティッシュ・バーレイは40ppmのヘビーリーピートモルトを採用しています。
では、ストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は黄金色。香りは正露丸の香りが強く鼻へ届きます。
口に含むと、強い正露丸の香りが広がり、その後は黒こしょう、シナモンのスパイシーな香りが続きます。
味わいはアルコールからの辛みがしっかりしており、後から酸味が追いかけます。
ロックにすると、正露丸と共に灰をしっかり感じるほどのスモーキーな香りが現れ、あとからライムのような苦みを伴った爽やかな香りがやってきます。
味わいは、ビターが表に立ち、酸味はひっそりと訪れる印象です。
最後にハイボールにすると、スモーキーさは軽減され、ライム、黒こしょう、シナモンの香りが前面に出てきます。
味わいはほんのりと苦みがあります。
ヘビーリーピートモルトを採用していることと、アルコール度数が50度と濃いことから、ストレートやロックでは強烈な癖を実感できるでしょう。
700mLで、価格は6000円ほど。
<個人的評価>
- 香り B: 強い正露丸の香り、後に黒こしょう、シナモン。加水でライム。
- 味わい C: ストレートではアルコールの辛さが目立つ。加水ではビターが前に出て、裏から酸味が続く。
- 総評 C: アイラモルトらしい癖を味わえるが、ラフロイグやアードベッグよりも割高なのが玉に瑕。
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