【偏差値47の大学から大阪大学へ編入〜小さな悔しさを忘れずバネにする〜】(武蔵野大学2年/杉崎祐紀)

“大切なのは学歴じゃない”よく聞く台詞だ。

確かに、学歴を声を大にしてひけらかしたり、他人を見下すのはみっともないし、とってもダサいと個人的には思っている。

学歴だけじゃ測れないことは沢山あるからそれが絶対に必要だとは僕も思わない。

でも、それを認めると僕はただただ学歴だけを追い求めていた過去の浪人時代の自分を全否定されているように感じて複雑な気持ちになる。

だけど、たとえ過去の自分を全否定することになっても、そこで手に入れた大事なものは学歴よりももっと大切なものだったはず。

そうやって手に入れた大切なことは決して過去を否定しても消えず、ちゃんと今の自分の血や肉となっている。

彼女が編入しようと決意した理由を聞いた時、浪人時代の自分がちょっと頭の片隅に現れてなんだか懐かしくて複雑な気持ちになったけど、編入試験を乗り越え、変わった自分をイキイキ話す彼女は僕が浪人を通して手に入れた大切なものが自分の血や肉となっているということの答え合わせをしている気がして嬉しくなった。

きっと彼女も編入試験に合格するまでの7ヶ月間で学歴だけじゃなくて、そんなんじゃ測れない大切なものも沢山手に入れたんだろう。


こんにちは、やっちゃん(@0yacchan0)です

今回は FIGURES  Fig.10

偏差値47の大学から大阪大学へ編入〜小さな悔しさを忘れずバネにする〜

記念すべき10人目のインタビューとなりました。

そもそもこのブログ何?って人へ
簡単に言うと情熱大陸の学生ver.みたいなものです。
なんでやってんの?とか具体的なことはこちらをご覧になっていただけると↓
 
 
前回の記事
前回はFIGURES番外編

【全落ちだった僕が1浪して慶應大学に合格するまでの手帳活用法〜明日の自分に期待しない〜】
”明日やろう”とずらし、中々進まない計画をうまく進めるための方法について僕が浪人の時の経験を元に話しています。

 
実際の記事はこちら↓

今回は僕が東進時代に1年間スタッフとして一緒に働いていた後輩の杉崎祐紀さんへのインタビュー。
彼女は、昨年4月から11月まで武蔵野大学に通いながら勉強に励み、編入試験で合格を勝ち取り、今年の4月から大阪大学に編入します。
彼女の大学編入試験受験に至るまでの経緯、過程、そこから学んだことなどを今回は聞いていきたいと思います。 

杉崎祐紀
武蔵野大学人間科学部人間科学科2年
臨床心理学研究室

大学1年に東進ハイスクール南浦和校で担任助手を経験
FIGURES Fig.05で取り上げられた村田菜緒さんの元生徒
大学2年に中央ゼミナールに通い編入試験に臨む。
大阪大学人間科学部人間科学科行動学科目・神戸大学発達科学部人間形成学科心理発達論コースに合格し、今年4月から大阪大学に3年次編入学予定。

最近は心理学以外の学問も勉強したいと思い、社会学や教育学の本を買い読んでいます。

編入試験受験までの期間は?

やっちゃん
杉崎さん、お久しぶりです!編入試験を受けるという噂は聞いていましたが、蓋を開ければ大阪大学に合格。この1年間はかなり自分を追い込んで取り組んできたと思います。今日はその話を詳しく聞かせてください。
杉崎さん
会うのは一年ぶりですね。インタビューしていただいてありがとうございます。今日はよろしくおねがいします!
やっちゃん
僕はたまたま噂で杉崎さんが編入試験で大阪大学に合格したと聞いたんですけど、実際にはいつからいつまで編入試験受験のために勉強していたんですか?
杉崎さん
勉強の記録はスタディプラスに全部残っているんです。これによると大学2年の4月5日から最後の大阪大学受験の11月6日までなので約7ヶ月間ですね。ただ、予備校選びなどの事前準備は大学1年生の10月頃からちょっとずつ始めていました。

やっちゃん
予備校に通ってたんですね!僕の知り合いで大学の編入試験を受けている子が杉崎さんしかいないので当時のスケジュールなどを詳しく聞かせてもらってもいいですか?
杉崎さん
はい、予備校は色々と体験授業をして決めました。実際に大学2年生の4月からは大学に通いながら週5日間予備校に通っていました。

やっちゃん
今まで所属していた武蔵野大学の単位もしっかり取らないといけないんですね。予備校の頻度も受験勉強レベル。大変そうだ…
基本的には大学の後、予備校に行く感じですか?
杉崎さん
そうですね、午前中に大学行って、そのあと予備校に通う感じです。18時ぐらいから予備校の授業だったので予備校の授業の履修に合わせて大学の履修を組んでいました。大学がない時も基本的には自習室を利用していたのでほぼ毎日予備校にはいたと思います。基本的にテストで使う英語、心理、小論文、面接の勉強をしていました。

やっちゃん
す、すごい…
ほとんど受験生と同じようなスケジュールですね。先ほど、スタディプラスに勉強の記録を残しているとのことでしたが、この7ヶ月間の勉強時間などの記録も残っていますか?

杉崎さん
あ、残ってますよ!これが私が実際に記録してたデータです。↓

 

やっちゃん
え、えげつなくないですか?これ、トータルで7ヶ月間で何時間勉強したんですか?
杉崎さん
合計すると約1800hくらいだと思います笑。
やっちゃん
1800h!?それだと7ヶ月間毎日約8.6h勉強していることになりますよ??大学に通いながら受験生と同じぐらい勉強しているじゃないですか。確かに、杉崎さんは東進の生徒時代、スタッフ時代から頑張り屋でしたがまさかここまでとは!!
杉崎さん
自分でも最後に計算した時は驚きました笑。7ヶ月間で息抜きのために休みを取ったのも二日間だけだったと思います。

やっちゃん
7ヶ月間で休みが2日!?最強のブラック企業みたいじゃないですか笑。そもそもどうして編入試験を受けようと思ったのかとても気になります。


今週の大学生





小出紘大くん

明治大学 政治経済学科4年

2年の冬に「さみしい人/弱い立場の人をなくす方法を探るため、議員インターンシップに参加。
協賛企業だったMicrosoftの社員さんと話すなかで「自分のやりたいことはITでできる」と思いたつ。

3年の夏から4年の冬にかけて、Loco Partners、Origami、SUSANOO(Etic)にインターン生として参加。

現在は、SUSANOOで学んだ「最小仮説検証」「不完全でもとりあえずやってみる」ということばを胸に、パートナー事業の立ち上げ、恋愛メディアの製作に取り組む。




身近なロールモデルを見つけよう

あの人みたいになりたい、アドバイスが聞きたい、相談したい!そんな身近なロールモデルとなる先輩大学生を紹介していきます。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

慶應大学に通う1995年生まれの4年生。学生時代は東進ハイスクールで担任助手として活動する。現在はがん細胞の転移を抑制するという目標の下、週6でタンパク質の研究をしている。NPO法人JUKEでもちょっとだけ活動。時間的にバイトができないので今はメルカリで生計を立てている。いらないもの募集中!通学時間が片道2時間かかるのでその時間でブログとメルカリやっている。