漫画を無断でネット上に公開する「海賊版サイト」(リーチサイト)を巡り、菅義偉官房長官は3月19日の記者会見で「政府として、サイトブロッキングを含めて現在あらゆる方策の可能性を検討している」と述べた。関係省庁と連携し、早急に対策を講じるという。
菅官房長官は「わが国の漫画やアニメはクールジャパンを代表する重要なコンテンツであり、担い手であるクリエイターの手元に入るべき収益が奪われることは、コンテンツ産業の根幹を揺るがす事態となりかねない」と考えを示した。
海賊版サイトを巡っては、日本漫画家協会が2月、「全く創作の努力に加わっていない海賊版サイトなどが、利益をむさぼっている」と批判する声明を出した。17年10月に運営者が逮捕された海賊版サイト「はるか夢の址」では、被害額が1年間で約731億円に上っていたとの試算もある。
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