Vive Proはヘッドセット単体で94,000円、4月6日発売 通常版Viveは値下げ
HTC NIPPON株式会社は、VRヘッドセット「Vive Pro HMD」の国内販売を4月6日に開始することを発表しました。希望小売価格は税抜94,000円(税込101,520円)です。今回発売されるVive Proは「Vive Pro HMD(アップグレードキット)」すなわちVRヘッドセット単体での販売となり、トラッキング用のベースステーションやコントローラーなどは付属しません。
さらに同社は今日付けで現行版「HTC Vive」の価格を77,880円(税込84,110円)から64,250円(税込69,390円)に値下げすることに加え、「Viveトラッカー」の後継モデル「Viveトラッカー(2018)」を、3月23日以降発売することも併せて発表しています。
Vive Proとは
「Vive Pro」は、PC向けVRヘッドセット「HTC Vive」の上位機種です。従来のHTC Viveと比較してディスプレイの解像度や装着感、オーディオ機能などが向上しており、VRへの没入感をより高めるアップグレードが行われています。
HTC ViveとVive Proを比較した記事はこちらです。
注目の新型VRヘッドセット「Vive Pro」現行版と性能を比較
今回のVive Pro HMD(アップグレードキット)はHMD単体での販売となるため、HTC Viveを所持していない場合、Viveコントローラー2つ、ベースステーション2台の追加購入が必要となります。Vive Pro HMD、Viveコントローラー2つ、ベースステーション2台の価格は合計で税込150,110円となります。
Vive Proとコントローラー等のセット販売について問い合わせたところ、HTC NIPPONからは「ノーコメント」とのこと。今後の展開に期待したいところです。
現行版Viveは値下げ、税込70,000円弱に
HTC NIPPONは現行版「HTC Vive」の価格改訂を発表しています。これまで税抜77,880円(税込84,110円)だったところ、税抜64,250円(税込69,390円)に変更。1万円以上の値下げとなります。こちらは3月19日付で順次適用されます。また、改訂後の価格で購入した場合、Viveportのサブスクリプションが2ヶ月分無料で提供されます。
Viveトラッカーの後継モデルも販売開始
HTC Viveのアクセサリである「Viveトラッカー」は、さまざまな物体に取り付けることができ、装着した物体の位置を正確にトラッキング、現実世界にVRのモノを持ち込むことができます。
Viveトラッカーは2017年末から2018年にかけて在庫切れが続いており、供給回復は2018年3月中旬~下旬頃となる見込みでしたが、このたび後継モデルとして「Viveトラッカー(2018)」が発売される運びとなりました。
Viveトラッカー(2018)は、今後展開予定となっている新型のベースステーション(ベースステーション2.0)にも対応しています。Viveトラッカー(2018)は3月23日以降、順次販売を開始する予定です。希望小売価格は現行モデルと同様、税抜11,574円(税込12,500円)となります。
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