会社を経営し30年 「宇宙刑事ギャバン」大葉健二さんは今
当地で開催された世界的オタクイベント「CCXP17」に参加。2人のブースには長蛇の列ができ、イベント予定を変更せざるを得ないほどの盛況ぶりだったそうだ。
■光るレーザーブレードは蛍光灯だった
さて、愛媛県松山市の自然豊かな町で育った大葉さんは、子供のころは「段々畑を跳んだりはねたり、木に絡んだツルでターザンのまねをして遊んでいた」という。
「高校は働きながら夜学に通いました。そのころ、ドラマ『キイハンター』を見て、千葉真一さんのファンになったんです。同級生がプロダクションのオーディションを受けたと聞き、僕も受けてみようと。憧れの千葉さんと仕事ができたらと、夢を抱きながら、東京行きの列車に乗りました」
71年に上京後、千葉さんが設立したジャパンアクションクラブ(JAC)の第1期生募集に応募。オーディションの審査員には千葉さんのほか、野際陽子さんら、そうそうたる顔ぶれが並んでいた。