うちの兄はアラフォーで高卒でニートやっていて今も無職なダメ人間、しかも腹違い。
年の差はあれど幼いころから遊び相手で暴力的なこともなく自己中なところもあったけれど色々と楽しかった。
実家は裕福ではなかったので兄が無理して大学へ進学しなかったからこそ自分が東京の私大へ進学できたってのもある。
正直結婚式に兄を呼ぶのに抵抗なかったかといえば嘘になるし、もう少し何とかという気持ちもなくはなかった。
兄は一人暮らしで貧乏だけれど淡々と生きている感じのようで、どうやって生活しているのかもよくわからない。
そんな中、父が倒れ母も調子を崩し兄が面倒見てくれることになった。
片道一時間かけて実家に通ってあれこれ処理してくれているらしい。
それらを処理して定期的に報告も入れてくれる。
実家は裕福ではないので頑張っても見返りがあるわけではないし、兄からすれば母は義理の親でしかないし母方の祖母もそうだ。
でも当たり前のように面倒を見て押しつけがましくもなく金銭的援助も求めずこなしてくれる。
自分しかいなければ見捨てるか仕事を辞めてサポートするしかなかった。
恐らくどちらを選んでも後悔していたであろう選択。
それをせずに済んだので兄には感謝しかない、それと共に家族内にフリーハンド的な人材がいるのはとても有意義かもしれないと感じた。
いわゆる遊びであったり余剰であったり溜めであったりそういう存在の有難み。
何事に関してもぎりぎりで回すって長期的にみると非合理的なのかもしれない。
いいこと言うじゃん
長嶋有の小説に、そんな立ち位置の弟が登場するよ。 兄弟姉妹は、いいよな。
家庭内にフリーハンドの下り、共感する。専業主婦だけど、毎日色々家族の用事を代行してるよ。急な呼び出しや届け物なんかにも対応できる。
本日の創作増田
多分そのお兄さんめっちゃ借金してるから増田も返済頑張ってね 適当なことぬかして放置している増田が悪いんだから