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第十五話:回復術士は王と戦う
ジオラル王と向かい合う。
少し意外だったのは俺を部下に勧誘したこと。
娘二人を殺した男を誘うなんて、よほど娘に対する愛情がないのだろう。
フレイアとエレンが可哀そうだ。
彼女たちが、あそこまで性格がねじ曲がったのはこういうことが関係しているのかもしれない。
もっとも、だから許すなんてことはないのだが。
俺は俺から奪う奴を許さない。どんな事情があろうと関係ない。
そいつの行動だけがすべて。
この男も復讐対象だ。
ジオラル王国の象徴にして、傲慢な王。
一周目、糞みたいな人生になった発端はこいつだ。だから、俺はこいつのすべてを奪って、むごたらしく殺してやる。
「愚かな。【癒】の勇者ケアルガ。……拒んだところで、我が力で傀儡になるだけだと言うのに。【砲】の勇者のようになぁ」
俺を嘲るジオラル王の言葉を聞いて、口角を釣り上げる。
やっぱり、こいつは頭が悪い。
【砲】の勇者が、自我を保っていることに気付いてもいない。
さっさと処分してやる。
「いくぞ、みんな。こいつを殺して世界の平和を取り戻す。……ジオラル王を倒せば、この無意味な魔族との戦争が終わる!」
高らかに建前を歌い上げる。
だが、嘘ではない。
すでに、魔族はイヴが魔王になり、イヴを使えば思い通りに操れる。
あとはジオラル王国の頭にフレイアをすげれば、この世界は俺の思うがまま。
とくに私欲はないが、俺が楽しく暮らすためには、世界は平和できれいなほうがいい。
「ええ、必ず倒すわ」
「全力で援護します!」
「ん。がんばる」
クレハ、フレイア、セツナ。
それぞれに、気合が入っている。
それでいい。気を引き締めないといけないと即全滅してしまう相手だ。
中身は小物だが、さっきの黒いのっぺらぼうよりもさらに強い。
なにせ、本体だけあって瘴気の濃度が桁違いだ。
グレンの炎があってもまともにやりあえば勝てないかもしれない。
だが、手はある。
先代魔王は自らに寄生した存在に打ち勝つために研究をしてあり、その記憶を俺は得ている。
実際のところ、それを使えば先の黒いのっぺらぼうは楽に倒せた。
それをしなかったのは、対応策を敵に知られて、対応策の対応策を練られないようにするために。
切り札とは、最後の最後まで切らないから切り札足りえる。
ジオラル王の体が膨れ上がり、黒い触手が全方位に飛び出してくる。
「まったく、初手からそれか。とっくに人間を辞めているようだな」
俺とクレハは剣で弾き、残りの三人はフレイアが作った土の壁に隠れてやり過ごす。
重い一撃だ。
触手の一本一本が超一流の剣士が放つ渾身の一撃に匹敵する。
「フレイア!」
「わかってます!」
フレイアにはあらかじめ指示を出している。
その指示とは徹底的に奴の動きを止めること。黒い力を持つ相手をはいくら傷つけたところで再生する。
氷漬けにして動きを止めるのが一番いい。
次々に氷弾の雨が降り注ぐ。
並の魔術士なら見た目通りの効果しかない。
だが、フレイアの魔術は違う。
弾丸が触手に突き刺さると同時に、内に込められた冷気が爆発的に解放されて凍り付く。
いくつかの触手が止まったことで距離を詰めやすくなった。
「ご主人様、いくの!」
「そこから出るなよ。でたら守ってやれない」
俺の胸元からグレンが顔を出している。
グレンは子ギツネモードで俺の服の中にいた。
こいつの炎がないとろくにダメージを与えられない。この大物相手なら剣にまとわせた炎も、一太刀ごとに消えてしまう。前線にグレンがいないと、スムーズな張り直しができない。
前線でもっとも安全な場所はここだ。
前に出ても俺のそばにいれば守ってやれる。
『愚か、愚か、愚か』
黒いぶよぶよの塊になり、声帯も失ったジオラル王は思念を送ってくる。
そんな姿になってまで力を得ようとするほうがよほど愚かだと思うが、それは価値観の違いだろう。
特大の氷槍が黒いぶよぶよの本体に突き刺さる。
しかし、氷の力が解放される前に飲み込まれてしまった。
内側から凍ることもない。
「あの中身は、どうなっているんだ」
「わからないわ。でも、危険ね」
再び、再生した触手を横っ飛びで躱しながら、やつの様子を伺う。
「グレン、限界まで炎を剣に纏わせろ」
「わかったの!」
グレンの力が剣を多い、剣の耐久力を度外視したレベルで燃え上がる。
そして、剣を振りかぶって投げる。
矢のように剣が突きささり、飲み込まれた。
奴は何の痛痒も見せない。
「クレハ、あれに近づくな。浄化の炎を纏った剣ですらあれだ。飲み込まれるだけだ」
「……そのようね、あれをどうやって倒せばいいのかしら」
俺たちは距離を保って防戦一方になる。
ときおり、距離を詰めた状態でグレンが浄化の炎を放つことで多少のダメージを与えることができているが、決定打にはならない。
想像以上の化け物のようだ。
「やれやれ、何度当てても効かない。グレンの炎って案外しょぼいんだな」
「あれがすごすぎるだけなの! 海を松明で蒸発させようとしているようなものなの!」
面白いたとえだ。
また、襲い掛かる触手を受け流す。
幸いなことに触手には吸収機能がないらしい。
「一つ、名案がある」
「聞いてあげるの」
「全力で炎を纏うグレンをぶん投げて、あいつに飲みこませ、グレンが内側から焼き尽くすっていうのはどうだ? おまえの力が神獣にふさわしいものなら勝てるぞ」
我ながら名案だ。
なにせ、ことあるごとに神獣とドヤ顔するグレンだ。
きっと、あんな化け物ぐらい焼き尽くすだろう。
「死ぬの! 無理なの! あんな中に入ったら、即死なの!」
「ちっ、ダメか」
名案が没になった。
わがままの多い子ギツネだ。
なら、別の手を使うしかないか。
「とにかく、グレン。焼石に水でも隙を見て炎を放ち続けろ」
「がんばるの!」
こうして、俺が盾になりながら少しずつ削ろう。
攻めの手を使うにも、隙を作らないといけない。
あれを使うには時間がかかる。
それにはフレイアの力が必須だ。
しばらく、氷槍の雨がやんでいる。
小技では効果が薄いと考えたフレイアが大技を放つための溜めを作っている。
分厚い土壁の向こうから爆発的な魔力の高まりを感じる。
それにジオラル王も気付いたようだ。
先端がとがり、ひと際大きな触手が土壁に伸びていく。
分厚く魔力で強化された土壁でも、あの触手なら貫きかねない。
反射的に手を伸ばす。
俺の腕に触手が突き刺さり方が外れるほどの衝撃が襲うが、かろうじて踏ん張る。
そして……。
『きひひひひ、捕まえた』
「俺を侵食しているのか!?」
体内に黒い瘴気が流れ込んで来て、這い上がってくる。
即座に腕を切り落とし、【自動回復】が発動する。
切り落とした腕をみると、真っ黒に染まり、黒い騎士と同じものになっていた。
あと数秒、遅ければ俺もああなっていた。
『惜しい、惜しい、我々の仲間になれば良かったものを』
「……お断りだ」
今の腕の再生で、かなり体力を奪われた。
だが、その甲斐あってフレイアは守れている。
魔力の高まりが止まり、そして、フレイアの声が高らかに響く。
ようやく、大技が完成してようだ。
「第七階位魔術【氷獄牢】」
分厚く透明な氷壁が四方から黒いぶよぶよの塊を包む。
なるほど、直接凍らそうとしてもすべて飲み込まれるなら氷で囲んでしまえばいいというわけか。
それもただの氷じゃない。
概念的な氷結を意味する魔氷。金をも超える硬度を持つ絶対防壁。
第七階位魔術は伊達じゃない。
ジオラル王、全身かららせん状にとがらせた触手を伸ばして氷を中から割ろうとする。
凍り付くのと、氷を砕くのと、どちらが早いか競走になると息を飲んでいれば、さらに二度、フレアは同じ魔術を放ち、氷は分厚く、氷結の力はさらに強くなる。
内側で暴れるジオラル王の動きが目に見えて鈍くなる。
三重の絶対防壁。
こんな芸当フレイアにも不可能なはず。
よく見ると、フレイアの構える杖についた宝玉が光っていた。おそらく、魔術をストックしておく能力を持つのだろう。【神造武具】にフレイアが持たせた機能というわけか。
これを使えば、大魔術の三連射もできる。
「ケアルガ様、動きは封じました」
「よくやった。これなら、とどめをさせる」
ここまで、温存し続けた切り札。
おそらく唯一の有効打にして、俺にしかできない有効だ。
ジオラル王は氷結に抗いながら、氷の牢獄を砕こうと暴れている。
この三重の檻を砕くと同時にぶちかますとしよう。
俺の【癒】の勇者の力の極致を。
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