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レジェンド 作者:神無月 紅

秋に向けて

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1674話

「ふーんふふーん、ふーんふふー」

 海賊船から出て来たレイは、機嫌良さそうに鼻歌を歌っていた。
 それがどれだけ珍しいのかというのは、恐らく海賊達では理解出来ないだろう。
 いつも一緒にいるエレーナ達であれば、レイがいつも以上に上機嫌なのは理解出来ただろうが。
 そんなレイが引っ張るロープには、手首を結ばれた男の姿がある。
 それが誰なのかというのは、海賊達も大体予想出来ていた。
 だが……それでも、やはり信じたくなかったというのが正しいのだろう。
 この海賊団を率いるお頭なのだから、それは当然だ。
 お頭が捕らえられた海賊達の士気が下がるのは、どうしようもない。
 だが……レイがここまで機嫌が良いのは、別に海賊達のお頭を捕らえたからではなく、そのお頭が持っていたマジックアイテムを入手出来たからだ。
 残念ながら使い捨てなので、何度も繰り返し使うということは出来ないが、それでも男が使おうとした物以外にも、船の中には同じようなマジックアイテムが五十個近く残っているのを発見し、既にミスティリングに収納している。
 与えた衝撃によって出てくる煙の量が違うというのは、レイにとって……そしてセトに乗っているレイにとっても、大きな意味を持つ。
 普通の人間でもある程度の煙が出るのだから、レイの力で思い切り叩き付ければ、どれだけの煙が出てくるのか、想像も出来ない。
 また、セトにのって高度百mの高さから……もしくは、より高い高度からマジックアイテムを地上に投げつけた時は、どれだけの煙が出てくるのかは全くの不明だった。
 もっとも、それだけの高度から狙った場所にマジックアイテムを落とせるのかといった問題もないではないのだが。

「お頭……俺達の力が足りないばかりに、すまねぇ……」
「先代、申し受けない。俺達は若を守ることが出来なかった」

 海賊の一人が、レイに引っ張られている男を見て、それぞれに無念そうに言う。
 そんな海賊達の姿を見て、鼻歌を止めて呆れの視線を向ける。

「海賊なんてやってれば、いずれ捕まるのは当然だろ。そんなに捕まりたくなかったら、海賊じゃなくて……それこそ冒険者や漁師でもやってればよかったものを」

 幾ら海賊達が自分達の力不足を嘆いたり、先代……レイが捕まえている男にお頭を譲った相手に詫びても、それでこの連中が海賊をやっていたということが消える訳ではない。
 こうして捕まるのが嫌なのであれば、それこそ海賊なんて真似をしなければいいというのが、レイの正直な感想だった。
 もっとも、こうして捕まってしまった今となっては、何を言っても遅いのだが。
 海賊達もそれを理解しているのか、レイの言葉と……何より、自分達のお頭が捕らえられたことに、絶望の表情を浮かべている者も多い。

「さて、取りあえずこれで収納出来るだろ」

 呟き、レイは船に触れて……次の瞬間、その船は姿を消す。

「なっ!?」

 レイに捕らえられていた男は、いきなりの光景にただ唖然とするしかない。
 外で捕らえられていた他の海賊達は、もう一隻の船がレイのミスティリングに収納される光景を見ていたので、今回の一件でも驚いたことは驚いたが、それでも最初に見た時より驚きは小さい。
 それに対し、レイが捕らえた男は船が消える――ミスティリングに収納される――のはこれが初めてだったこともあり、大きく目を見開き、ただ唖然とするしかない。

「ほら、驚いてないでお前もこっちに来い!」

 そう告げ、男を縛っているロープを引く。
 レイの力に抵抗出来る筈もなく、男は驚愕の表情を浮かべたまま引っ張られていく。

「グルルルゥ!」

 そんなレイに向かって海賊達を見張っていたセトが嬉しそうに鳴きながら近づいていく。
 当然そうなれば、レイに引っ張られている男もセトを見ることになり……船が消えたのと同じか、もしくはそれ以上に男が驚愕する。

「なっ、なっ、な……」
「ほら、驚くのは後でも出来るだろ。今はこっちに来い」

 半ば無理矢理引っ張られていった男は、そのことに苛立ちを覚える。
 男にしてみれば、船の中ですごしているといきなり襲撃されたようなものだ。
 それも、自分の仲間達は既に全員捕まっている。
 そのうえ、いざという時の切り札のマジックアイテムも全て奪われ、ロープに縛られて船の外に出てみれば自分がたった今まで乗っていた船が消え、そしてグリフォンなどという高ランクモンスターがいる。
 そんな有り得ない出来事に驚いていれば、こうして無理矢理ロープを引っ張られるのだ。
 とてもではないが、それで不満を抱くなという方が無理だった。
 もっとも、男が幾ら不満を抱こうとも、レイがそれに構うようなことはなかったのだが。
 そうして男を他の海賊達の下に連れて行き、他の海賊達のロープに繋ぐと、レイは次にやるべきことを考える。

(まず、こいつらが隠しているお宝の類を確保して……問題は、どうやってこいつらをあの漁村まで連れて行くかだよな。セトに運ばせるか? ロープで縛られているんだから、そのロープをセトに持って貰えれば……)

 そう考えるも、ロープで結んだ状態で海賊達を連れていけば、当然セトに捕まえられている上の方にいる者には、下の者の重みが加わる。
 数十人近い人数の重みが加われば、普通なら間違いなく死んでしまうだろう。

(けど、ここからあの漁村までは、セトの速度ならそれこそすぐ隣といった感覚の距離だ。それくらいなら、何とか我慢……出来ないか。ああ、でも数人ずつなら何とかなるか?)

 実際、これだけの人数をあの漁村に運んでも、それをどう対応するのか……どこかに縛るにしても、ここにいる全員を一気に連れていくような真似をすれば、間違いなく漁村は混乱する。
 そうであるのなら、数人ずつ連れていった方が漁村の方でも混乱しないのは間違いなかった。

「よし、それでいいか。難しく考えるのも面倒だし」

 呟くレイの言葉に、それを聞いた海賊達が一瞬震える。
 今のレイの言葉で、自分達をどうするのか決めたのだと、そう理解したからだ。

「お前達をどうやって陸地まで運ぶか迷ってたんだが、そのままロープで縛られた状態で数人ずつセトに運んで貰うことに下。……良かったな、空を飛ぶなんて経験、普通ならまず出来ないぞ」

 レイの言葉は決して嘘ではない。嘘ではないのだが……今のような状況でグリフォンに運ばれていくような状況で喜べと言われても、喜べる筈がない。

「待て! 待ってくれ! このまま連れていくだって!? そんな真似をしたら、下手をしたら死ぬぞ!」
「じゃあ、死なないように頑張れ。人間、頑張れば結構なんでも出来るんだぞ?」

 レイが捕らえた男が叫ぶが、レイはそれに対してあっさりとそう返す。
 冗談でも何でもなく、レイが言ってるのは本気だと理解したのだろう。男は頬を引き攣らせ、何とかレイに妥協して貰えないかと考える。
 海賊をしてきた以上、奴隷になるのはもう諦めた。
 だが、それでも……奴隷にすらなれず、何の意味もなく死んでしまうような真似は、どうにかしたかった。

(何とかならないか。何とか……何とか……父さんの頃から仕えてくれた連中を、何の意味もなく殺させる訳にはいかない。何とか……)

 必死になって考えていた男は、不意に自分の持っていたマジックアイテムを手にしたレイが非常に上機嫌になっていたことを思い出し、叫ぶ。

「取引だ!」
「……取引? 今更お前達が、俺にどんな取引を持ち掛けるつもりだ? お前達は奴隷として売り払われることが決定してるんだぞ?」

 その台詞だけを聞けば、明らかにレイは悪役以外の何者でもない。
 だが、そんな状況にも関わらず、男はレイに向かって堂々と口を開く。

「お前が俺達を倒した以上、俺達が貯め込んだお宝の類も当然お前に所有権が移る」
「まぁ、そうだな」

 盗賊が持っていたお宝は、その盗賊を討伐した者が所有権を得る。
 勿論元の所有者が分かっている物に関しては、優先的に買い取り交渉をしたりもするが、そのようなことは滅多にあることではない。
 そして、海賊もまた盗賊の一種である以上、そのお宝の所有権は討伐した人物……この場合はレイにあるのは言うまでもなかった。
 その状況でお宝を用いての取引とはどのようなことをするのか。
 そう視線で尋ねるレイだったが、男の方はそんな視線を向けられていても全く動じた様子がない。

(戦闘よりも交渉が得意なタイプなのか? まぁ、それでも海賊のお頭を出来るくらいの強さはあったが)

 目の前の男が口を開くのを待ちながら、レイは男の様子を観察する。

「あんたが調べたかどうかは分からないが、俺達が住んでいる家にお宝の類は隠していない」
「そうだな。見たところ、何もなかった」

 正確には生活用品の類は色々とあったが、お宝の類はなかったというのが正しい。

「お宝は、色々な場所に隠してあるからな。見つけるのは、幾らグリフォンを仲間にしているお前でも難しいと思う。だが……もし俺達を連行する時に、さっき言ってたような乱暴な手段ではなく、穏当な手段で運んでくれたら、その隠し場所を教える。どうだ?」
「そう言われてもな。……正直なところ、お前達を穏当な手段で運ぶというのはかなり面倒臭いんだよ。無意味に時間を掛ければ、それこそお前達がどうにかして逃げ出したりする可能性があるだろ?」

 ここで、もし男が逃げない! と口にしても、それを信じられるかと聞かれれば、レイは即座に否と答えるだろう。

「お前が何を心配しているのかは分かるけど、お前がどこかに消した俺達の船を使わせてくれれば、問題なく陸地まで全員が移動出来る。勿論、俺達が逃げないように安全ととして、身体の一部をロープで縛ってくれてもいい」
「……そんなことをしたら、そもそも船を動かすことが出来ないんじゃないか?」

 身体の一部と男は言ってるが、ロープで縛るとなれば考えられるのは足か腕といったところだろう。
 腕を縛られれば船を動かす操作に支障が出るのは間違いないし、足を縛れば海の波に揺れて非常に危険だ。
 だが、男はレイの言葉にふふん、と自慢げに笑みすら浮かべて見せる。

「俺達がその程度でどうにかなると思ってるのか? こう見えても、船の操縦には自信があるんだ」

 その告げる様子は、レイから見てもまったく嘘という風には思えなかった。
 勿論海賊の言葉全てを信じるなどということはしないが、それでも男の言葉通りのことが半分でも出来るのであれば、漁村まで移動するのにそこまで苦労はない筈だった。

(どうする? お宝の類は出来れば今のうちに回収しておきたい。けど、それを信じて……いや、他の海賊達の様子を見る限りだと、この男に絶対の忠誠……って訳じゃないが、自分達が守らないといけないと、そう判断しているのは間違いない。なら……)

 素早く頭の中で考えを纏めると、レイは笑みを浮かべて男に話し掛ける。

「分かった。それでもいい。ただし、お前はいつでも俺が殺せる位置にいて貰う事になるぞ? 当然お前達が下手な真似をすれば、お前の命はない。それでもいいのか?」

 軽く殺気を込めた視線を男に向けながらそう告げてレイの言葉に、男は即座に頷いた。

「分かった、それでいい」

 そう言いながらも、男の膝が隠しようもない程に振るえているのが、レイの目からはしっかりと確認出来る。
 そして当然の如く、そんな男の様子は他の海賊達にもきちんと見える訳で……

「若、いけねえっ!」
「そうだ、若の命をそんな奴に預けるなんて真似は、しちゃいけねえっ!」

 その声を始めとして、他の海賊達も男に思いとどまるように叫ぶ。

(これだと、傍から見れば俺が悪者じゃないか? ……俺、漁村の連中に頼まれて海賊の討伐に来ただけの筈なんだけどな)

 今の自分の様子を客観的に見た場合、事情を知らない者であれば殆どの者が自分を悪役と見なすのではないか。
 そんな風に思いながらも、レイは口を開く。

「まぁ、お前が納得するのならそれでもいい。……言っておくが、俺の隙を突いて逃げるなんて真似が出来ると思うなよ? これでも一応、腕が立つ方だしな」

 レイの技量で腕の立つ方というのは、過小表現も甚だしい。
 だが、一定以上の強さがあるというのは間違いない以上、言ってることは決して間違っている訳ではないのだ。

「……分かった。それでいい。お前達も大人しくしてくれ。俺はこの海賊団のお頭で、お前達を率いている身だ。そうである以上、お前達の為に出来ることがあるのなら、どうにかする必要がある。……分かってくれ」

 そう告げる男の言葉に、他の者達もそれ以上は何も言えなくなる。
 こうして話は決まり、レイは男の提案を呑むことにするのだった。

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