何回かこのブログでも名前を出しましたけど、荒木和博という人物がいます。
で、この人の書いているブログが、かなりひどい内容なのでご紹介します。
古い記事で恐縮ですが
>今月はこの地域を2度訪れたのですが、海岸に立って「どうやったら守れるだろうか」と考えると背筋に寒気を感じます。日本の法律ではゲリラ侵入の通報があればまず警察が出るわけですが、相手が機関銃を持っていようとRPG-7を持っていようと警察は相手が撃たない限り発砲できません。幸か不幸か自衛隊は全く手遅れになってから大仰な決断の上に出ていくのでしょうが、福井にあるのは鯖江の施設部隊だけです。
つまり警官が何の手出しもできずに何人も射殺されあるいは爆殺され、多数の住民が殺害されてしまうということです。政府は後で、「いかに迅速かつ適切な対処をしたか」という作文を作り、「二度とこのようなことが繰り返されないように」と盛大な慰霊祭でもやるのでしょう。
あまりに時代錯誤と誇大妄想がすぎませんかね。
まず、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が建国されて今年で61年です。お伺いしますけど、北朝鮮の工作員によって「つまり警官が何の手出しもできずに何人も射殺されあるいは爆殺され、多数の住民が殺害されてしまうということです」なんてことが生じた事例があるんですかね? 韓国だったらともかく、日本でそんなことが起きたなんて話、聞いたこともありませんけど。
断っておきますと、北朝鮮が韓国に攻め込んで朝鮮戦争が勃発したのが1950年、ゲリラを送って韓国大統領府を襲ったのが1968年、ビルマ(ミャンマー)でテロをおこしたり、大韓航空機を爆破したのが80年代です。ずいぶん昔の話です。しかもこれは韓国相手の事件でして、日本にはそこまであからさまな行為はしていません。そりゃそうです。そんなことをしていたら、旧社会党だってあのような親北朝鮮(朝鮮労働党)政策を取れたわけがありません。
荒木のような人にとっては非常に残念なことかもしれませんが(笑)、北朝鮮だってそんなに対外的に無茶苦茶なことをする時代ではありませんし、できる時代でもありません。金日成も金正日も、そんなに頭の悪い人たちではありません。これからの北朝鮮は、核兵器カードなどの戦略をとるということです。
しかし荒木みたいな人の頭の中では、北朝鮮というのは赤化統一路線(爆笑)を絶対維持しているということになっているみたいです。さすがにこんな頭の悪い意見がそうそう支持を得るとも思いませんけど、ちょっとひどすぎますよね。
この記事の話ではありませんが、さらにひどいのが、拉致被害者救出のために自衛隊を動員しろという彼の主張です。
たとえばこちらの記事の
>防衛省に対し北朝鮮の地理情報集積、邦人保護次元の拉致被害者への対応を求める。
というくだりや、こちらの記事の
>拉致問題に話を戻す。拉致被害者は主権侵害によって我が領土から奪われた国民、居住者(在日朝鮮人や他国の国民も日本から拉致されていると推定されている)や騙されて北朝鮮に渡り帰れなくなった人々である。日本が国家の意思を示して実力で取り返すのは当然のことである。なぜ民社協会の民主党所属議員は国会の中で「拉致被害者奪還のために政府は自衛隊を使うべきである」と主張できないのか。それこそが民主党を責任政党たらしめる道ではないのだろうか。
一体全体、どうやって(いるとされている)拉致被害者の居住地を特定しようというのでしょうか。自衛隊なんか導入したって万が一にも拉致被害者の救出なんか無理です。ていいますか、そもそも自衛隊の出動なんか、天地がひっくり返ったって実現するわけないじゃないですか。馬鹿もいい加減にしろというレベルの主張ですが、でも頭の悪い人の中には、「そうだ、自衛隊を出せ」と賛同する人もいるんですかね。
さて、先ほど引用した記事では、誇大妄想な恐怖をさんざんあおったくせに、この人の本音は、どうやらそれを待ち望んでいるみたいです(爆笑)。
前にも記事にしましたが、こちらの記事をお読みください。
>アメリカが朝鮮半島に軍事力を行使する可能性は、もはやジンバブエがアイスランドに侵攻する可能性より低いのではないでしょうか、直接ミサイルでも撃ち込まれれば別ですが。もういい加減「自分でやらなければ」と心に決めるときではないかと思います。まだ分からないのなら、金正日に頼んでまたミサイルを撃ってもらいましょうか。
一言、「馬鹿」。
なに考えてんでしょうね、この人。かなり頭がいかれています。
と、上のところまでは前に書いていて、時期をみて発表するつもりだったのですが、これはひどいという記事を(この男のブログではしょっちゅうですが、それにしてもです)見ましたので引用します。
>「金大中事件のときに殺しておけばよかったんだ」
数年前、私がお世話になった韓国のある大学教授のこの言葉を聞いたときはさすがにどきりとしました。扇動家的な人ではなく、冷静な視点でものごとを分析する方でしたから。
死者に鞭打つべきではない、というごく優等生的な感覚からすれば、民主化の闘士であり、大統領も務め、南北関係の改善に寄与したことを賞賛するべきなのかも知れませんが、私はどうしてもこの人を評価することができません。自らがノーベル平和賞をもらいたいがために、膨大な韓国民の血税を使い、何も変わっていない北朝鮮を変わったと勝手に解釈して、金正日体制の延命に力を貸してきた人です。そのおかげでどれだけ沢山の北朝鮮の民衆が死に追いやられたことか。
これ正気の文章ですかねえ。荒木が金大中氏を批判するのは仕方ないし、そんなことをどうこう言う気もないですが、これ荒木の本音では、金氏が韓国情報機関によって殺されればよかったと考えているとしか私には読めないんですけど。
心の中でそう考えても、さすがに普通はこんなことを(いくらブログとはいえ)書きませんよねえ、まともな人間なら。
少なくともぎりぎりオフレコでの話でしょう。この男には、最低限の倫理感覚すら欠けるような気がします。
荒木の本業は大学教授です(いや、本業は反北朝鮮活動家および極右活動家か)。こいつに何の「学問業績」があるのか知りませんし、東中野修道だって「大学教授」なんですから、それこそ大学教員なんてピンからキリまでいるというレベルの話でしかありませんが、ちょっとこれは、土井たか子が在日だとかいう最低の差別話を書いた某大学教授(あれ、こいつ荒木と同じ大学の教員じゃないですか)に匹敵する代物ですね。
荒木は大学院でゼミを持っているそうですが、どんなことやっているんですかね。興味があります。というわけで、荒木のゼミ生の方がこの記事を読んでいただく可能性は、
>ジンバブエがアイスランドに侵攻する可能性より低い
かもしれませんが、ぜひ「内部告発」してくれませんかね? そうしたら、これはこんな面白いものはないくらい興味深い様々なことが明らかになりそうです。ぜひお願いします。
なお、荒木や東中野に敬称などつける気はまったくしないので、略します。
で、この人の書いているブログが、かなりひどい内容なのでご紹介します。
古い記事で恐縮ですが
>今月はこの地域を2度訪れたのですが、海岸に立って「どうやったら守れるだろうか」と考えると背筋に寒気を感じます。日本の法律ではゲリラ侵入の通報があればまず警察が出るわけですが、相手が機関銃を持っていようとRPG-7を持っていようと警察は相手が撃たない限り発砲できません。幸か不幸か自衛隊は全く手遅れになってから大仰な決断の上に出ていくのでしょうが、福井にあるのは鯖江の施設部隊だけです。
つまり警官が何の手出しもできずに何人も射殺されあるいは爆殺され、多数の住民が殺害されてしまうということです。政府は後で、「いかに迅速かつ適切な対処をしたか」という作文を作り、「二度とこのようなことが繰り返されないように」と盛大な慰霊祭でもやるのでしょう。
あまりに時代錯誤と誇大妄想がすぎませんかね。
まず、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が建国されて今年で61年です。お伺いしますけど、北朝鮮の工作員によって「つまり警官が何の手出しもできずに何人も射殺されあるいは爆殺され、多数の住民が殺害されてしまうということです」なんてことが生じた事例があるんですかね? 韓国だったらともかく、日本でそんなことが起きたなんて話、聞いたこともありませんけど。
断っておきますと、北朝鮮が韓国に攻め込んで朝鮮戦争が勃発したのが1950年、ゲリラを送って韓国大統領府を襲ったのが1968年、ビルマ(ミャンマー)でテロをおこしたり、大韓航空機を爆破したのが80年代です。ずいぶん昔の話です。しかもこれは韓国相手の事件でして、日本にはそこまであからさまな行為はしていません。そりゃそうです。そんなことをしていたら、旧社会党だってあのような親北朝鮮(朝鮮労働党)政策を取れたわけがありません。
荒木のような人にとっては非常に残念なことかもしれませんが(笑)、北朝鮮だってそんなに対外的に無茶苦茶なことをする時代ではありませんし、できる時代でもありません。金日成も金正日も、そんなに頭の悪い人たちではありません。これからの北朝鮮は、核兵器カードなどの戦略をとるということです。
しかし荒木みたいな人の頭の中では、北朝鮮というのは赤化統一路線(爆笑)を絶対維持しているということになっているみたいです。さすがにこんな頭の悪い意見がそうそう支持を得るとも思いませんけど、ちょっとひどすぎますよね。
この記事の話ではありませんが、さらにひどいのが、拉致被害者救出のために自衛隊を動員しろという彼の主張です。
たとえばこちらの記事の
>防衛省に対し北朝鮮の地理情報集積、邦人保護次元の拉致被害者への対応を求める。
というくだりや、こちらの記事の
>拉致問題に話を戻す。拉致被害者は主権侵害によって我が領土から奪われた国民、居住者(在日朝鮮人や他国の国民も日本から拉致されていると推定されている)や騙されて北朝鮮に渡り帰れなくなった人々である。日本が国家の意思を示して実力で取り返すのは当然のことである。なぜ民社協会の民主党所属議員は国会の中で「拉致被害者奪還のために政府は自衛隊を使うべきである」と主張できないのか。それこそが民主党を責任政党たらしめる道ではないのだろうか。
一体全体、どうやって(いるとされている)拉致被害者の居住地を特定しようというのでしょうか。自衛隊なんか導入したって万が一にも拉致被害者の救出なんか無理です。ていいますか、そもそも自衛隊の出動なんか、天地がひっくり返ったって実現するわけないじゃないですか。馬鹿もいい加減にしろというレベルの主張ですが、でも頭の悪い人の中には、「そうだ、自衛隊を出せ」と賛同する人もいるんですかね。
さて、先ほど引用した記事では、誇大妄想な恐怖をさんざんあおったくせに、この人の本音は、どうやらそれを待ち望んでいるみたいです(爆笑)。
前にも記事にしましたが、こちらの記事をお読みください。
>アメリカが朝鮮半島に軍事力を行使する可能性は、もはやジンバブエがアイスランドに侵攻する可能性より低いのではないでしょうか、直接ミサイルでも撃ち込まれれば別ですが。もういい加減「自分でやらなければ」と心に決めるときではないかと思います。まだ分からないのなら、金正日に頼んでまたミサイルを撃ってもらいましょうか。
一言、「馬鹿」。
なに考えてんでしょうね、この人。かなり頭がいかれています。
と、上のところまでは前に書いていて、時期をみて発表するつもりだったのですが、これはひどいという記事を(この男のブログではしょっちゅうですが、それにしてもです)見ましたので引用します。
>「金大中事件のときに殺しておけばよかったんだ」
数年前、私がお世話になった韓国のある大学教授のこの言葉を聞いたときはさすがにどきりとしました。扇動家的な人ではなく、冷静な視点でものごとを分析する方でしたから。
死者に鞭打つべきではない、というごく優等生的な感覚からすれば、民主化の闘士であり、大統領も務め、南北関係の改善に寄与したことを賞賛するべきなのかも知れませんが、私はどうしてもこの人を評価することができません。自らがノーベル平和賞をもらいたいがために、膨大な韓国民の血税を使い、何も変わっていない北朝鮮を変わったと勝手に解釈して、金正日体制の延命に力を貸してきた人です。そのおかげでどれだけ沢山の北朝鮮の民衆が死に追いやられたことか。
これ正気の文章ですかねえ。荒木が金大中氏を批判するのは仕方ないし、そんなことをどうこう言う気もないですが、これ荒木の本音では、金氏が韓国情報機関によって殺されればよかったと考えているとしか私には読めないんですけど。
心の中でそう考えても、さすがに普通はこんなことを(いくらブログとはいえ)書きませんよねえ、まともな人間なら。
少なくともぎりぎりオフレコでの話でしょう。この男には、最低限の倫理感覚すら欠けるような気がします。
荒木の本業は大学教授です(いや、本業は反北朝鮮活動家および極右活動家か)。こいつに何の「学問業績」があるのか知りませんし、東中野修道だって「大学教授」なんですから、それこそ大学教員なんてピンからキリまでいるというレベルの話でしかありませんが、ちょっとこれは、土井たか子が在日だとかいう最低の差別話を書いた某大学教授(あれ、こいつ荒木と同じ大学の教員じゃないですか)に匹敵する代物ですね。
荒木は大学院でゼミを持っているそうですが、どんなことやっているんですかね。興味があります。というわけで、荒木のゼミ生の方がこの記事を読んでいただく可能性は、
>ジンバブエがアイスランドに侵攻する可能性より低い
かもしれませんが、ぜひ「内部告発」してくれませんかね? そうしたら、これはこんな面白いものはないくらい興味深い様々なことが明らかになりそうです。ぜひお願いします。
なお、荒木や東中野に敬称などつける気はまったくしないので、略します。
この国の最高学府とはこんなものなんでしょうか?
稚拙な感想、お許しを。
まあ、かの大学は昔から香ばしい(笑)ということで。
当地S県でも、T島=D島の件で、地元S大の名誉教授が「日本の領有権は怪しい」と言っているところ、S県庁はわざわざ拓大から学者を呼んで研究チーム作ってますけんね。
「拓大、下野なう」になって~、おねがい!
でわ。
それにしても
>金大中事件のときに殺しておけばよかったんだ
とはすごいですよね。まあ脳みその程度のわかる発言です。
T島=D島も、いかにもですね。