「ふしぎな森のふしぎ先生」のブログの終わりに際して

 皆様、11年以上にわたり掲載させていただいたブログ「ふしぎな森のふしぎ先生」 これを持ちまして終わる事といたしました。

 30年以上前のある日、「先生、ガチャピンの先生になってくださいませんか」と一本の電話からおつきあいが始まりました。
 以来、「ポンキッキーズ」を通して、自然との遊び方を一緒に考えたり、沖縄県西表島を始め、全国あちこちを回って自然体験をしたり、子どもたち100人とお母さんを連れてグアムに行ったり、宇宙ロケットに乗る企画をたてたりと、今思えば楽しい事ばかりでした。

 そして2007年から始まったこのブログも11年も経ちました。季節ごとの自然の不思議さを伝えようと書き続けてきました。
 毎回の素敵なブログの挿絵は、京都嵯峨美術大学観光デザインを卒業したデザイナーである古田裕樹さんに、写真はアマチュア写真家の羽柴馨さんに担当していただきました。
 長い間おつき合いいただきありがとうございました。

 最後に、自然のトピックを、17年間書き続けて感じたことをメッセジーとしてお伝えし、終わりとしたいと思います。

〇 私たちは多くの生き物達によって生かされていると言う事。小さな生き物から大きな生き物まで、様々な生き物達の生きる努力の上に私たちが生き続けられていると言う事実です。

〇全ての生き物は100%快適な環境に生きてはいない。お互いに不便さを享受しあって生きているという事です。このことが、互いに生きる世界を作っていると言う事です。

〇 生き物は日々変わっていく環境に必死に適応して生きようと努力しており、様々な知恵を出し、他者との関係を自分で変革しながら生き続けている努力家であるということです。

〇生き物の最大のミッションは、どうしたら子孫を残せるのか、子孫にどんな環境を用意したら成長する事が可能なのかを常に考え努力し、行動しているという事です。


 ぜひ皆さんも生き物との触れ合いを通じて、「子どもたちのための未来を作っていくための知恵」を学び取ってください。
またどこかでお会いできる日を楽しみにしています。
 Facebookには真板昭夫で出ていますので、何か聞きたい事がありましたら、何時でもご質問くださいね。

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2018年3月12日 08:00 | | コメントを読む (0) | コメントを書く