「泣く」ことは人間の大事な感情の一つですが、年を重ねるにつれて「最近泣いていないな」という方も多いのではないでしょうか。
そこで「GEO」で映像プロモーションを担当している方に、大人も思わず素直に泣いてしまう感動映画を紹介してもらいました。
GEOおすすめの感動映画「最強のふたり」
スラム出身の無職の青年ドリスと、パリの豪邸に住む首から下が麻痺した大富豪フィリップ。ドリスが失業手当目当てに受けたフィリップの介護者面接をきっかけに、性格も環境も正反対のふたりが育む友情を描いた傑作です。
いわゆる「泣かせ」演出といった大げさなシーンは一切なく、人生と友情の素晴らしさをストレートに描いた結果、大きな感動が生まれます。
悲しいから泣く映画ではなく楽しいから、嬉しいからこそ、泣いてしまう最高にポジティブな映画です。
▼見どころシーン
大富豪フィリップの大好きなクラシック音楽を聞かされた後「俺の番だ!」とばかりにソウルミュージックをかけてドリスが踊り狂うシーンは最高です!
笑い合うふたりの表情は、まさに人生を楽しんでいる瞬間の顔そのもの!微笑ましいベストシーンです。
GEOおすすめの感動映画「エール!」
田舎の牧場を営むベリエ家は、長女ポーラ以外全員耳が聞こえないが仲の良い家族。そんな両親と弟を支えるポーラには、歌の才能が秘められていました。
「奇跡の歌声」を持つ長女ポーラと、その歌を聞くことができず才能が計り知れない両親…。互いに衝突しながらも絆を深めあう様子を、ユーモアを交えて贈る大感動作です。
歌声が素晴らしい映画は数多くありますが、淀んだ心を一瞬にして浄化してしまう魔法のような映画は本作くらいです。
仕事やプライベートで、精神がどんよりしてしまっている人におすすめの映画です。
▼見どころシーン
フランスで歌手としても活躍するポーラ役ルアンヌ・エメラの歌唱シーン全てが必見です!
GEOおすすめの感動映画「レ・ミゼラブル」
貧困の社会で悲惨な運命に晒される中、たった一人で娘のために生き抜く男の姿を情熱的なタッチで描いた傑作ミュージカル。
日本でも興行収入58.9億円を叩き出し公開時には社会現象になりましたが、まだ観ていない人がいれば確実に観て欲しい世紀の傑作です。
ほとんどのミュージカル映画は演技と歌声を別に撮り(録り)ますが、本作は同時録音(生声)。不条理な物語とは裏腹に、自らの心情を歌いあげるシーンの美しさが格別に際立ち、無条件に感動を呼び起こします!
心にドーンとくる直接的な感動を求める方には、特におすすめしたいです。
▼見どころシーン
「グレーテストショーマン」などで有名なヒュー・ジャックマンは元々歌が上手そうですが、共演の「グラディエーター」などで有名なラッセル・クロウの歌唱シーンには、最高級の驚きがあります。
あんなにマッチョなダンディ親父ですが、めちゃくちゃ歌が上手い!実は元々バンドもやっていたラッセルです。
GEOおすすめの感動映画「ファミリー・マン ある父の決断」
上昇思考が高く出世を目指しバリバリ仕事をこなすビジネス・マンが、息子の病気をきっかけに少しずつ変わっていく姿を「仕事と家庭の両立」というテーマのもとに描いたヒューマンドラマです。
「仕事」か「家庭か」。永遠に議論され続けるテーマを、仕事=ビジネス・マン、家庭=ファミリー・マンという二つの視点から捉えながらも、小難しさは一切無く非常にわかりやすいストーリーです。
しかも随所に感動を用意しているという点で、全体的なクオリティが高い映画といえます。
▼見どころシーン
夫婦の口喧嘩のシーンは、テーマそのものを物語っています。
GEOおすすめの感動映画「アイアン・ジャイアント」
頭も良くて好奇心旺盛だけれど、まわりと馴染めない少年の唯一の友だちは謎の巨大ロボット。しかしその正体は大量破壊兵器だった…。
「Mr.インクレディブル」のブラッド・バードが初監督した、少年と巨大ロボの友情を描く号泣必至の感動作です。
子ども向けと思いきや、実は大人を唸らせる深いシナリオが特徴の映画です。
ただのロボットアニメではなく、科学と人間の関係やアイデンティティの確立などが裏のテーマとして盛り込まれており、世界中の批評家が大絶賛した作品。
アニメ界のアカデミー賞と呼ばれるアニー賞9部門を受賞しています。老若男女、世代を問わず愛され続ける不朽の名作です。
▼見どころシーン
少年がロボにスーパーマンの漫画を見せるシーンは必見です。「スーパーマンは君と同じで凄い力を持っているけど、正義のためにしかその力を使わないんだ」とロボに教えます。
国家の存続さえ脅かす「兵器」と思われているロボが「スーパーマン」として自我に目覚める様の伏線です。
思いっきり泣いた後は、気持ちがすっきりしますよね。
GEOがおすすめする感動映画で思いっきり涙を流したら「明日もまた頑張ろう」と気持ちが前向きになりそうです!