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【芸能・社会】

V6森田剛・宮沢りえ結婚 16年8月蜷川さんの舞台で初共演

2018年3月17日 紙面から

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 V6森田剛(39)と女優宮沢りえ(44)が16日、結婚を発表した。森田は初婚。宮沢は再婚で、2016年に離婚が成立した前夫との間に8歳の娘がいる。

 2人はこの日、連名で報道各社にファクスを送り、「本日3月16日に私共は結婚いたしました」と報告。「これからは家族としてお互いを支え合い、刺激し合いながら、豊かに、大切に時を重ねていきたいと思います。そして、表現者として志高く歩んでいきたいと思っております」と新たな生活への決意をつづった。なお、宮沢の所属事務所によると、宮沢は妊娠していない。

 宮沢は日本を代表する女優のひとりで、数々の映画、舞台に主演。今年の日本アカデミー賞では司会を務めた。

 森田はV6のメンバーとして活躍する一方、近年は個性派俳優として評価を高めている。

 そんな2人が出会った切っ掛けは、2016年8月、蜷川幸雄さん(同年5月死去)が演出する予定だった舞台「ビニールの城」での共演。森田が人形しか愛せない男、宮沢が彼の愛を懸命に求めるビニ本のヌードモデルを演じ、切なく美しい愛を表現。プレッシャーがかかる舞台での魂をぶつけ合った熱演は、上演を果たせず他界した蜷川さんへの最高の追悼となると同時に、2人の距離を縮めた。

 その年の10月、「週刊新潮」で交際が報じられたのを皮切りに、おしのび旅行やゴルフ練習所でのキスなど、隠そうとしない熱愛ぶりがたびたび報じられていた。

 V6で結婚するのは森田が4人目で、いずれも妻は女優。昨年12月23日に岡田准一(37)と宮崎あおい(32)が結婚したばかりで、ジャニーズでは異例の結婚ラッシュとなった。

◆メンバーから祝福のコメント

 V6メンバーの井ノ原快彦(41)と三宅健(38)が祝福のコメントを寄せた。

 井ノ原「出会った頃、まだ中学生だった剛がついに結婚。感慨深いです。これからも森田剛らしく、人生を大切に! そしてV6としてファンのみなさんと共に走り続けていきましょう! ご結婚おめでとうございます」

 三宅「僕たちが出会った頃、お互いまだ10代でしたね。長年ずっと連れ添った君がついに決断の日を迎えたんですね。なんだか、うれしくもあり、寂しくもあります。僕はこれまで通り君の幸せを常に願っています。素晴らしい伴侶と人生の良き旅を! そして、彩り豊かな日々が剛の才能をより輝かせることを祈っています。そして、これからもたくさんのファンの人たちに支えられていることを日々大切に共に頑張っていきましょう!」

◆FC会員と報道各社にカード

 森田はこの日、ファンクラブ会員に封書で結婚を報告するとともに、報道各社にもグリーティングカードを送った。カードには「これからも今まで以上に真摯(しんし)に仕事に邁進(まいしん)していく所存でございます」などと意気込みをしたためている。

<森田剛> 1979(昭和54)年2月20日生まれ、埼玉県出身。1995年、V6のメンバーとしてCDデビュー。97年、NHK大河ドラマ「毛利元就」で主人公の少年期を演じる。2005年、劇団☆新感線の舞台「荒神~AraJinn」に初主演したのを皮切りに、話題の舞台に次々と出演。11年には舞台「金閣寺」のニューヨーク公演を成功させた。16年の初主演映画「ヒメアノ~ル」では狂気をはらんだ殺人鬼役が話題になった。V6としてはデビュー20周年イヤーに入った14年から3年連続でNHK紅白歌合戦に出場。1997年から10年以上続いたTBS系バラエティー「学校へ行こう!」は当時の中高校生の絶大な支持を集めた。

<宮沢りえ> 1973(昭和48)年4月6日生まれ、東京都出身。小学6年生から芸能活動を始め、87年「三井のリハウス」のCMで注目を集める。17歳での「ふんどしカレンダー」や、18歳でのヘアヌード写真集「サンタフェ」など常に話題を提供。「りえママ」と呼ばれた母親(故人)との二人三脚ぶりも有名に。現貴乃花親方との婚約と破局を経て、一時健康状態が危ぶまれたが、2002年の映画「たそがれ清兵衛」などで本格女優として開花。14年の映画「紙の月」で東京国際映画祭最優秀女優賞に輝いた。蜷川・野田秀樹作品など舞台でも活躍。私生活では09年に元プロサーファーの男性と結婚、長女をもうけたが、長年にわたる離婚協議の末に16年3月離婚成立を発表した。

 

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